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和書 492178 (54)



原子力 総合科学技術への道
販売元: 日本電気協会新聞部

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原子力タイムトラベル
販売元: ERC出版

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原子力と環境 (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

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「原子力と環境」というタイトル。そしてオビの「グリーンピース創始者の転向」というアオリ。確かに本書は無責任な環境原理主義を厳しく批判し、現実的な視点から原子力の可能性と再生エネルギーの限界を明確にしています。
太陽光や風力などの再生エネルギーは確かに有望ですが、開発を大幅に進めたとしても、今現在火力発電所や原子力発電所が担う電力の一部しか満たすことはできず、「気まぐれ」なため、そのバックアップに多額の資金を要します。急速な供給能力の伸びを考慮したとしても、火力・原子力のサポートなくして我々のエネルギー需要を支えることはできません。
脱原子力を目指していたアメリカや欧州(フランスなど)は既に方針を転換。原子力発電を整備し、廃棄物を適正処理するための体制を整えつつあります。著者は、日本はエネルギーに関する危機意識が薄く、対策は対処療法的で常に後手に回っているとしています。

ただし、本書の大半は著者自身の環境論であり、反原子力への批判はその一部に過ぎません。また、アメリカの環境主義者、政策決定者における環境政策論の成熟振りを紹介して日本の無策を批判する場面もありますが、いわゆる「上澄み」だけ見ているような気がします。日本の温暖化対策の現状については、『京都議定書は達成できるのか』(平凡社新書)の方が高密度に書き込まれていて批判も鋭く、参考になります。

タイトルと内容があっておらず、他書に比べて「論」が多く「証拠」の密度が低いので、星二つ減点とします。




原子力と環境の経済学―スウェーデンのジレンマ
販売元: エネルギーフォーラム

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原子力と共存できるか
販売元: かもがわ出版

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原子力と人類―現代の選択
販売元: リベルタ出版

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原子力とどうつきあうか―JCO臨界事故体験 (ちくまプリマーブックス)
販売元: 筑摩書房

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 著者は、炉物理では著名な阪大名誉教授で、黒ぶち眼鏡をかけたお茶の水博士という風貌で、元原子力学会会長である。
 今では風化してしまったかのような感さえする、東海村のJCO臨海事故の、当時原子力安全委員会の委員だった著者によるドキュメント・タッチの記録である。あの事故は、ほんとうはどうだったのかと期待して読んだ。

 しかし、読んでいて歯切れが悪いのでいらだってくる。一体、何を書きたいんだという気分になってくる。
 公職から解放されても、業界、学会とのしがらみが強いようで、事故の原因についての考察は何もなかった。ただ、時系列の記録だけ。

 原子力の今後についても、これといった建設的な意見はない。核融合についても、ご自分も阪大で中性子工学関係の講座をもっていながら、今後50年は無理だろうと、他人事のようにいい、展望はまったく描けていない。
 
 同じくしがらみはあるはずの、東北大名誉教授で日本原子力産業会議会長だった、首都大学東京学長の西澤潤一氏とは、好対照である。「闘う独創技術」の西澤氏はズバズバ言うので、なるほどと教えられるので好きだけど、この著者はそういう性格でもない。
 考えてみたら、本のタイトルも「どうつきあうか」なんて幽霊みたいで、さっぱり内容がつかめないから、内容もそんなものか。
 結局、出版価値は、著者の退官記念出版で、教え子、学会や業界の関係者に買ってもらう本だったようだ。

 ただ、私は東海村の隣の日立市に住んでいることもあって、感動的な場面があった。
 事故の収束後も、まだいくらか残る放射線の影響が民家に及ぶのを防ぐため、東海村の原研・サイクル機構などの原子力の関係者が自発的に、土嚢(ドノウ)を積み上げる奮闘作業の場面で、著者が「こんなことは、事故を発生させたJCOにやらせればいいのではないか」という意見に対し、

 「この仕事はどこに頼まれたから、やっているのではない。だれの命令で動いているのでもない。
 東海村の村民の信頼をつなぎ止めるためには、今自分たちがやれることなら、どんなんことでもやらなければならない。その一つがこの仕事だと思ってやっているのですから、黙って見ていてください」

 と言い返す場面には、感動した。職業人のモラルを感じた。そうだ、今も日本はこの人たちに支えられているんだと思った。
 これを知っただけでも、隣市に住む一住民として、東海村の原子力関係者を信じられると思った。
 この本に価値があるとすれば、東海村の原子力関係者の奮闘の知られざる記録ということであろう。
 この場面を中心に、わたしは『プロジェクト X 』の題材にできるんじゃないかと思った。




原子力と人間―闇を生む光
販売元: 菁柿堂

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 原子力問題というと、どこか自分からは遠い問題と思いがちですが、
この本では、対話形式でわかりやすく、また難しい理論に走りすぎていません。
中学2年生くらいなら理解できそう。。
 私のような幼い子を持つ身としては、読みやすく、飛ばし読みしても
ある程度理解できてありがたいです。これからの世の中、原子力問題を親が理解し、
正しく子供に伝えていけたら、、とおもいます。




原子力と民主主義―現場からのメッセージ
販売元: 第一書林

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チェルノブイリは警告する (原子力読本―高校生の平和学習のために)
販売元: 東研出版

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