和書 492182 (275)
環境の豊かさをもとめて―理念と運動 (講座 人間と環境)
販売元： 昭和堂
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地球と文明の画期 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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文化遺産の保存と環境 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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文明の危機 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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森と文明 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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歴史と気候 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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論文集の形をとっているが、鋭い考察や、なかなかの名論説、以外な名文も多く、珍しい図版資料などが豊富に掲載されている。10ページ程度、長くても14ページの全17章が、多彩な時代、地域を扱っている。この長さであるため、論文程深い論述ではなく、さわりの部分を紹介した、各種論説紹介パンフレットの色彩が強い。肩が凝らない程度に、気軽に視点を変えた歴史分析にふれることができる。この点が、本書最大の価値と言える。
少し紹介すると、例えばササン朝と初期イスラム期の南イラクの水路地図。Adamsの研究は、本書が無くては、永遠に知ることが無かっただろう。紀元639年と742年の唐の州別人口密度地図の比較。西嶋定生氏「秦漢帝国」所収前後漢の郡県別人口密度地図と比べてみると面白い。渤海日本間使節の季節分析、アンコール朝、マヤ、チベット、古代オホーツク、ヴァイキング、長岡京、古代から20世紀に至る１世紀毎の韓国気候変動表など、ヴァラエティに富んだ対象は、どこから読んでも楽しめる。
中でも何度も読み返したのは、林俊雄氏「フン族あらわる」。簡潔な記載の中に、フン族登場の歴史記録から、最新考古学状況を踏まえたラストの仮説に至る論述は、スリリングであり、鮮やかな印象をもたらした。氏のフン族の論述は、興亡の世界史「スキタイと匈奴」にも一部流用されているが、本書の切れ味にはかなわない。もちろん、文章は読者との相性もあるが、論述であるにも関わらず、氏の文章に酔わされて、何度も読み返した。値段は高く、各編優劣あるが、世界を広めてくれた付加価値の高い良書である。安易な文明論に陥らず、気候と歴史の関係に関する地道な研究と新たな視点と知見が得られます。
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海と文明 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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環境倫理と環境教育 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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環境危機と現代文明 (講座 文明と環境)
販売元： 朝倉書店
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公衆衛生を住民の手に―公衆衛生と「地域保健法」
販売元： やどかり出版
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