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和書 492182 (312)



自然再生―持続可能な生態系のために (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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自然に人の手を入れずに放置するだけでは。もう生物多様性は守れない。また、日本の水田・里地・里山からなる人の営みと強く関わる豊かな生態系は、耕作放棄等で人の営みが失われることにより壊れてしまう。こうした点から、生物多様性の保護は、人が積極的に自然に働きかける必要があるとし、自然保護の重要な視点を提供している本。英国の農村が生物多様性を保護し景観を守っていることにより、訪れる人で賑わっているp.116-140ことを紹介し、日本の地域振興にも重要な視点を提供。しかし、「市場経済上は採算がとれなくても、水田を安全な主食も生産できる「環境水田」と位置づけ健全な生態系として再生していくp.112」ために農家に負担を強いるには、生物多様性の重要性の根拠が弱いと思う。消費者と農家が手をとりあってそれを可能としていく実践については、同著者編の「水田再生(家の光協会)」に書かれているので、併読がオススメ。




自然再生―釧路から始まる
販売元: ぎょうせい

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自然再生事業―生物多様性の回復をめざして
販売元: 築地書館

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鷲谷教授は、「自然再生」というテーマで何冊も書かれている、この道の権威です。本書でも霞ヶ浦のアサザプロジェクトを中心に、広く深く自然再生を紹介していらっしゃいます。
自然再生は、試行錯誤と実験と共同のコラボレーションであり、トップダウン方式の事業運営が通用しないものです。
アサザプロジェクトは、ボトムアップで中心がなく、緩やかな連携でありながら各主体を同じ方向に向かせることに成功しており、実際に霞ヶ浦の植生が回復するなどの成果を挙げています。
また、周辺の学校での環境教育の推進や荒れた里山の回復にも一役買っており、雇用にもいい影響を与えるなど、正に社会の好循環を生み出す好事例だといえましょう。

ただ、鷲谷教授のどの本でもアサザプロジェクトが紹介されています。本書が一番詳しいのですが、注目点があまり変わらないのは減点対象かなと思いました。
また、霞ヶ浦以外の事業も若干紹介されていますが、ちょっと取り上げ方が弱いのではないか、と思います。
他に詳細に報告できる事例が、若しかしたら、ないのかもしれませんが、それなら海外の事例を詳報するなど、工夫していただきたいものです。




自然再生推進法と自然再生事業
販売元: ぎょうせい

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自然システムを利用した水質浄化―土壌・植生・池などの活用
販売元: 技報堂出版

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題にもありますように、自然の土壌や藻類を利用した水質浄化について記述されています。
元々、アメリカの本ですので、日本に適合しない点もありますが、汚水が浄化される仕組みについて、よく理解できると思います。

この本の対象は、大学や大学院において、今後、水処理関係に進もうとする学生にとっては、良い参考書となると思います。薬品に依存した水質浄化ではなく、自然の力でも水は綺麗になることが学べます。

昨今、環境が問われる中、ダム貯水池や湖の水質悪化も例外ではありません。ダム貯水池や湖の水質を改善するための何か良いヒントがこの本にはあるような気がします。




自然浄化処理技術の実際―地域環境の保全 (ニューエンジニアリングライブラリー)
販売元: 地人書館

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自然浄化処理技術の実際―地域環境の保全 (ニューエンジニアリングライブラリー)
販売元: 地人書館

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自然生態修復工学入門―荒廃した里山を蘇らせる
販売元: 農山漁村文化協会

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大学テキスト 自然地理学〈下巻〉 (大学テキスト)
販売元: 古今書院

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植生地理学 (自然地理学講座)
販売元: 大明堂

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