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和書 492184 (177)



糖尿病テキスト―正しい知識と食事療法の実際
販売元: 南江堂

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糖尿病の食事指導マニュアル
販売元: 医歯薬出版

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糖尿病の食事療法
販売元: 真興交易医書出版部

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特定保健用食品の開発戦略―トクホ開発・許可取得必携
販売元: 日経BP社

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動物タンパク質食品
販売元: 朝倉書店

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内分泌かく乱化学物質と食品容器
販売元: 幸書房

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何を「食」べれば安全か!―肉・魚・野菜 消費者に隠されてきたタブーとは
販売元: 青春出版社

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 食に関する様々な問題を耳にするたび、日本もかつては農業国だったのに、今ではすっかり、生産者と消費者の溝が開いてしまったんだなあ、とつくづく考えてしまう。吉本隆明は、農業と工業の桎梏というテーマはもう古いと宣うが、私は決してまだ終わっていないと思う。結局、食品というものが、郊外の田んぼや畑でお百姓さんが汗水たらして生育/収穫してくれた「食べ物」から、どこかで顔も見えない悪徳資本家が、利益を生むために工場で生産する「工業製品」に変貌してしまったからだろう。

 だいぶ昔の話だが、地元の農家の団体で、りんごの通販産直のお手伝いをさせてもらったとき、上記のような考えが私の中で醸造された。
 たとえば、リンゴには、自然に表面がヌルヌル/テカテカしてくる、「油上がり」という現象があるのだが、それをして、「ワックスを塗っている」と苦情をよこす「顧客」。だいたい、ゲンブツを見せて販売する訳でもないのに、何故に表面を飾らねばならないのか? 常識的合理的に考えれば、ワックスでないくらい判断できようものなのに。
 そうかとおもうと、リンゴをただ丸ごと搾った果汁100%のジュースに対して、皮も一緒だと農薬も混入するからとキャンセルしてくる、いいとこのオバサマ...。普通に散布していれば、日光で分解してしまいます。
 こういった人たちは、質の悪いクレーマーではない。むしろ、ある程度知識や素養があり(会話の感じでは比較的経済的に上層の人?)、日頃、健康や環境問題に留意している、プチ市民主義者であると、自他ともに(?)任じているような感じの御仁ばかりなのである。
 食品の偽装など悪いことをするのは、半分は企業の責任だが、半分は愚かな市民(消費者)の、固定観念に裏打ちされたおろかな消費要求なのである。たとえば、りんご農家は、大きいリンゴが高く売れるとなれば大きいリンゴを作ろうとするし、赤いりんご、左右均整のとれたりんご、粒の揃ったりんご、虫喰いのないりんご...とにかく、消費者が求めるものを作ろうとする。その過程で、無理を通そうとすると、道理が引っ込んでしまう。
 本書を読んで、「食品消費者」の皆さんは、一度頭を冷やしてみるべきだろう。
 マルクスの資本論に従うなら、米も肉も野菜も、みんな「商品」である。しかし、何らかの事情でぎりぎり欠乏した場合、この「商品」からは「交換価値」が消失してしまう。そうなれば、貨幣よりも携帯よりも地デジTVよりも、お米の方が、生きるためには必要だからである。第三次産業の発達によって、どこのブランド米がおいしいか、どこのスーパーで安く売っているか、情報はいくらでも入手することはできるが、インターネットを通じてお米を無から造りだすことは不可能だ。




肉骨粉処理入門Q&A
販売元: サンライフ企画

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美味学 (21世紀の調理学)
販売元: 建帛社

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臨床調理学 (21世紀の調理学)
販売元: 建帛社

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