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和書 492192 (45)



ひらめきはどこから来るのか
販売元: 草思社

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 月刊「草思」に2000年5月号から1年間、「考える力はどこからくるか」というタイトルで連載した原稿をまとめたもの。
 サイエンス・ライターとしての著者の本は、大ファンと言うほどではないが、それなりに信頼してほとんど読んできた。でも、この本はやはり、物足りない。
 ただし、無内容な本だとは思わない。「考える」ことを「考える」というテーマの難しさが理由だろうか? 攻めあぐねている、とも思えるし、いやいや、この遊歩的な感覚こそ著者が本書で説いている「考える」姿勢そのものではないか、とも思える。
 本書全体を通じての著者の力点は、拙速・単純化を戒め、むしろ「わからなさ」に耐え続ける作法を説くことに置かれている。「ひらめき」は当て込むものではない。私たちに出来るのは、「ひらめき」を阻害する要因(例えば情報過多)を注意深く取り除き、「わからなさ」に粘り強く付き合い続けることばかりだ。上に「遊歩的」と形容したのもその点で、著者は「考える」という営みの核心だとか本質だとかを論じて明快な理論を立てたりせず、この不思議の周囲をグルグル歩き回り続けるわけなのだ。
 しかしもう1点。本書に漂う微妙に憂鬱な雰囲気が、あとがきに書かれた2人の死に関わっているとも思える。創造的思考のプロセスをリハビリテーション理論に重ね合わせ、「ひらめき」を「受容」の観点から解釈しようとする著者の試みは、そのまま、近しい人の死の痛手から回復しようとする著者の自分語りではないか、という印象はある。
 考える力の根源には、死があるのかもしれない。




現代科学・発展の終焉―村上陽一郎VS.ひろさちや対談集 (生命(いのち)との対話)
販売元: 主婦の友社

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ふしぎ!なぜ?大図鑑 (いきもの編) (主婦と生活生活シリーズ)
販売元: 主婦と生活社

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これ1冊で、昆虫、動物、魚、鳥、植物をカバーしています。
個体の写真は標本みたいなものではなく、例えば、餌を捕獲したり食べているところや、特徴的な行動をしている場面が多く、とても興味深いです。
習性に関する記述も大変多く、しかも写真入りで、へぇーはぁーふーん、、、とどんどん読んでしまいます。
写真や絵がとても多いので、小さいお子さんでもそれらを見たり、見出しを読んだりするだけで理解できるかとは思いますが
厚みが3~4cmあり、字も小さいのでフル活用しようと思うと中学年以上向きでしょうか。




ふしぎからなっとく90―子どもの疑問に答える
販売元: 東洋館出版社

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ふしぎなふしぎなミクロの世界
販売元: 丸善

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ふしぎの博物誌―動物・植物・地学の32話 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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 身近な疑問、不思議、生物の営み、生物進化の歴史を32の小話で紹介。一貫しているのはこれらの小話を通じてヒトが自然とどう対峙し、関わるか、といった問題提議をしていることである。環境保全一辺倒ではなく、まずは多様な生物の営みを理解しなさい、ということだろうか。
 主旨は理解できるし、紹介されている小話も興味深い内容であるが、話しのテーマがやや偏っているし、気軽に読めるぶん、読後にものたりなさが残る。




ふしぎの博物誌―動物・植物・地学の32話 (中公新書ワイド版―自然の驚異に学ぶ)
販売元: 中央公論新社

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ふしぎ体感、科学実験―数式なんか忘れてみよう! (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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ふしぎ発見!いい本見つけた〈1〉
販売元: 星の環会

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ふしぎ発見!いい本見つけた〈2〉
販売元: 星の環会

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