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和書 492192 (126)



科学するまなざし
販売元: 中央公論事業出版

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「科学するまなざし」の題名で手に取った。が、中表紙に「21世紀を幸せにする科学」をテーマにした中学生高校生の作文コンクール最優秀作品を軸に各界のコメントで構成されていることを読み、最初は少々戸惑った。しかしながら、なぜかそのまま書棚に戻せなかった。読み進む中で、必ずしも理科系進学希望ではなく、理科が得意というわけではない無い子どもたちが持つ、素直な科学するまなざし(科学観)に出会うことができた。考えてみれば、全国の子どもたちがどのように今の科学を考えているかを作文のような形で知ることは難しい。その点で一読に値するだろう。もちろんコメントを寄せた方々の子どもたちが科学することへの暖かいまなざしも貴重であった。ここに登場した子どもたちのその後を記した続編を期待する。




科学する眼―?を調べ、考える
販売元: アグネ技術センター

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科学1001の常識―生命・遺伝子・素粒子・宇宙 (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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科学・千夜一夜
販売元: 玉川大学出版部

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久しく理科ばなれがいわれている日本。ノーベル化学賞を受賞した白川英樹教授が子どもたちの科学的興味の低下について嘆息していた姿も記憶に新しいのではないか。

 さて、本書のねらいは科学的知識の普及である。科学的アレルギーを持つ現代人にふさわしく、全編を通して科学を理解するためのさまざまな工夫がなされている。例えば、本書の舞台は千夜一夜物語。わくわくする物語の中で、πの特性、フラクタル、光の速度、物体の落下、竹の開花などの科学的テーマを中心に全五十一話の物語が展開する。幻想的な雰囲気を醸し出すアラビア風のイラストや物語の最後に現れるシャハラザードの解説は、さらに読者の理解を助けてくれる。  頭に柔軟性をもたらし、科学の楽しみを知ることのできる貴重な一冊。




科学タイムトラベル (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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科学〈大仮説〉―いま新しい科学が始まる! (Gakken mook―最新科学論シリーズ)
販売元: 学研

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科学大予言―大凶の未来を生きのびる法 (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社

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科学哲学 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社

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よくもまあこれだけの数の哲学者たちをこれっぽっちの紙幅の中に詰め込んだもんだなあと感心はしたものの、やはり詰め込みすぎの観アリ。歴代の科学哲学者たちが各人いったい何を主張したのか、これ以上は短く書けそうにない最小限の叙述でズバッといくあたりはさすがの辣腕ですが、これまで科学哲学をかじったことのない全くの初心者がこの圧縮された叙述を読んではたして科学哲学の魅力を感じることができるのか?はっきり言って疑問です。

とはいえ、論理学的方法による、科学の形式面にばかり関心を傾注させてきた英米の科学哲学の潮流に批判的なところが、同じ思いの同志を見つけた気分になれてちょっと嬉しかったです(笑)バシュラールらに代表されるフランスエピステモロジーの嫡流を自負する著者ルクールは科学史に足場を置いた科学的概念の分析を重視せよと唱えます。そしてハッキングら英米の近年の科学哲学の業績がバシュラールの思想を再発見していることを強調し、英米の伝統とフランスの伝統の合流の可能性を示唆します。実際そうなるべきなんでしょうねえ。

クーンが火をつけた社会構成主義については「科学哲学から背を向けてしまっている」とルクールは評しています。科学社会学を学んできた身からすると、科学社会学は科学哲学的問題を真正面からとらえて科学社会学流の解答をひねり出してきたと思っているんですがねえ…。というか、バシュラールの「現象工学」のアイデアをすでに科学社会学者は実験室の観察分析の際に積極的に援用してきたし、ルクールが絶賛するハッキングの議論は、僕の理解では、科学社会学が科学における実験装置のもつ意義を再認識させたことに呼応したものではなかったかと。だからルクールは社会構成主義を正当に評価していないんじゃないかなあ。




科学哲学入門―科学の方法・科学の目的 (Sekaishiso seminar)
販売元: 世界思想社

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 従来の科学哲学(ポパーやクーン)では、低い地位にある「帰納法」が19世紀に確率論と出会い、自然科学における観測・統計処理へと結実していく過程を描き出すことで、既存の科学論の問題点を逆照射することを意図した力作です。
 従って、従来の科学論の議論の進め方を期待する人には、面食らうような議論が続きます(論争的)。小林道夫氏の「科学哲学」も従来の科学哲学に批判的な立場をとりますが、オーソドックスな議論の進め方と思います(教科書的)。
 ただし、「パスカルとメレ」の文脈から確率が語られる日本の学校教育を受けてきた人(私を含む)にとって、本書の議論は是非知っておくべきでしょう。
 目から鱗であったのは、「条件付き確率」の取扱いについてです。高校で「条件付き確率」を学習したことがありますが、何のために使うのか全く理解出来ませんでした。それが、本書の指摘ですっきりと理解出来た点を感謝しています。
 さらに、標準偏差に代表される統計処理は確率を「賭け」の文脈でなく「帰納法」の文脈で捉えないと、現代の「証券投資におけるリスク評価」等は理解出来ません(本書によって、当該理論を誤解していたことを痛感させられました)。
 解析に代表される演繹論の体系に馴染んできた理系の高校3年生、教養課程に在籍する学部生に、確率統計を学習する前に読む本として、是非薦めたいのですが、いかんせん文章がわかりにくいのが欠点です。わかりにくいことを自慢しておられるような記述もあり、失礼ながら入門書としては☆一個減とさせていただきます。



 




科学哲学のすすめ
販売元: 丸善

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~~科学哲学者とは呼べない著者による科学論の入門書。広い話題を要領よく、口当たりよく紹介している手腕は評価できるが、「さてそれから」ともうすこしつっこんで勉強したいという読者にはまったく物足りない。これを読んで「科学哲学とは何か」わかったような気にはならない方がいい。何が足りないのか。それは、何で著者が科学哲学をすすめているのか、そ~~こ~~のところが読者に結局わからないからである。カルナップ、ライヘンバッハ、ポパー、そしてクーンやファイアーアーベントらにも見られた「何か大切なものを追究する」という姿勢がこの本からは全然感じられないからである。同じような読者を対象とした本でも、たとえば伊勢田哲治の『擬似科学と科学哲学』と読み比べてみれば、その差は歴然としている。~~高橋本を一言で要約するなら、要領のいい評論。~


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