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和書 492192 (259)



テクノロジー・ウォッチング―ハイテク社会をフィールドワークする (新曜社認知科学選書) (新曜社認知科学選書)
販売元: 新曜社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ノーマンの著作と言えば認知科学という分野を広く知らしめた「誰のためのデザイン」が非常に有名である。本書は「誰の-」に比べると、人間の認知のメカニズムよりも、事実がいかに人間の行動と離れているのか、と言う点で広範な事物について記述されているので、入門編としてお奨めできる。

本書は「人間がいかにテクノロジーとやりとりするか」がテーマというノーマンの幅広い観察記録であり、主に日常的な事物にノーマンの視点で切り込んでいく形だ。

まず冒頭の学芸会とビデオ撮影を巡るテーマでは、「記録がイベントに優先している」という指摘にだれしも大いに頷くことだろう。「家庭雑誌に見るキッチン」では、実用性よりも見かけを重視したキッチンのデザインに疑問を投げかける。この中にある「何か新しいものを買う場合の4問テスト」というのは非常に有益で、見習いたいと思う。冷蔵庫のドアに貼り付けたメッセージの存在で冷蔵庫が家のメッセージセンターになっているという話や、時刻の表記方法を巡る話、自然界のパッケージの話、進化とデザインの違い、などはテクノロジーを巡るエッセイ風の内容で興味を持って読んでもらえると思う。電子的なコンパニオン、さらに進んで知性の機械化という将来の方向性に関する考察がなされている「テディー・ベア」では、今後の議論の基本となるような反論が提示されている。

本書では「誰の-」と同じような認知そのものに関わる議論ももちろん含まれる。「ハイテクじかけ」「愚かなデザイン」「ウインカーは車の表情」「百万回に1回のこと」「コックピットのコーヒーカップ」などの章だ。「百万回に-」や「コップピットの-」では事故の事例を通じてフライトクルーと計器の認知について、非常に重要な指摘が述べられている。これらは我々の日常的な所作にも通じる指摘だ。最終章の「書くことととデザインすること」は立派な文章読本、作文講座となっている。分野を問わず、参考になる指摘だ。




人を賢くする道具―ソフト・テクノロジーの心理学 (新曜社認知科学選書)
販売元: 新曜社

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「人を賢くする"道具”」とタイトルされているが、

”モノ””サービス”etc.幅広い対象に応用可能な内容である。

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進むべき先を見つけにくい/見失いやすい 現代社会において、

人生という「一刹那」を満足させるための「快楽」にむけての"道具””モノ””サービス”という見方を私たちは安直にしてしまいがちだが、
(またそういう見方を考えるほうが、非常にラクなのだが)

この本は、
真に人類が進歩するに必要な(=後世に継承していくべき)"道具””モノ””サービス”とは何か、という視点に関する、
大いなるヒントが得られるであろう一冊と感じた。

普段、世の中に折々に感じられる"閉塞感”が、
実は「人間とテクノロジーのあり方」(特にテクノロジーに対する人間の見方)
に起因する部分少なくないことにも、はっと気付かされる一冊。




森羅万象の旅
販売元: 地湧社

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真理を求める人間―アロステリックタンパク質の発見から認知神経科学へ
販売元: 産業図書

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ジャン‐ピエール シャンジュー講演のお知らせ

次世代文化フォーラムにシャンジューの講演があります。

開催日時:2007年12月07日(〜12月9日)
開催場所:東京都九段下(東京イタリア文化会館)

http://www.acejapan.or.jp/forum/uhip_2007.html




真理と美―科学における美意識と動機 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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心理学のためのインスツルメンテーション―実験装置の基礎からシステム構築・運用まで
販売元: 北大路書房

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神霊と自然科学―神・宗教・哲学・科学の真髄を解明する
販売元: 桜桃書房

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粘着製品の応用技術 (CMC books)
販売元: シーエムシー

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プリンター材料の開発 (CMC books)
販売元: シーエムシー

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シークレット・ライフ―物たちの秘められた生活
販売元: 筑摩書房

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みなさんにも急いでる時に限ってパソコンがフリーズしたり、
プリンタに紙がつまるという「マーフィーの法則的体験」
があるのではなかろうか?
しかし、なぜそうなるのか考えたことがあるだろうか?
その答えはこの本で見つけることができる。
著者ライアル・ワトソンは現代科学の限界をやすやすと飛び越えて、

多くの実例をあげながら魂のないはずの「モノ」に起きていることを考察する。
「生命」と「非生命」の境界線はどこにあるのか、改めておのれに問い直させる問題作である。


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