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和書 492192 (281)



生命という物語り―DNAを超えて 池田清彦対話集
販売元: 洋泉社

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生命と宇宙―エネルギーと時空の方程式
販売元: 桐書房

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生命とフェミニズム―言語・ジェンダー・科学
販売元: 勁草書房

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エブリン・フォックス・ケラーは「ジェンダーと科学」のテーマの第一人者。STSの論者としてはその著書の邦訳が群を抜いて多い。(ケラーの議論スタイルがSTSのスタンダードだとは全然思いませんが、ひとつの重要な流れを代表はしていると思います。)

本書はフォックス・ケラーの研究の道程の中間決算のような内容。これまでの限定された「ジェンダーと科学」の主題からより一般性のある「言語と科学」の問題へと彼女の関心は広がっていきます。科学史を「発見のドラマ」として描き出すのではなく、発見されたものの概念化の言語戦略の歴史として描き出すというプログラムと言えばいいのでしょうか? ケラーが専門とする生物学史はとくにメタファーの果たす役割が顕著。メタファーの意味作用が文化的社会的背景抜きに語れないことを考えれば、この戦略が科学社会学的研究につながっていくことがわかります。

実にすごいと思えたのは、進化生物学における「ランダムではない定向的な突然変異は存在するか」という論争での科学者たちの概念の用法を分析した論文。「偶然」と「目的」の通常の意味が適用しにくい中で科学者たちがそれらの通常の意味とどう折り合いを付けていったかが分析されています。偶然的か目的的かという論争自体が、そもそも科学的対立である以前に概念上の対立にもとづいているという、よくよく考えてみれば当然の事実に気付かされます。実在認識上の対立と概念上のアプリオリな対立とが渾然一体となっている様相は、科学もまたやはりきわめて文化的な営みなのだと再認識させてくれます。

ケラーが他のSTS論者と少し違うなと感じるところは、彼女が元プロ科学者だったせいか、彼女はもはや単なる論争の観察者であることを超えて論争そのものに敢然と参入したも同然のように感ぜられる点。科学者たちの概念的混乱を鋭く抉り出すその科学的理解力と哲学的分析力の卓越した結合には圧倒されます。

ただし論文集であるため、一冊の本としての完成度は高いとはいえません。論文ひとつひとつがもっと掘り下げてほしいと思うところで寸止めされてしまうようなもの足りなさが残るので申し訳ありませんが星三つとさせてもらいます。論文ってやはり短いですよね。





生命とはなにか―バクテリアから惑星まで
販売元: せりか書房

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この本の中で語られる生命史は「地球上の生命はホラーキー(共存)であり、相互依存的な
生物が織りなすフラクタル・ネットワーク」という壮大な物語。
その複雑性にはただただ驚嘆するばかり。

科学的思考はゆるぎなく、同時に語り口素晴らしく、読んでいてほとんど感動的である。
生命を定義することは出来ない。「なぜなら、生命は自分を超えてゆくから」と著者はいう。

序文にはこの本を「小説よりも奇妙な生命の現実を、夢想だにされなかった新しい哲学
を披瀝する知的な力と結びつける」と述べられている。
本書を評する適確な言葉であり、生命世界を一変させる名著。











生命の奇跡―DNAから私へ
販売元: PHP研究所

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生命の知恵・ビジネスの知恵 (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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生命の地球―心の生まれた世界
販売元: 三友社出版

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生命の不可思議を考える (創価学会学術部・ドクター部セミナー集)
販売元: 第三文明社

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生命の不思議、宇宙の謎―科学的好奇心の現在
販売元: 白揚社

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生命の冒険―最先端のライフサイエンス〈1‐上〉
販売元: 徳間書店

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ネイチャー姉妹紙6誌に掲載された「ニューズ・アンド・ビューズ」というコーナーから厳選、翻訳されたのが本書。「ニューズ・アンド・ビューズ」というのは、専門が異なる研究者でも、さらには一般読者でも最新の研究内容を理解できるよう配慮されて作られているセクションです。ネイチャー本誌に掲載された「ニューズ・アンド・ビューズ」の一部は「知の冒険」という本に翻訳されています。本書は、生命科学に分野を絞っているため、「知の冒険」に比べると若干専門度が高くなっているように感じました。最初の50ページは、ネイチャー姉妹紙の紹介なのですが、ここの文章が以外にも面白かったです。遺伝学、医学、バイオテクノロジー、神経科学、細胞生物学、構造生物学が、それぞれどんな学問なのかが簡潔にまとめられています。


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