和書 492192 (296)
タイムマシン夢書房―H.G.ウェルズからアインシュタインまで
販売元: 朝日ソノラマ
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大量浪費社会―大量生産・大量販売・大量廃棄の仕組み
販売元: 技術と人間
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対論 技術!―チャンス&クライシス
販売元: 省エネルギーセンター
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プルートーンの火 (高木仁三郎著作集)
販売元: 七つ森書館
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子どもたちの未来 (高木仁三郎著作集)
販売元: 七つ森書館
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市民科学者として生きる〈1〉 (高木仁三郎著作集)
販売元: 七つ森書館
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市民科学者として生きる〈2〉 (高木仁三郎著作集)
販売元: 七つ森書館
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立花隆先生、かなりヘンですよ―「教養のない東大生」からの挑戦状! (宝島社文庫)
販売元: 宝島社
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立花隆氏が自身の著作で述べていることを微に入り細に入り検討、批判する本。立花氏の著作の質が低下してきているという主張には同意するし、立花氏の典型的パターン(まずは政治家、官僚を批判し、最後には日本の行く末を憂えるなど)をまとめた8章は「確かに」と思わされる箇所も多い。一方で、ときに「揚げ足とり」かのようにも見える著者の物言いを見ていると、知の巨人と呼ばれているのだから立花氏は間違えを犯さないという脅迫的前提にたっているのでは?と思わないでもない。ジャーナリストという職業は、自分の知識、経験が十分でない分野について、間違いをできるだけ少なく、そして一般読者にできるだけ分かりやすく伝えるのが仕事なわけで、誰であれ間違えがそこにはあり得るということを度返しにしてはいないかなと。。。
また、インターネット空間内(情報空間内)存在や、コンピュータと人間のハイブリッド化という話題は、立花氏独自の考えではなく、彼の著作以前からそういうことを主張する科学者は少なからずいたということを著者はすっかり見落としている(あるいは知らない)。インターネット空間内存在が最近実現味を帯びてきていることを思えば、90年代半ばにそれを一般へ向けて発信したのは評価できるのでは。ハイブリッド化はさすがにすぐ実現というわけにはいかないが、ある程度はいずれ実現可能の範囲内。立花氏の論理に飛躍はあるが、総論としては間違ってるわけではないし、ジャーナリストの仕事としては及第点をクリアしているのでは。ただ、立花氏の使う例によくないものが多いのも事実(だから揚げ足を簡単にとられる)。また技術的詳細が欠落することもしばしば。その結果、予備知識を持たない層と専門知識を持つ層の間の中間層が欲求不満に感じて本書のような本が出版されるのではないかと。
知の巨人の間違いを指摘するのは間違っていることではないし、全体的には楽しめた。あとがきで著者が手のひらを返したように「立花氏の人間像や考え方には、むしろ共感する部分が大きかった」などと言っているのはご愛嬌。しかし、「無知が楽観を産む」のくだりは、科学技術の現場を分かってないなあというか、若いなあと思わされる。ときに楽観こそが科学技術の前進に不可欠なのですが。
匠たちの挑戦―日本発、技術開発物語〈1〉
販売元: オーム社
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匠たちの挑戦―日本発、技術開発物語〈2〉
販売元: オーム社
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