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和書 492192 (310)



ナノテクノロジーの世紀 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今、日本では知識や情報はいくらでも手に入るという時代にきています。 しかし、
その中で知恵を絞ろうとしない人間が増えています。マニュア ルと情報だけが
すべてだと思い込んでいるのです。これほど物質的に豊 かにもかかわらず、未来
への希望を持てない人が増えています。その理 由の根本に、”知恵を忘れて
マニュアルと情報だけに頼る”ということ があるのではないかと著者の菅沼氏
は言います。

そんな中、彼は本書の取材で出会った多くの若き研究者たちの眼の光に驚いて
います。試行錯誤を繰り返しながら、知恵を使い、新しい何もの かを求める、真の
冒険者の精神が彼らの中に生きているのです。

ナノテクノロジーの驚異の世界を描きながら、著者が同時に言いたかっ たのは、

「知恵を使い、未知の世界に乗り出していく精神こそ、人間を ここまで導いてきた
ものであり、これからも導いていくものだ」という ことでしょう。それはナノテクノロジー
の世界だけでなく、すべての分 野へあてはまることに違いありません。




バーチャルリアリティ入門 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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VR技術の素晴らしさ、様々な用途、それがもたらす明るい未来…
第一線で活躍する工学者(東京大学教授)が解説する。文科系にも非常に読みやすい書物である。
だがVRへの米軍の関わりについては遠隔手術と復員兵士の精神的後遺症の治療にしか触れられていない。現役の兵士の戦闘訓練にも利用されているはずだが。また、テレイグジスタンスが戦争ロボット開発のための技術として大いに注目を寄せられている(おそらく研究開発もされている)ことにもノータッチである。莫大な資金(軍事費)をバックにした研究開発力は無視できないはずだが。
これでは、VRのネガティブな用途には故意に目をつぶっていると見られても仕方ないだろう。だがまさに、日本の先進的な研究成果が世界で利用されているのだ。




文科系のための科学・技術入門 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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 文系向け、と、タイトルにも書かれてあったのでわかりやすいのかと思って読んでみたのですが、正直微妙です。あまりに『文系向け』という所にウェートが置かれすぎてますかね……。
 半分ぐらい読み物に費やされています。文系でも大丈夫だとか、科学が人間を支配するとか、面白いですけれども、タイトルの『科学・技術入門』よりはだいぶ焦点がずれているような気がします。
 残りの半分は身の回りの現象や行動、物の仕組みなどを、物理を中心に身近な現象に置き換えて説明してあるので、わかりやすいと言えばそうです。感心したり、納得したり、うなずけるところも多々あります。特に原子の結びつきと構造、可視光の話は面白かったです。
 長短あって定まった評価をつけるのは少し難しいです。個人的な感想では文系向け、と言うよりは、文章が好きな人向け、と言う感じですね。




日米先端ビジネス戦争 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ニュー・イノベーション・エイジ (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ネオフィリア―新しもの好きの生態学 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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人間は生来ネオフィル=新し物好きだと仮定した上で、人間、人間を取り巻く自然、宇宙を斬新な視点で見ていく論考26篇。雑誌ブルータスに80年代後半連載された。

人間存在について、科学的な論拠に基づいて、正統とされている常識的な解釈とは180度違う視座を提供するのはワトソン氏ならではでしょう。人間はもともと水生のサルだったとする論考から、宇宙の大いなる意思の存在まで、氏の空想は翼を広げて飛んでいきます。

氏のような全く新しい視点で物事を見ていく科学者が、将来の科学的なブレーク・スルーを演出するのでしょう。まったく新しい知の体系の萌芽がいくつもある刺激的な本でした。




脳の見方 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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なんと筆致が若々しいことか。養老氏にもこんな若かりし時があったとは。なんかこー、初々しい若手の学者然としているではないか。本人は自然体で書いたのであろうが、とにかく書きたいことを夢中で書いた、という印象がとっても可愛く思えてしまう。

しかし、そこは養老流。テキパキと論旨明快にして直截。鋭い洞察力。恐れ入る限りである。しかも深い教養に裏打ちされているではないか、当たり前だが。。。
こんなに多様なことを考えて止揚した結果が「唯脳論」である。その片鱗をじっくり味わうことができるとは、ありがたやありがたや。

自分もあれこれ考えて、そのうちなんかいい知恵が浮かぶことを期待しつつ、待つことにしょっーっと。
「あんさん、それは無理でっせ」なんて言わないように?




ヒトの見方 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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著者を知ったのはNHK「人体」だった。常識から逸脱したおもしろい事を言うおじさんだと思った。この本は「唯脳論」という金字塔をうち立てる前の習作だと思える。などと高いところから書いてしまったが、すでに3回ほど本書を読み返しているが半分も理解しているかどうか自信がない。2章解剖に関する記述は難しい。もちろん「見ればわかる」事だからだと思うが。著者の本を読むと頭が良くなったような錯覚に陥るので困る。何事でも「それは脳が考えていることだから」と切って捨てたくなる。文体もすばらしい。であろう、私の故ではない、ならざる得ない、往生する、などなどついつい使ってみたくなる。個人的にこの本の中で印象に残るのはヒトは人面を凹面として読みとることはできないというp22の記述である。これを応用すれば鏡の左右問題も、人面魚も、「見ているのはおまえだろう」と言えるわけだ。自分に跳ね返ってくる話が好きなら本書は赤線だらけになること請け合い。




文科系の技術読本 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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笑う科学 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 おむすび頭でオナジミ(もと「ガロ」編集長のほうがオナジミか)の南伸坊が、科学周辺のいろいろなものごとに関していろいろと考えながら書いた文章をまとめたものですね。
 俺は氏の文章が好きで、というか昭和軽薄体をもちいる一連のひとびとの文章が好きで、内容よりも文体、という部分がなきにしもあらずなんですけども、シンボー氏の書くいちいちに、ううむとうなづかされてしまうのでありました。
<「現代の科学では解明できない」現象に、名前がついていると妙に安心してしまう、というかケリがついてしまうように感じるものである。超科学用語が、たとえば、サイコキネシスだのテレポーテーションだのエクトプラズムだのと名前がついていると、妙にカッコとした、ものになってしまう。この構造は、妖怪に「ぬらりひょん」だの「シバテン」だのと命名するのと同じカラクリなんじゃなかろうか。このように名前を「つけたくなる」そのココロこそが、つまり問題の核心なのだ。>(168頁)
 そーです。断然同意します。

 そのた、科学というものに著者独特の目線からずばずば入り込んでいくさまは、科学のしかた、への入門書となっているといえましょう。


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