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和書 492196 (119)



数字が語る現代常識―あなたのその知識に、数字の裏付けはとれていますか? (青春文庫)
販売元: 青春出版社

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数字で覚えるスーパーノート
販売元: 日本文学館

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大雑学〈1〉数字で知る人体 (大雑学 (1))
販売元: 毎日新聞社

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数字でわかる県民性の本―日本の一等とビリっけつ
販売元: ベストセラーズ

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数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活―病院や裁判で統計にだまされないために
販売元: 早川書房

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原題は「Calculated Risks」であり、副題を直訳すると「数字がいつあなたを欺くかを知る方法」となる。日本語版のタイトルがひどいせいで胡散臭さを感じるが中身は非常に良い本。

確率や割合の話をされると普通の人間がいかに勘違いをしやすいかとか、確率や割合の話をしている人が自分の言っていることを理解していない場合がいかに多いかとか、古典的なものから独自のものまで豊富な具体例を用いて非常にわかりやすく説明しているんだが、使われている例が素晴らしいので「逆と対偶の真値表は一般には一致しない」や「相関と因果は違う」をきちんと理解している人にとっても決して退屈な本ではないと思う。だって、本書の中で「勘違いをしている人」として主に挙げられているのは平凡な市民ではなく医者と法律関係者なのだ。少しテレビを見ればキャスターは言うに及ばず、政治家や大学教授などの「専門家」や「センセイ」が、意図的か過失かは知らないが、同じ間違いをしているのを容易に確認できる。騙されないためというよりも、親として教師として有権者としての大切な教養、妙な思い込みから他人に迷惑をかけないための教養を身につけるために役立つ本である。

豊富で適切な例を用いた説明は言うに及ばず、「母集団を意識すれば確率や割合に関する最も単純なありがちな勘違いの多くは避けられる」という非常に簡潔で誰でも応用できる処方箋を強調していることも見逃せない。この処方箋と「その言葉の意味(定義)は?」という問いかけだけで世論を誘導するための報道(?)や誤解を広めようとする宣伝のかなりの部分は拒絶できるはず。強いて欠点を挙げるとすれば、本の構成が後で読み直すのに適した形になっていないのが気になる。「事実誤認の事例」「推論の間違いの事例」「一般論」「提言」というふうに章分けされていたら繰返し読むのによいだろうに(それほど充実した内容なのだ)。




数字のウソにダマされない本―モノの値段から、政府発表のデータまで (青春BEST文庫)
販売元: 青春出版社

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数字のウソにダマされない本
販売元: 青春出版社

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数字のトリック―「1」を聞いて「10」を知る方法 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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数字の謎が解ける本―緊急電話はなぜ119、110番なのか? (ワニ文庫)
販売元: ベストセラーズ

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スカラベの見たもの―お尻をめぐるアンソロジー
販売元: TOTO出版

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