私の印象に残ったところを以下に挙げてみます。
・ 何か一つでも目的を持って勉強すると、その勉強はどんどん周辺の知識を巻き込んで発展していく(p.31)
・ 私の勉強方法は、長期計画を旨としている。しかもこの長期計画は、自分の好きなことだけをやるという方針で貫かれている。好きなことだけをして生きられるような自分をつくっていくというのが、私の勉強に対する態度なのである。だから、勉強には遊びが必要だし、遊びこそが勉強なのである(p.32)
・ ものを記憶するには、そのことに対して強く興味を抱くか、覚える必要性を強く感じなければいけない(p.60)
・ バラバラな知識を頭の中に詰め込もうとしても、なかなか覚えられないが、大まかな話の筋をつかんでおいてから一つのことを覚えていけば、より確かに記憶できるようになる(p.79)
・ 知識は貪欲に取り入れることだ。知識を取り入れるには、なんと言っても読書が最上の方法である。これほど安価で、しかも情報量のいっぱい詰まった媒体はない(p.90)
・ 情報整理というものの基本は、不要な情報を潔く捨てられる勇気があるかどうかにかかっている(p.164)
・ フランスの哲学者ギットンも、「中途半端な仕事も、中途半端な休息も許容するな。全力を挙げて没頭するか、それとも徹底的に休息するかにせよ。この二種類をけっして混用するな」と言っている。仕事も遊びも中途半端なのがいちばんいけない(p.194)
「頭の回転をよくする~~」というタイトルを見てまず思ったのが、
『私は「頭の回転が悪い」と思う時が良い時よりも多いなぁ』ということ。
本を読んでみると、その考え自体がネガティブ・シンキングだと分かった。
反省(ネガティブ)・・・じゃなくて、良いことを知った。(ポジティブ)
一番納得した話は、『書類の処理は直感力が勝負』
この話では「即断力の大事さ」について説かれている。
自分に当てはめてみると、スーパーでの会計がピッタリだ。
私はレジで会計中、前もってだいたい予想した分だけ札を出しておき、左手にあるだけの小銭をもっておく。(小銭がいくらあるか頭に入れておく)
そのことによって「2146円です」といわれた時に、
「小銭で払えるか」をすぐに判断することができる。
ショボイ例えだったが、この「即断」「即決」に対しての考え方は何にでも活用できる。何か行なう前に「どういう問題が起こるか」考えてみることは大事だと学んだ。
【学んだこと】
①「疲れた」とぼやいたり、ため息をつくことは、
たんに気分的な問題だけでなく、脳の機能を低下させる。
②小さい目標をたて、達成していくことは大事。
理由は、ドーパミン(快感)が分泌され、次の意欲につながるから。
③これからやることを前もって想像しておくと、
「やっておいた方がいいこと」が見えてくる。即決できる。