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和書 492234 (189)



有元利夫 絵を描く楽しさ (とんぼの本)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

NHKの新日曜美術館で「有元利夫」をやっていた。たしかにどこかで見たことがある絵だった。もっと知りたくなった。

この本では、有元氏本人が自分の作品を解説している。風化したような感じを、「いかにも時間そのものが喰い込んでいる感じ」「時間を沈ませる」というような独特の表現であらわしている。また中学生のころから模型飛行機(ソリッドモデル)を作ってもただ一人、いかにも使い込んだ飛行機という感じを出して作っていたこと、額縁にも古色を出すために虫食い穴を歯科用のドリルで開けていたことなど、面白い話にどんどんと行き当たる。

さらに興味深いのは、絵や彫刻をみることに関して気に入ったものに出会った後の有元氏の態度である。こう書かれている。「次に僕の中に生まれてくる気持ちは「もっと見たい」ではなく、「欲しい、作っちゃえ」なのです」、また「ジャコメッティを見て、くらっとするほど感動した友人に「僕だったら、その帰りに金物屋に寄って針金買って、家についたらすぐ作り出すな」といったら笑われた。」これにはまさにこの作家の芸術に対する態度が如実に現れているなと納得。

原画を見たくなった。小川美術館(麹町三番町)で、出会えるらしい。ただし常設展示はなく企画展だけらしい。企画展が開催されるのが待ち遠しい。




とんぼの本 星野道夫と見た風景 (とんぼの本)
販売元: 新潮社

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星野道夫さんの文章と写真に魅せられてこの本までたどり着きました。日本から一歩も出たことのなかった22歳の直子さん。「あなたの夢は何?」と聞かれてフラワーアレンジメントを勉強したいと語ったら、星野さんは「本当に好きだったら大丈夫、やれるよ」と答えたそうです。星野さんらしい答えだと思います。

そんな直子さんが星野さんと結婚してアラスカに移住します。狩人が捕らえたばかりのカリブーをさばき、その心臓を食べたときの感動を直子さんはこう綴っています。「さっきまで生きていたカリブーの心臓を食べ、生きているものの生命を自分の中に取り込むことの大切さを経験した」と。さすが星野さんの愛した人。素晴らしいです。ふたりで見た風景の数々は星野さんの写真と文章で。それを思い出しながら文章に書かれていなかった部分を直子さんが新たに書き、ふたりの思いが結晶したような本です。

出会いから別れまで5年あまりしかありませんでしたが、お二人はきっと常人とは違う時の流れを共有していたのだと実感できます。そしてそれはとても濃かったのだと信じています。




とんぼの本 皇居の森 (とんぼの本)
販売元: 新潮社

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たまたま訪れた冬の東御苑。
その豊な自然に圧倒された。
ハヤブサが上空を飛び、ハイタカが舞う。
ヤマガラは間近で首をかしげ、大都会の
静寂のなか、木の芽が芽吹きの時を待つ。
なんと素晴らしいひと時だったろう…
その時の感動が、この本のページを、めくるたび
よみがえってくる。まだ見ぬ季節の表情に
足しげく通いたいと改めて思う。
四季おりおりの皇居の森の美しさ…
この本は声高に自然の保護を謳ってはいないが
見るものの心に本当に大切なものは何かを
問うているかのようだ。
昭和天皇のご意向が生き続けている皇居の森。
この森を守り育んでいくことが21世紀の
日本に住むものの努めかもしれない。




どうして犬が好きかっていうとね
販売元: 竹書房

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世の中にはいろいろな人がいるように、いろいろな犬がいて、みんないろいろ考えている。
犬のほうが表情が豊かだなって、思いました。面白い構図の本ですね。




どうして猫が好きかっていうとね
販売元: 竹書房

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大型書店で立ち読みしてきたのですが、ネコの愛らしい部分をそのままぎゅーっとつめん込んだような感覚になりました。

ネコ好きには、たまらないネコ本ですね。
うん、そうそう。
ネコってこういう奴なんだって。

まるでほんの身近にいるかのように、あたたかな毛並みのぬくもりをにおわせる雰囲気をもつ、写真のネコたち。

ネコを抱っこしてぎゅっとしてほお擦りしてあげたい気分です。




どうぞひとかけら
販売元: 新風舎

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どうぞよろしくお願いします (マーブルブックス言ノ葉絵本)
販売元: マーブルトロン

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「どうぞよろしくお願いします」で結ばれる短歌たちと、思わずクスッときてしまう犬や猫の写真たちとのコラボレーション(?)

ユーモアが効いた詩と脱力写真のタッグに顔が緩んでしまう。
全ての詩が「どうぞよろしくお願いします」で結ばれるのでとてもリズミカルに読み進められる。

そして読み進めるうちに、今度は一つ一つの詩に込められたセンチメンタリズムが徐々に積み重なっていき・・・
最後には笑っているハズなのに胸が詰まってホロッときそうになる。

切ないのに笑っちゃう、笑っちゃうのに切ない
大切な人、そして大切だった人に贈りたくなる一冊。




どうぶつたちへのレクイエム
販売元: 桜桃書房

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「自治体(保健所)に収容された犬猫のうち新しい飼い主への譲渡という形で再び生きる機会を与えられた子は、犬で全体の8パーセント、猫は1パーセントにすぎません」との記述には怒りを通り越して悲しくなりました。保健所に収容された動物たちは最後アウシュビッツのようなガス室でもがき苦しんで死んでいきます。決して安楽死などではありません!勝手な人間に翻弄された犠牲者なのに…。全ての犬猫を救う事が無理ならばせめて本当の安楽死にすべきです。これでも日本は先進国と呼べるのでしょうか?しかしこの事を知っている人はまだまだ少ないと思います。この問題やこの本はもっと大々的にテレビや新聞などメディアでとりあげて欲しいですね。





どこか遠くへ (あなたがまだ小さかったころの地球の本)
販売元: 河出書房新社

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どこへいくカッパくん―KAPPA PHOTO STORY (アランジブックス)
販売元: ベネッセコーポレーション

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おなじみアランジアロンゾの写真集。
アロンジアロンゾで人気があるのはカッパくんよりも他のキャラクターだったりするんだけど、それでもこの本はいい。

ストーリーがね 一応あるんですよ。
もちろん絵本というコンセプトなんだから細かいストーリーじゃないですよ。
だけどグラビアの羅列ではけっしてない。

で なんというかなあ

ほんのすこしさみしくて
ほんのすこしせつなくて
ほんのすこしうれしくて

そうなんだよねえ と 思って
そうだよなあ   と 共感して

さ またがんばろっか

って 

ほんのすこしだけだけど
げんきがもらえる本


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