和書 492234 (254)
ポラロイド・コレクション アメリカ 写真の世紀
販売元: 淡交社
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何気なく図書館で手にしたこの本、とってもグーです。ビックリ。
写真の写りも美しいし、内容も面白い。カラフルでちょっとケバくて、いかにもアメリカらしい写真が詰まってるんだけど「世界で一点しかない・・・」「初公開」の帯文句が効いたのか、ちょっとゾワッとなりました。
何度も立ちどまって読み返したくなる本です。
アメリカの色鉛筆アート
販売元: グラフィック社
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アメリカの少数派芸術家たち―多文化社会の実現を夢みて
販売元: 明石書店
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アメリカの肖像―久保田博二写真集
販売元: 集英社
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アメリカの水彩アート
販売元: グラフィック社
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アメリカ美術と国吉康雄 ~開拓者の軌跡 (NHKブックス)
販売元: NHK出版
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アメリカにおける日本人作家回顧展―石垣栄太郎・国吉康雄・ヘンリー杉本 (1972年)
販売元: 和歌山県立近代美術館
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アメリカの遺産
販売元: 学習研究社
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アメリカン・ルーレット
販売元: 情報センター出版局
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このアメリカの写真群を見ていると、背筋がゾッとしてくる。
『アメリカ』といういわば現代社会、現代資本主義を象徴する国を取り上げることによって、
その写真群を見ていると、現代社会の根の深い問題の数々が身に迫ってくる。
アメリカに追いつけ追い越せとばかりにやってきた戦後の日本にとって、その理想としてきたアメリカの現実を見せつけられる。
恐ろしく美しい新興住宅街の風景。都会に潜む一瞬の落とし穴。表層的な社会。人々の表情に映るそこはかとない空虚感・・・。
アメリカの日常的な写真群をルーレットのようにぺらぺらと本をめくって見ていくと、非常に危機感を感じるのである。
「やっぱり我々の歩んできた道は、我々の目指しているものは間違っているのではないか?
なにか取り返しのつかない方向に進んできてしまったのではないか?」
失ってきたものの大きさを思い知らされる。
インドやアジアを放浪し旅行記を書いてきた藤原新也の辿りついた最終地点が「アメリカ」であるというのは実に現代を象徴している。
この価格で買った甲斐はある。
そして最後に数ページ書かれている、自分で自分をインタビューするという「自問自答」という形式も凝っていて実におもしろい。
藤原新也作品の中でも、僕が読んだ本の中でもピカ一のものである。
アメリカンズ―ロバート・フランク写真集
販売元: JICC出版局
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アメリカ国旗を巧みに取り込んだショットが
やはり印象に残る
マイノリティを意識したショットも多い
自動車のカヴァーのショットは
鈍い光を放っている