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和書 492236 (112)



ゴヤ〈2〉マドリード・砂漠と緑 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

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スペインの偉大な画家の若き日について、生まれた村や近くの街、建築物、戦争とその歴史がよくわかる。彼がいかに成長していったか。どうしてあのように人間を見つめた現代的な絵を描くに至ったかのはじまりである。文章も知的だ。スペインはけっして日本人が夢見る麗しい単純な国ではなかった。




ゴヤ〈3〉―巨人の影に (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

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ゴヤ〈4〉運命・黒い絵 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

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堀田善衛のゴヤ・シリーズの4冊目、そして最高に成熟して到達した彼の画家としての、人間としての最後の時期。一冊目からここまで読み繋ぐには努力がいるが、本の中に出てくる画集の真実悲愴な絵、絵。ナポレオンは革命をもたらしたのか? それとも。 スペイン民衆の苦悩と戦う力。スペインの苦悩を画集に凝縮させたゴヤ。現代の共和国防衛戦争にいたるまで、ピカソのゲルニカにつながるその基盤がここにある。また、その何とも言えない表現の『黒い絵』についての堀田善衛の解説。是非ともマドリッドへゴヤの絵を見に行きたくなる本である。




エンピツ画のすすめ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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昨年末に急逝なさった、挿絵画家の風間完さんの著作です。タイトルは「エンピツ画のすすめ」ですが、エンピツ画の描き方の本ではありません。「絵を描く」ということに対する、美術系エッセイのようなものです。「絵を描くということは、今までこの世のどこにもなかったものを自分の手で作り出すということだ」という言葉からは、画家という仕事に対する誇りが感じられます。高価な画材を使わなくても、上手に描けなくても、紙とエンピツがあるだけで絵は描ける。絵を描きたいのなら、何でもいいからとりあえず描きまくればいいのだ、というキッパリとした姿勢が清清しく、こんな風になれたらいいなぁと思わず憧れてしまう画家像が見える気がしました。絵を描いてみたいけど自信が無いという方、絵は描けるけどなんだか新鮮さが薄れて煮詰まっているという方には、ぜひこの本を相談相手としてお手元に置いていただきたいと思います。




山藤章二の似顔絵塾 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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私のヨーロッパ美術紀行 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞

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 1985年に出た単行本の文庫化。
 2005年になって読んだ中で最悪の本であった。
 著者は太宰治の娘で、NHKの『日曜美術館』のアシスタントを勤めていたことでも知られる人物。本書は1983年に一ヶ月あまりをかけてヨーロッパ各地の美術館を巡り歩いた記録。
 しかし、内容は全編、母親の思い出話になっている。実はこの旅は、半年前に母親を亡くしたショックを振り払うために企画されたものだったのである。著者の母は太宰の正妻ではなかった。別に妻子がおり、著者は不倫から生まれた子どもということになる。そんなこともあって、母娘はかなり辛い人生を歩んだようである。その苦しい体験が前面に出ているのが本書であった。
 フランス、ノルウェー、イギリス、オランダと訪ね歩き、レンブラント、ムンク、セザンヌなどを鑑賞する。しかし、絵を前にしたときに著者が思い出すのは常に母のことなのである。母はこの絵が好きだったとか、この絵の女性は母に似ているとか、そういうことばかりである。しかも、べたべたとした愛情と依存関係が見えてしまい、耐え難いほどであった。
 著者の人柄も決して良いとは思えない。
 絵についての情報や感想はほとんど語られていない。
 私小説的。




印象派 (HAZAN1000)
販売元: 講談社

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 印象派の先駆者のドービニーから新印象派のスーラまで、印象派の代表作がセレクトされています。印象派の成立と画家の人生が、平易かつ詳細な文章で描かれています。紙質・文字のフォント(大きさも)・構成が良い。本自体の大きさも良い。しかし、本当は★★★★★にしたいが、ドービニーがドビーニーになっていたり、訳がこなされておらず文章が読み辛いと感じることが度々有ったので、★★★★。マネの『オランピア』も載せて欲しかった。『草上の昼食』も冒頭に小さく載っているだけだが、本文に大きく載せて欲しかった。




ファン・ゴッホ (HAZAN1000)
販売元: 講談社

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モネ (HAZAN1000)
販売元: 講談社

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 モネの絵について『モネ―素晴らしい眼』にも書いたけれど、新たに気づいたことを。田舎道を車で走っている時、周りの風景がまるでモネの風景画に描かれている風景みたいに見えた。モネの風景画の風景はヨーロッパなのに、日本にも見られそうな風景が描かれている。モネ自身が日本趣味なので、その所為かもしれない。平松礼二氏が、モネの絵に「ジャポニスム」を見付けたのも当然かもしれない。

 紙質・文字のフォント(大きさも)は良い。本自体の大きさもちょうど良い。文章は、平易かつ簡潔に書かれているんだろうが、頭の中にするすると入ってこなくて読み難かった。原画はカラーなのに作品の写真が白黒になっているところも有り、「モネの初心者はこの本から」と言いたいが非常に残念です。




ルノワール (HAZAN1000)
販売元: 講談社

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