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和書 492236 (217)



美しの國を往く 平松礼二画文集―ジャポニスム〈4〉 (ジャポニスム (4))
販売元: 求龍堂

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美わしき野性―ゴーガンの私記 (1953年)
販売元: 新潮社

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宇和島―森本秀樹画集
販売元: 三好企画

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運鈍根
販売元: 築地書館

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運筆から学ぶ花の水墨画
販売元: 日貿出版社

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運命の風
販売元: 新風舎

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ウン寿平・王キ
販売元: 中央公論社

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絵を描かずにはいられないのだ
販売元: 文芸社

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絵を描きたいあなたへ (講談社ニューハードカバー)
販売元: 講談社

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永沢氏の著作には、「ニューヨーク人間図鑑」刊行の頃から親しんできた。ページを開く度に行かれたことのある方なら誰でも唸るだろう、ニューヨークの空気がムンムンと伝わってくる・・・ニューヨークを描かせたら日本一、だと躊躇うことなく言える画家だと思った。
その永沢氏が、自ら実践する「線描き」によるスケッチを提唱し、絵を描く、ということの間口を、それこそニューヨーク的自由さにまで広げてみせたのが本書である。自らの”絵経験”を織り交ぜ、古今の名だたる画家たちのスケッチを織り交ぜ、「線」こそ個性だ、とする永沢氏の文章は力強い説得力がありながら、どこか温かく、友人に対するそれのように心強い。
ただ、昨今、永沢氏の方法論から絵を描き、イラストレーターとなったり、個展を開いたり、教室を開いたりする方が激増したが、残念ながら誰一人、永沢氏の本当に言いたかったこと、を実践、実現している人はいないと思う。
それはまさに「線」こそ個性だ、という点だ。
永沢門下(?)の方々の絵の線には「個性」がない。ただ小気味良く纏まっているだけ。
絵とは永沢氏が言うまでもなく、実は「線」であり、だからこそ、「一本の線を見ただけで、それがモネのものか、マティスのものか、ゴッホのものかが判る」と言わしめるのだ。
自分の線、を見つけること、これに関して本気で取り組むことは、実は石膏デッサンから入ることより、遥かに難しい、一足飛びを要求される行為なのだ(無論、そのことを永沢氏は知っている)。
この本を読み、永沢氏の絵と方法論とに惚れたなら、当面は他の多くの著名な画家もかつてそうしてきたように、徹底的にマネするといい。
しかし、そこから最後には踏み出し、自分の「線」を見つけていかない限り、永沢氏の教えは、トールペインティング教室のそれと何ら変わらなくなってしまうだろう。
本書を手にしたら、そういうところを読み取って欲しい。





絵をかく人に贈る遺言―三国同盟から三里塚まで
販売元: 樹芸書房

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