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和書 492236 (230)



江戸浮世絵 (その1)
販売元: ダイナミックセラーズ

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江戸浮世絵を読む (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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 この本が絶版なんてもったいない。浮世絵は人気ないかなあ。そう思わせるほどの良書であった。
それほど細かい説明はないものの、簡潔に浮世絵の魅力を伝えている。
単に「何を描いたか」という主題の問題だけではなく、
「どのような時代背景があったか」「製作、流通はどのようになっていたか」という、
まさに時代の寵児である浮世絵の生成、発展の歴史を紐解いている。

 私はこの本を読む前に著者が編者にもなっている『浮世絵の鑑賞基礎知識』を読んでいるので理解が早かった。
こちらのほうが詳細だから当然のことではある。
だが値段が圧倒的に違うのでこういう本は市販しておいて欲しいところだ。

 新書なので図版はモノクロだから、これを入門書としてカラー版の図版を見ていくとよい。
ちなみに図版という意味では『浮世絵の鑑賞基礎知識』も少し弱い。
理論はこの2冊で押さえてあとはカラー図版が豊富な書籍を求めると完璧だろう。

 浮世絵は江戸社会と共に発展し、明治期に社会体制が変わると共に消えていった。
現代に通じるようなプロデュースがあり、絵師や彫師などの高度な分業体制が整っていた。
日本国内では芸術というよりは庶民の娯楽として機能した浮世絵も、
明治期に海外に流出するとたちまち「ジャポニズム」となって欧米の芸術家たちの度肝を抜いた。
平板な構図、輪郭線のある描写はフランスの印象派を中心に
ヨーロッパの新しい絵画の理論的基礎となったのは言うまでもない。
浮世絵自体は廃れてしまったものの、さらに進化を遂げた西洋絵画はその後日本に逆輸入され、
多くの日本人画家が学ぶことになる。
絵画のグローバリズムはすでに浮世絵の西洋への伝播から活発化していたのだろう。




江戸艶笑画集
販売元: イーストプレス

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江戸絵画と文学―「描写」と「ことば」の江戸文化史
販売元: 東京大学出版会

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江戸切絵図・富士見十三州輿地全図で辿る北斎・広重の冨岳三十六景筆くらべ (古地図ライブラリー)
販売元: 人文社

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江戸春画性愛枕絵研究
販売元: コスミック出版

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江戸春画性愛枕絵研究〈3〉十人の絵師たち (コスミック新書)
販売元: コスミック出版

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江戸春画性愛枕絵研究〈4〉爛熟の歌川七人衆 (コスミック新書)
販売元: コスミック出版

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江戸春画秘本枕絵研究〈2〉国芳・笑山・英泉の世界 (コスミック新書)
販売元: コスミック出版

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江戸春画性愛万華秘本〈1之巻〉恋川笑山の世界
販売元: コスミック出版

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