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和書 492238 (37)



むしくんこんにちわ (ART BOXシリーズ)
販売元: ART BOXインターナショナル

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魅惑の仏像 阿修羅―奈良・興福寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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 興福寺の阿修羅像を、その制作方法から興福寺の歴史も加え、解説しています。興福寺に造立された当初の条件を加味しながらの写真の解説も興味深いものです。写真は実物を目の前にしては見られない様々な角度、アップが満載なので見る前に読む、見てから読むのをお勧めします。




魅惑の仏像 阿弥陀如来―京都・平等院鳳凰堂 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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西村公朝さんが阿弥陀様の目の位置から実際に周囲を見て、壁板の絵画の仏様が大小に描き分けられている意味を発見したというくだりに、鳳凰堂の空間創作の見方が広がった。阿弥陀様を直接見ているが、掲載写真のように多角的にじっくりと見ることはできていなかった。小川光三さんの鳳凰堂撮影失敗談や撮影最適時の割り出し解説に、撮影の苦労が推し量られる。だけど、一般参観では見られない瞬間を体感できることはすばらしくてうらやましい。伽藍復元図にある小御所に起居し、冒頭見開きの池に映えた浮き上がる夢幻の鳳凰堂に対面すれば、正に浄土世界に生きながら迎え入れられている自分に感涙したんじゃなかろうか....「雅やかな阿弥陀如来像」(西川杏太郎)からは平安期の極楽浄土へのあこがれと阿弥陀仏信仰の広がりが理解でき、定朝作丈六阿弥陀如来座像他の鑑賞ポイントが参考になる。「寄木造の技法と工程」(山崎隆之)の一文は素人にはとっても分りやすい。木村恭道さんの沿革史から平等院の変遷の数奇さに興味が深まる。




魅惑の仏像 四天王―奈良・東大寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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前半は写真、後半は仏像や仏教、寺院などの解説という構成になっています。とにかく写真がものすごく美しいです。黒い背景に四天王像がよく映えていて見とれます。全体像、アップなどさまざまなアングルからの写真が掲載されており、実物を見に行っても見えない細部をみることができる点も魅力です。また、写真でぐっと興味を惹きつけられたところで、知りたいと思った情報が解説に載っているので、参考になります。




魅惑の仏像 釈迦三尊―奈良・法隆寺金堂 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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魅惑の仏像 十一面観音―奈良・室生寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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右斜めからクローズアップで撮影された十一面観音の豊頬で秀麗なお顔が何とも言えずすばらしい。一方、左斜めからのお顔には聡明さと慈愛のまなざしを私は感じる。正面全体像からは端正な気品が伝わってくる。「法力を吹きつける観音さま」(西村公朝)の文はやさしい語りによる十一面観音のデッサン。「優艶な十一面観音像」(西川杏太郎)は変化観音の一つである同観音の構造を解剖学的に解明する。「室生山をめぐる神と仏」(小川光三)では、太陽祭祀ラインの存在を知る。箸墓古墳、檜原神社、泊瀬山、室生山、伊勢斎宮跡が真東への一直線上に位置することにびっくりした。「室生寺の沿革史」(網代智等)で室生寺史を簡略に把握できる。「鑑賞のガイド」等の補足も有益。小冊子ながら写真も多く、中身は濃い。




魅惑の仏像 十二神将―奈良・新薬師寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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一昔以上前に新薬師寺でこの肉眼で十二神将を見たはずなのに、この本の写真を見て鮮烈なインパクトを感じた。生半可な見方しかできていなかったのだ。口を引き締め悪魔をにらみつける、あるいは最大限に目を見開き、魂魄の怒声を吐く、神将のすさまじさから薬師を守護せんとする気魄が伝わる。西村公朝さんの文から、なぜ神将の頭上に十二支がないのかがよくわかった。西川杏太郎さんの文から最古の十二神将の制作過程を興味深く学べた。写真家の小川光三さんの文から、新薬師寺のロケーションの持つ重要な意味を教えられた。中田聖観住職の文から「新」とはあたらしいという意味ではなく、あらたかな薬師寺という意味であることを知り、認識を新たにした。東大寺の十二神将との図像対比もできておもしろい。




魅惑の仏像 千手観音―奈良・唐招提寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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一つの身体に千本の手をつけるなんてグロテスク極まりないはずなのに、千手観音の正面写真を見つめていると、全体が調和し美しさとなってかえってくるから不思議である。
西村公朝・西川杏太郎両氏の文を読み、仏頭、手、全体の細部についての説明から千手観音に具象化された個々の意味がよく理解できる。千本の手には眼が刻まれているという。数多の衆生を一遍に個々にその眼でとらえ、その手で救ってくださる、手を替え品を替えてでも救くってくださるということを端的に見える形にしたようだ。その持物から諸仏の合体ともみられるという説明になるほどと思う。千手の拡大写真から、指のしなやかな動きの一瞬をかたちに作り込んだ仏師の技に驚き、美しさに魅了された。
山崎隆之さんの木心乾漆技法の説明がわかりやすく、仏師の工夫に驚嘆するばかり。小川瞳さんの絵から仏づくりの工程を想像できて楽しい。「招提」とは四方から僧の集まり来るところを意味するということを遠藤證圓さんの文で初めて理解した。
小川光三さんの「最後にはたった1枚の写真によって、仏さまを仏さまに写したい。」という一文が心に残る。




魅惑の仏像 如意輪観音―大阪・観心寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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大阪観心寺の如意輪観音像の全体に彩色が残っていることに驚く。年に2日しか開扉されない秘仏として信仰・維持されてきたお陰なのだろう。続く15枚の観音さまのカラー写真のお顔は、一体の仏像の顔なのにすべて違った表情として感じられる。写真家小川光三という匠の腕なのか、悩み苦しむ様々な衆生に観音さまが対処されている現れなのか...2つめの少し左下ぎみから撮られた見開きページの幽艶なお顔に一番魅了されている。西村公朝さんによる如意輪観音の形姿の意味説明はわかりやすい。西川杏太郎さんの文から真言密教における仏像の位置づけを学べた。また造仏の技法解説から仏師の技術に感心するばかり。小川さんの神祀りと秘仏の関連性や蘇生の思想への言及は興味深くおもしろい。永島龍弘住職による簡潔な沿革史は、観心寺そのものの変遷に関心を誘うものでもある。台座連弁の図柄がすべて異なるというのも何だか謎めいている。




魅惑の仏像 弥勒菩薩―京都・広隆寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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昔々、広隆寺の弥勒菩薩の薬指が学生のいたずらで折られたという新聞記事を読んだ。この修復者の一人が西村公朝さんだったことをこの本ではじめて知った。小川光三さん撮影のクローズアップされた弥勒菩薩のお顔は、その角度によりそれぞれ微妙に表情が違って見える。何とも優しい微笑みの中で思惟されているお姿はやはり素晴らしい。
広隆寺の弥勒菩薩と聞いて思い浮かべる写真が、小川さんのお父さんの名写真だったということも、この本ではじめて知った次第。それは百万枚に近いロングセラーという。逆に後継者としてはしんどい仏像写真撮影になったことだろうと推測する。
仏滅後、56億7000万年後に弥勒仏となって出現されると説かれているが、それまでは弥勒菩薩のお姿という。お釈迦さんが王子の頃に大衆救済のために思索していた姿がモデルだろうと西村さんはいう。西川杏太郎さんの文からは、広隆寺にもう一体「泣き弥勒」というのが紹介されている。これもはじめて知ったこと。
「弥勒菩薩の技法と工程」での彫像に絡む謎、広隆寺の二度の火災・灰燼に帰した沿革など、私には初めての知見に溢れる本だった。


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