和書 492238 (183)
新撰大和の仏像―入江泰吉写真集
販売元: 集英社
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神像の美―すがたなきものの、かたち。 (別冊太陽)
販売元: 平凡社
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世界・染付の旅 (新潮選書)
販売元: 新潮社
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棟方志功 (新潮日本美術文庫)
販売元: 新潮社
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村上華岳 (新潮日本美術文庫)
販売元: 新潮社
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村上華岳は、観音像に代表されるように、宗教的な作品を数多く残してきました。
本書は、廉価で彼の画業をしっかりと追える編集になっています。解説も詳しく、印刷も鮮明ですから、始めてその画風に接する人にとっては、知る縁になるでしょうし、何回も見てきた人にとっても、ハンディな愛好書となることでしょう。
村上華岳は、経済的には余裕があったために、商業作品ではなく、自分の描きたい物だけを終生書き残した感じです。若い頃から身体が弱く、持病の喘息のため、52歳で亡くなりましたが、晩年は抽象的な水墨画の世界に没頭しています。幼少の頃から、肉親と縁遠いこともあって、絵を書くことで心の隙間を埋めてきた人生が忍ばれます。
宗教画、それも20世紀に描かれた宗教作品としては、一番深い感銘を与える画家だと思います。どの作品にも共通することですが、静寂の中に、心の拠り所として象徴的な仏が存在しています。
日本伝統の線描画で、淡い色彩を施しただけの作品のようにも見えますが、無駄のない表現をとりながら、心象風景を描いていたようですね。
例えが難しいですが、バッハの「無伴奏チェロ組曲」をじっくり聴かせてもらったような深く静かな精神性を感じました。
仏像の声 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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仏像に興味を持ったばかりの入門者としては、仏像の歴史的、文化的背景や教義のことを詳しく書いてある本を読んでも、なかなか理解することができません。
この本は、そのような背景や教義からアプローチするのではなく、目の前にある仏像が立ったり座ったりしている姿から、その姿が何を表わして仏教ではどのような意味になるのかということがわかりやすく書かれています。そしてそのことをとおして、教義がやさしく説かれています。
まさに仏師ならではの、仏像そのものに対する深い知識に裏打ちされた温かみあふれる一冊であるといえるでしょう。
仏像は語る (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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著者は、国宝級の仏像の修理者であると同時に僧侶である。そして戦争を体験した人である。話題の構成も非常にうまくできていて、読み進めていくうちに、著者の経歴や人柄、どうして仏像修理者と僧侶の二足のわらじを履くようになったのかがわかってくる。
もちろん、本題は仏像のお話なのであるが、著者の歩んできた道のりを知ることによって、仏像が優れた芸術品・歴史的な遺産であるとともに、信仰の対象であることに対する理解が深まってくる。
仏像というと、若いときには、優れた歴史的遺産として見る方が多いと思う。私にもそうであった。しかしながら、年齢を経ていくと、仏像を精神的な拠りどころとしても感じるようになってくる。
そんなときに、本書のような本に出会うと、一言一言が心に沁みてくる。
また書かれている内容だけでなく、著者の人柄が表れてくるような語り口に魅了される読者も多いと思う。仏縁や超常現象を扱っているくだりも幾つか見られるが、「そんなあほな」とはあまり思わない。何故だろう。その語り口のせいかもしれない。
フランク・ステラ (SHINCHOSHA’S SUPER ARTISTS)
販売元: 新潮社
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神道曼荼羅の図像学―神から人へ
販売元: ぺりかん社
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奈良の大仏をつくる (図説 日本の文化をさぐる)
販売元: 小峰書店
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奈良の大仏はどのような工程を経て造られたか、それを分かり易く図説で示しているのが本書である。土の像(塑像)の体骨をつくる・くふうをこらした外型づくり・中子削り・勇壮な鋳こみ・各段の接合・らほつの鋳造・補鋳と鋳さらえ・金を塗るまで、このように厄介なプロセスを経る。その様子を細密な画風で描いていて、目を瞠らせるものがある。現在なお世界一の大きさを誇る奈良の大仏。その鋳造過程をこのように子供にも分かり易く描いてくれている(雅)