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和書 492240 (72)



歌うオタマジャクシ 世界奮泳記
販売元: 東京新聞出版局

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内なるオルフェウスの歌―古楽が教えてくれるもの
販売元: 音楽之友社

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内なるミューズ―我歌う、ゆえに我あり〈上〉 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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1999年の夏に出版された上・下2冊のこの本には、思い出がある。ノルウェー語の原著は1989年、その3年後に英訳本が出版され、私は1995年、たまたまその英訳本を手にして驚いた。短目の広告を見ると「教育における音楽」がテーマの様に見える。もともと音楽療法士である妻の仕事に役立つかと思って手に取った本なのだが、そんな説明で分類できるものではなかった。なるほど、目次を見ても分かるように、ノルウェー、アメリカ、ソ連(著されたのは冷戦時代だ)での音楽教育の比較という、貴重なフィールドワークに多くのページが割かれている。だが、筆者の着眼点はもっと深い。音楽が-というより「リズム」という生の根元的なものが-どのようにして身体に刻まれるのか、それは後天的なものなのか?筆者の答は違う。どんな人間にも、生まれた時点で――というより母親の胎内にいる時から-それは与えられており、生まれた瞬間に活動を始める。後天的な環境によって十分後押しされる幸運な場合もあれば、残念ながらその発露が押さえられることもある。しかしその場合でも、「リズム」が消えてしまうのではなく、あくまで生の発露として生き続ける。それが止むのは、その人間がこの世での生を終える時だ。生の根源であるこの「リズム」を、著者は「ミューズ(美神)」と呼ぶ。この本の強みは、この問題を単に文学的に表現するのではなく、極めて科学的な支えを与えた上で論旨を進めている点だ。試みに、第1章にざっとでも目を通して頂ければお分り頂けるだろう。ギリシャ神話から起こった話は、たちまち専門的な胎塊Ő生理学に踏み込む。しかしこれはあくまで啓蒙書であり、だからこそ著者は、専門書になりにくい、あまりにも多様なこの分野を、こうした形にまとめることができた。各国で名講演家振りを発揮している筆者ならではの筆の運びである。和書には、これまで類書といえるものはなかった。-昔からのこの疑問に大胆に答える著者に、共感を覚えない読者はまずいないだろう。




内なるミューズ(下)我歌う、ゆえに我あり (NHKブックス (865))
販売元: 日本放送出版協会

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宇宙を叩く―火焔太鼓・曼荼羅・アジアの響き (万物照応劇場)
販売元: 工作舎

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■2001年10月20日、私は杉浦康平先生の講演会を職場で企画開催した(「ブック・デザインの宇宙 本の森羅万象」、徳島県/北島町立図書館・創世ホール)。講演会は徳島県内外から、杉浦ファンやデザイナーや建築家など、約2百人がどっと詰め掛ける大盛況となった。日下潤一さん(グラフィック・デザイナー、印刷史研究会)は、わざわざ東京から講演会に参加するために徳島入りされたのだった。講演会は、造本テーマが2時間、もう一本特別に須弥山について語る「手の中の宇宙」が1時間、なんと3時間にも及んだ。坂野公一氏(当時杉浦康平プラスアイズ)が客席からホリゾントに投影する美麗映像数百枚を、杉浦先生は極めて理知的に淡々と解説していった。私たちはただ呆然とその空間に身を任せ、感動に打ち震えたのだった。私は、企画から講演会当日に至る過程で杉浦先生や事務所の方々からいただいたご厚情を、生涯忘れることはないと思う。■本書は、『日本のかたち・アジアのカタチ』(三省堂、1994)、『かたち誕生』(NHK出版、1997)、『宇宙を呑む』(講談社、1999)、『生命の樹・花宇宙』(NHK出版、2000)に続く杉浦先生のライフ・ワーク《万物照応劇場》シリーズの第5弾。今回は工作舎からの刊行である。版元が変わってもシリーズの造本(=杉浦事務所の懐刀・佐藤篤司氏)は一貫していて、凝りに凝っている。■杉浦先生が以前から折に触れて言及されていたアジアの大太鼓「建鼓」「火炎太鼓」について、膨大豊富な図版と共に杉浦ワールドが全面展開されている。アジアの巨大打楽器の装飾や宇宙観についての考察である本書の第一章で、杉浦先生は《聴覚の成立過程》から論を進めてゆく。実にスリルに満ちているのだ。■私は、本書を入手後、直ちにダストジャケットにビニールカバーをかけてありがたく抱きしめたりしている。宝物です。大推薦します。




美しい演奏の科学―生きたリズムの表現のために
販売元: 春秋社

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美しい演奏とはどんなものかを、科学的に説明することを試みた本。
美しい演奏法を、感覚的な説明ではなく、言葉や図形・譜例で説明することはなかなか難しいもの。
最終的に音楽は音楽でしか語れないのではないかという考えはあるものの、理解するためのひとつの手段としては大変有効だと思います。
愛好家の方、また音楽をやっていてもレッスンがあまり受けられない方にはヒントになるかもしれません。




美しく青きドナウ(東ヨーロッパ)―音楽のたび (音楽のえほん)
販売元: 岩崎書店

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宇野功芳のクラシック名曲名盤総集版 (講談社SOPHIA BOOKS)
販売元: 講談社

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この本に関しては「筆者の偏見」といったことがよく言われるが、主観のない評論は、読み手に媚びたものであり、演奏家に対する遠慮であったりして、決して読み手にとって分かり易いものではない。この本は、例え宇野氏の嫌いな演奏家であっても、良いものはしっかりと褒めるなど、極めて正当な評価をしていると思う。このように言い切る人が居るからこそ、自分としての正しい判断基準が確立されるのであって、客観的な評論は、却って読者の判断を誤らせてしまうものである。本当は、宇野氏に遠慮することなく自分が正しいものを薦める評論家が何人か現れれば、読者一人ひとりの主観を持つことができるのだろうが。




宇野功芳の白熱CD談義 ウィーン・フィルハーモニー
販売元: ブックマン社

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著者の評論は、講談社から出ていた名盤シリーズと、ベートーヴェンの名盤
あたりが一番真剣みが感じられるが、最近のものはまったくだめ。というのも
自分が評論を書こうとしないで、どこかに書いたものだとか、そういったもの
の寄せ集めがほとんどだからだ。真剣さがなくては評論などできない。

この書は彼との対談を文字に起こしたような代物であるが、それでも以前書いた内容の反復が多く、本当に聴いているのかなという記述が多い。
これでは虚言・暴言となってしまうだろう。どうしてそういう評価なのか
ということが明晰でなく、なおかつ、言葉遣いの乱暴さにはもう辟易する。
ファンでも関心できない。




右脳クラシック鑑賞法―未知の能力が目覚める不思議な音楽の世界
販売元: 丸善メイツ

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