和書 492240 (224)
情動と音楽 (音楽と心はいかにして出会うのか) 國安愛子
販売元： 音楽之友社
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情熱のカデンツァ 小菅優
販売元： 日本放送出版協会
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以前、情熱大陸という番組で小菅優のことは知っていた。素晴らしいテクニック、そして、ドイツを拠点にヨーロッパで活躍する若手ピアニスト。彼女の行動はわかったが、彼女の考え方や人間性までは十分うかがい知れなかった。だから、才能に恵まれたエリートであり、人間的な感受性の表現は今ひとつ、という印象を持った。
今回、この「情熱のカデンツァ」を手にして、情熱大陸の記憶がよみがえった。自然と本に手が伸びた。ページをめくった。
正直、音楽家の、それも若い音楽家の文章に、大きな期待は持たなかった。しかし、率直で虚飾のない文体に、次第に引き込まれていった。
彼女がピアノを始めた頃の記憶から、ドイツへ留学した頃、そして、次第に成長して音楽家としてコンサートを重ねるまでのできごとだけにとどまらない。音楽やピアノ、演奏に対する考え方はもちろん、文学、映画、美術にも話題が及び、彼女の深い教養が窺がえる。そして、なんとしっかりとした考え方、豊かな感受性の持ち主であることかと驚かされる。
この本を読み終えることには、ピアノ協奏曲が聴きたくなってきた。
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女学生のためのやさしい楽典
販売元： ドレミ楽譜出版社
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女性作曲家列伝 (平凡社選書 (189))
販売元： 平凡社
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女性と音楽 (民族音楽叢書)
販売元： 東京書籍
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女流音楽家の誕生
販売元： 春秋社
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ジョルジェエネスク 写真でたどるその生涯と作品
販売元： ショパン
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ジョン・ケージ (叢書 言語の政治)
販売元： 白馬書房
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ジョン・ケージの音楽
販売元： 青土社
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ジョン・ケージという人がどんなに素晴らしい人かよくわかりました。
音楽の楽しみ方が増したようでとてもリッチな気分にさせていただきました。
ジョン・ウィリアムズ―スター・ウォーズを鳴らした巨匠
販売元： 音楽之友社
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世界で唯一ジョン・ウィリアムズ公認のファンクラブ代表であり
Ｊ.ウィリアムズ作品及びその他のサントラのライナーノートも書かれている神尾氏がＪ．ウィリアムズ同様に、Ｊ．ウィリアムズの半生と共に彼の作品について熱弁を振るっています。(～ＳＷエピソード１迄)
特に、スターウォーズ「エピソード１」についてはかなりのページを割いて解説されており、必読の内容です。
”運命の闘い”、”アナキンのテーマ”、スコアの隠し味＆聞き所、
”ダースベイダーのマーチ”になろうとしてもがき回っている曲、
この本を読むまで、あのシーンのあのスコアで、”帝国のマーチ”が使われていたとは全く知りようがありませんでした。気が付きませんよ。
そして、何と「ＳＷエピソード３」のヒントも書かれています。
Ｊ.ウィリアムズがどうやって作曲するのか大変興味がありましたが
ちゃんと書かれていました。彼が好きなコルンゴルトとは対照的です。
「フック」は「ロビンフッドの冒険」等のようなスコアなのは納得！！
「フック」に限らず”フライング・テーマ”の解説は非常に興味深い。
私自身、Ｊ．ウィリアムズ作品をよく聞きますが、まだまだサントラとして聞いた事がない作品も少なくはありません。Ｊ.ウィリアムズ作品サントラをよく聞く方にとっても、そうでない方にも大変参考になり、魅力を十分に堪能できるはずです。巻末には作品一覧や発売されているＣＤの詳細が書かれているので、収集する際の資料となります。
ＳＷエピソード３、宇宙戦争、ハリポタ４～７、インディジョーンズ４が楽しみです。神尾氏のサントラ・ライナーノートも要チェックです。