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和書 492240 (231)



西洋音楽史
販売元: 全音楽譜出版社

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西洋音楽史 (〔1〕)
販売元: 音楽之友社

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西洋音楽史―音楽様式の遺産
販売元: 新時代社

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西洋音楽史入門
販売元: 音楽之友社

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花開く宮廷音楽―ルネサンス (西洋の音楽と社会)
販売元: 音楽之友社

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西洋文化と音楽 (上) (ノートン音楽史シリーズ)
販売元: 音楽之友社

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西洋文化と音楽 (下) (ノートン音楽史シリーズ)
販売元: 音楽之友社

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西洋文化と音楽 (中) (ノートン音楽史シリーズ)
販売元: 音楽之友社

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西洋音楽史 印象派以後
販売元: 音楽之友社

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私自身は,周囲の人間と比べると,かなりマニアックな音楽ファンだと言えると思うが,楽器もろくに弾けないし,音楽の授業は小中高とさっぱりだった.そんな私が,時代の最先端を走り世界に誇る柴田南雄先生の著書のレビューを書くとはなんとおそれ多いことか.
とはいっても,まあ書かせていただきます.
とりあえず,クラシック音楽の近代・現代音楽(時代で言えば1900年あたりから現代に至る作品)の流れを解説したものです.そういった音楽に興味を持ちはじめていた私がこの書をはじめて読んだときには,自分の音楽に関する知識の無さから,さっぱりわかりませんでした.
それから時は流れ,私自身もいくらか音楽理論を学び,また実際に多くの作品を聴いて,改めて本書を読んでみました.単に過去の音楽を破壊しようという衝動から発生していた「なんだかよくわからない現代音楽」の楽譜の中に隠された極めて巧緻な技巧や実験的な試みが,実に丁寧にかつ明晰に解明されていたのである.
音楽の専門家から見れば,「何だそんなことも気付かなかったのか」という事象であろうが,私は,本棚の前で本書を片手に,そしてそこで分析されている作品の楽譜をもう一方の手に持ち,この解析の深さに触れることができたという清涼感のようなものを感じていた・・・・

と,ここまで書いて,これではこのレビューを呼んでくださる方に何の情報も提供していないことになってしまうので,内容について少々.
・ドビュッシーという作曲家はそれまで誰もが絵画の「印象派」と対応するものとして見てきたが,その評価はいかがなものか?
・音楽を作るときにそれまで伝統的に守られてきたルールはどのような形と順序で崩されてきたのか?
・ルールが破られた音楽の行き着く先は2つあった.それはフランスとアメリカで,正反対の形でそれぞれの成果となったのだが,それは,それぞれどういう音楽に到達したのか?
・ある作曲家の代表作品は,きわめて数学な構造(特殊な数列や比例関係)を古典的な形式の中に埋め込むという手法で作られていたことを見つけ出した・・・
などといった話題が出てきます.(もちろん扱われている話題はもっと多くあります.)

現代音楽ファンはもちろん,楽譜がある程度読めて,19世紀末から20世紀半ばにいたる時期の西洋の芸術・文化・歴史に興味のある方にもおすすめしたいと思います.





西洋音楽史概説
販売元: 春秋社

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