和書 492240 (252)
ミスチルに学ぶ作詞レッスン (「SWAI塾」『大ヒット曲に学ぶ作詞レッスン』シリーズ)
販売元: トライエックス
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楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」
販売元: 太田出版
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ひとことで言うなら、著者の誤解(曲解?)を無理矢理正当化するために、有名音楽家たちの言葉や作品を、都合のいい部分だけ引用している、それが延々と続いているだけのくだらない本です。
まず、この人は絶対音感の認識がちょっと間違っているような。絶対音感というのは作曲者が曲を発想するときに「これはハ長調でもなくト長調でもない。ニ長調じゃないとシックリこないんだ!」と確信する感情というか、いついかなるときでも同じ調でその曲を想起できる感覚なんだと私は思うのですが、この著者は「すべての音楽を固定ドで考えてしまう感覚(例えばベートーベンの運命だったら、ミミミドー、レレレシー。じゃなくて、ソソソbミー、ファファファレー。と言ってしまう)である。」と完全に誤解しています。その誤解に基づいて延々と絶対音感批判を展開する姿はまさにオロカモノです。
和声を考える際、時間的流れを無視してひとつずつ考察しているのもなんだかおかしい。
ハ長調の曲の中のEm7は和声学ではIIIであり、「E音から見てG音はフラットだ」と考えなくてもいいはずだが。(確かに短3度だけどね。著者はハ長調のIIIがE majorだと思っているのかも。)
ついには旋律までも時間的流れを取り払うために、ガイコツの理念を持ち出しています。「このメロディーの5度上行は、転回すれば4度だ。」なんだそりゃ?和声の転回(ドミソをミソドにするなど)ならわかるが、旋律の転回なんて私は聞いたことがないです。「ドーソ(5度上行)」と「ドーソ(4度下行)」が同じであっていいと思いますか?少なくとも旋律の話をしているときに出していい理屈ではないと思います。(「ツァラトゥストラはかく語りき」の有名な冒頭が、ドー(4度下行して)ソー(また戻って)ドー。だったらどんだけカッコ悪いか想像して見てください。)
チェッカーズの涙のリクエストの考察にしたって、あれは倚音とか掛留音で解決できる話のはずなのに、9度がどうのこうのでadd9なのだ、と無意味なことを書いています。
「坂本龍一/音楽史」で、時間軸を獣の強度と見なしてあれだけ研究した著者がなぜ今回だけ獣を檻に閉じ込めてしまったのかわかりません。
こんな人が何冊も本を出せる日本は、やはり「音楽後進国」なのでしょうね。
あと、P.126「ワインレッドの心」の2小節目はやっぱりC7(9)(13)でしょ?そう考えればあのメロディも納得がいくよ?試しにやってみ?
ダジャレで覚える音楽用語
販売元: ドレミ楽譜出版社
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ダニエルバレンボイム自伝
販売元: 音楽之友社
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ダリウス・ミヨー―幸福だった私の一生
販売元: 音楽之友社
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淡々とした文章で長いので、読み物としては少ししんどい面がありますが、資料としてこんなに便利なものはありません。
巻末の曲の一覧表や、人名インデックスがかなり使えます。
本編の中から調べたいことを探すのは、項目によっては少々難しい面もありますが、通読後に作曲年やエピソードから参照するのはそれほど困難ではありません。
研究目的ではなくても、音楽の楽しみのために、CDの解説以外の日本語資料として、大変貴重です。
ダルクローズのリトミック リトミック教育のための原理と指針
販売元: ドレミ楽譜出版社
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誰にでもできる作詞講座―君も今日から作詞家
販売元: ドレミ楽譜出版社
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曲があって詩があって歌になる。
で、まぁ、どうやって作詞するかということを解説した本。
「歌詞は、歌う側と聴く側を一体化ささるコミニュケーションツールです(p9)」
なるほどね~、そう言われればそうだよね。
「「サ行」で始まる言葉は、はっきり歌いにくい言葉の典型ですです(p44)」
へ~っ、なるほどなるほど。
本の中では実際のヒット曲を数々例に取り上げなら解説が進みます。
誰にでもできる作曲講座―君も今日から作曲家
販売元: ドレミ楽譜出版社
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誰でも作れるやさしい作曲入門
販売元: 自由現代社
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誰でもできる編曲入門―伴奏と合唱・合奏編曲にすぐ役立つ
販売元: 音楽之友社
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曲があり、これにピアノ伴奏をつけたり、簡易編成向けの編曲をしたりする場合に役立つ本。
上記のような作業は、打ち込み環境が整った現在では、その道のプロのみが行う作業ではあるまい。一介の音楽好きやひとつの楽器をそこそこ弾けるアマチュアが自分の楽しみのために、あるいは人に頼まれて行うことも多いと思われる(自分もそうなので)。そんなときにusefulな本である。当然のことながら、この本どおりにやっても人を「うならせる」ことはできないが、人を「ここちよく」させることはできる。それが音楽の目的でなくてなんだろうか。