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和書 492240 (258)



チャールズ・アイブズ―音楽にひそむアメリカ思想
販売元: 旺史社

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バルトーク―民謡を「発見」した辺境の作曲家 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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 現代音楽家としてではなく、民俗音楽研究家としてのバルトークに焦点を当てた、たいへんユニークな書。もともとバルトークは、そのふたつの仕事をほぼ同比重で考えていたようで、著者のアプローチは納得できる。
 ナショナリストとして出発したバルトークが、民俗音楽の採集を通じて、「舞踏組曲」のような民族和合の方向へ政治的に転換してゆく過程がたいへん興味深い。面白いのは、バルトークの同じ研究が、最初はハンガリーから非難され、トランシルヴァニアがルーマニアに併合されたのちはルーマニアから非難されるという下りだ。バルトークはこれを「わたしの研究が学問的に正当であるという証拠」と皮肉を込めて書き記している。また、神格化されているコダーイとの「盟友関係」についても実態の一端をあきらかにしている。
 民俗音楽研究は、カルチュラル・スタディと同様、政治性を払拭することは不可能だ。そしてバルトークにおいても、優れている=優れていないという軸の設定や、自分の論文が政治的に利用されたことを含めて、そのことへの自覚は十分に持っていたようである。こんにちにおいても、音楽の政治性というものについて考える上で、大変示唆に富んでいると思われる。お勧めだ。




モーツァルト―音楽における天才の役割 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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 H. C. Robbins Landonの『Mozart Almanc』(1991年)の翻訳。
 ランドンはハイドン研究の大家。であるが、モーツァルトについても多数の著作があるという。
 本書は、モーツァルトの人生を俯瞰しつつ、各時期における彼の音楽を分析したもの。切れ味鋭い評論であり、見落とすことの出来ない一冊と思う。ただ、各章はかなり短く、いささか物足りない印象が残るのも事実。音楽の分析も直感的で、そのまま受け入れていいのかどうか。それでも説得力はある。
 モーツァルトをべたぼめしているのもどうか。心酔しているのは分かるが、ここまで「天才」を連発されると、ちょっと。
 良い本であるのは間違いないのだが・・。




ヨハン・シュトラウス―ワルツ王と落日のウィーン (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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 シュトラウス2世(息子)の生涯と彼が生きた時代(タイトルの通り「落日の
ウィーン」)の世相を重ねて描いた一冊。

 ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが毎年中継され、あちらこちらで
彼や彼の父(シュトラウス1世)に兄弟(エドゥアルトにヨーゼフ)の曲が
流れるお国の割に彼や彼の一族について述べられた書物(特に一般向け)は
あまり有りません。

 そんな中、手軽に入手でき、一通り流れを通読できる、という点でお勧めの
一冊です。

 ワルツを今に伝わるエレガントな形に昇華させた功績、父を超えるべく
父以上に名声を求める姿、兄弟との軋轢、そして彼の音楽を受け入れ、貪欲に
求めたウィーンという街・・・といったエピソードが満載です。

 彼らが残した名曲を聴きながら一読するも一興ですよ。




ヨーロッパの響、ヨーロッパの姿 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 1972年に新潮社から出た単行本の文庫化。
 1967-68年に西ベルリンに滞在してコンサートに通いつめたときの体験談。雑誌等に掲載したエッセイをまとめたもので、まとまりのなさは隠せない。
 なにより、ベルリンの雰囲気を生き生きと伝えてくれるところが面白い。芸術を取り巻くエネルギーを肌で感じ取っている。
 ピカソについて、プラハの春についての文章も。




ワーグナーの妻コジマ (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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ヴァーグナー家の人々―30年代バイロイトとナチズム (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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中国音楽と芸能―非文字文化の探究 (中国学芸叢書)
販売元: 創文社

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学術書としては、かなり手ごろな値段、かつ内容豊富で読み応えがあります。
中国音楽年表が載っているのは、この本だけです。

音楽・芸能、民衆の非文字文化という世界も、実は文字文化に負けないくらいの「旺盛な探究心」と「理知的な営み」によって得られた論理的な規律を基礎として成り立っていることが読み解けます。
また、中国も異文化の受容に積極的だったという面が、音楽・芸能の世界から読み解けるところに面白さを感じました。





中国の音楽
販売元: 勁草書房

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中国の箏の弾き方
販売元: 日本図書刊行会

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