和書 492240 (306)
フジ子・ヘミング 耳の中の記憶
販売元: 小学館
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まず、真っ赤な装丁が目を引く本です。
oggiと和樂に連載されていた文章に新規取材文を加えて編集したもの。
フジ子さんは絵がとても上手だと知りました。それに少女のような美しい心の持ち主でもありました。
フジ子・ヘミング 我が心のパリ
販売元: 阪急コミュニケーションズ
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フジコ・ヘミングのパリにある二つの家(モンマルトルとサンルイ島)の写真や話、パリの街角、カフェでの思い出、そこで思ったことなどが綴られています。
他人の思惑に縛られない自由な、そしてある意味とても謙虚なフジコ氏ならではのストレートで筋のとおった思いが心に響きます。
貧乏できちんと食事が摂れなかった時に教会で美しい賛美歌を聴くと心は満たされたがお腹は満たされなかった。でも、自分の演奏がそういう人たちの心を揺さぶり、生きる力をあげられれば嬉しいという話と、何歳になっても夢に向かえばいい、遅すぎることはない、やるぞと思ったときがスタートだから。今よりちょっとでも良くなればいいじゃない、という言葉が特に印象に残りました。
藤原義江―オペラ開拓の道を行く
販売元: 鉱脈社
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僕は、涙の出ない目で泣いた。 (扶桑社文庫)
販売元: 扶桑社
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薬害によりほとんどの視力を失ってしまった少年が、両親の勧めるままにヴァイオリンを手にした。
ヴァイオリニスト、川畠成道の自伝です。
本書でも多くのページがさかれているので、どうしても薬害によってもたらされた数々の苦難の方に、目が行きがちになってしまいます。
けれども、私はあくまでも一人のヴァイオリニストの自伝として、興味深く読みました。
確かに、薬害の後遺症によって、ヴァイオリンを練習するにも他人の何倍もの苦労があったのだと思います。
けれども、その後遺症があるからヴァイオリニストになれたわけではありませんよね。
更に言うと、才能があっただけでもダメだったと思います。
著者がヴァイオリンを始めた年齢は、他のヴァイオリニストに比べてやはり遅いと感じますが、それでも彼が大成したのは、才能とそれを活かすためのかなりの努力があったからだと思います。
あらすじに「奇跡」という言葉があるのですが、別に奇跡によってヴァイオリニストになったわけではなく、才能プラス多大な努力によってヴァイオリニストになったのではないかと考えます。
とは言え、本書は、そんなに、努力努力と、堅く重苦しい内容ではありませんが。
むしろ、どこか光があって、やわらなか明るさがある本だと感じます。
スラスラと読める文章で、内容も良く、一気に読んでしまった本でした。
モーツァルト99の謎―大天才に秘められた意外な事実 (二見文庫)
販売元: 二見書房
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普段着の巨匠たち―クラシック・コンサートの舞台裏から
販売元: JICC出版局
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フランク (不滅の大作曲家)
販売元: 音楽之友社
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ベルリオーズ (不滅の大作曲家)
販売元: 音楽之友社
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ラヴェル (不滅の大作曲家)
販売元: 音楽之友社
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もっと古い版があるのかもしれないけれど、私が読んだのは1974年初刷、1982年第三刷の単行本である(情報では2000年の出版となっている。改版されたと思われる。なお原著は1964年)。印刷の字体は小さく古色蒼然としているが、実に丁寧に、良心的に作られた本である。古き良き時代の出版物だと思う。
今は出版のスピードが速く、ヴィジュアルでごまかしたり行間を空けたりして「とっつきやすさ」「読みやすさ」が重視されているが、この本は一般向けであるにも拘わらず、そうした「見た目」には背を向けている。何より註の置き方が独特で、対象語句の直ぐ後に括弧でつけられており、これが実に簡にして要を得た絶妙の内容である。作者が大変細かいところまでよく調べて翻訳しているのがわかる。
私が知りたかった晩年の病気のことでは参考にならなかったけれど、これは出版に携わった者たちの良心の結晶のような作品であり、お手軽な消耗品としての本に慣れきった目には、たいへん好ましかった。
不滅の名曲はこのCDで―あなたのベストコレクションのために
販売元: 朝日新聞社
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