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和書 492240 (314)



モーツァルトと日本人 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日本における“モーツァルト音楽”の受容のありさまを
江戸時代から戦前・敗戦後の西洋音楽の受容と並行する形で
述べています。
演奏会で聴いた曲やその感想を書いた日記を随所に引用しつつ、
戦前はモーツァルトの人気は現在に比べればはるかに高くなく、
ベートーベンなどの「大音楽帝国」をヘゲモニーを握っていたことを指摘しています。
しかし、大日本帝国の崩壊と同時に「大音楽帝国」も崩壊し、
次に小林秀雄、河上徹太郎、大岡昇平、吉田秀和、遠山一行などの
評論家たちの著書を使って日本で“モーツァルト音楽”普及した背景をまとめています。




ロックの感受性―ビートルズ、ブルース、そして今 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

同年代の団塊の世代、この題名、メンフィス等々、嬉しくて買い求めました。仲井戸君と同時代に隣の区で育った私には、戸山ハイツ、新宿界隈ということで、青春の門と同じような懐かしさでワクワクしながら読み始めました。当時の同級生との遊び、世評、社会はいいとして、もう少し当時の音楽を懐かしく掘り下げて書いて欲しかった。よしみ先生だの、海藤君の話はどうでもいいのです。当時のアメリカの曲の覚えていることを、この書で思いっきり思い出させて欲しかった。本書を買うきっかけになったメンフィスの話に大いに期待していたが、アメリカ旅行のことはやっと134ページ目になって「ブルースを探して」で始まり、184ページ目にはブルースを旅した旅行記は早くも終わりだ。たったの50ページだけ、特にメンフィスのビール・ストリートの話は旅の2日目、たったの1ページで「二日目の夜は静かに更けていくのでありました」とあっけない。唖然・・・だった。ニューオーリンズの記述もやはり短く、全体的に「CDショップ」、「楽器屋のギター」「日本食」・・・ばかりで、旅行記の他も、随筆なのか日記なのか、ロックの感受性にしては深みに乏しく、近くにいる編集サポーターは何をしていたのかと思うような内容に、非常に残念に思いました。もう1冊書きましょう!!




ヴァイオリンとチェロの名盤――カザルスからヴェンゲーロフまで50人を聴く (平凡社新書)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「優しく」書いている分、これに満足する人、
不満に思う人が出てくる新書です。
また部分的にではありますが、筆者の皮肉があり、
これに「嫌悪感」を抱く人も出てきそうです。
賛否両論ある本ですが、一方で意図的ではないと思いますが、
結果としてユダヤ系奏者の名前が多く挙がっています。
これはユダヤ系の人たちは第二次世界大戦後、やっと堂々と
自己主張できるようになった(一部コネがものをいったそうですが)
という悲しい人類史を語ってもいると思いました。





レクィエムの歴史―死と音楽との対話 (平凡社選書)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は、グレゴリオ聖歌から柴田南雄まで、音楽史上に残る133曲にも上るレクィエムを取り上げ、世界でも初めてレクィエムの歴史を網羅したという労作です。

モーツァルト、フォーレ、ヴェルディ、ブラームスはもとより日本でもあまり知られていない作曲家のレクィエムが数多く取り上げられていますので、多くの合唱ファンや音楽史を学ぶ方にはなくてはならない好著だと言えるでしょう。

カトリックの「死者のためのミサ」の音楽だったレクィエムがこれだけ多くの作曲家の創作意欲を掻き立てた本質的な意味合いの解明が、本書の各章で述べられています。
宗教と音楽についての飽くなき探求心が通奏低音のように各章に流れていました。

レクィエムの固有文の対訳は始め、有名な詩篇や典礼文の訳も紹介されていますので利用価値は大です。著者自身の手によるブラームスのドイツ・レクィエムの対訳も参考になりました。元のテクストの出典が明記されているため理解の助けになったのは間違いありません。

「二十世紀のレクィエム」の章では知らない作曲家の作品が多く取り上げられていますので、演奏会でのプログラム・ビルディングのための選曲資料としても有用です。特に参考になったのは、巻末の索引やCD一覧で、「レクィエム事典」のような使用法も取ることが出来ます。

なお、著者の井上太郎氏は、中央公論社に勤務され、書籍部長などを歴任された後、クラシック音楽に関する著作を専門に執筆されてきた方です。




モーツァルト―いき・エロス・秘儀 (平凡社ライブラリー (188))
販売元: 平凡社

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日本のモーツァルト研究者で、海老沢氏と勢力(?)を二分する井上太郎氏のモーツァルト評伝。やはり初心者には入りづらい面があるかもしれないが、この手のモーツァルト本を読み続ければ、次第に慣れてきます。




私の戦後音楽史―楽士の席から (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本のはじめから、すぐに夢中に読み進めてしまいました。文化というものが、いかに社会に左右されてしまうものか、肌で感じられる林先生の告白文です。当時の様子がとても伝わってきて、胸に迫りました。これから林先生の歌を歌う時はもっと違った気持ちで歌えそうです。




下手でもいい音楽の好きな子どもを(もういちど読みたい7) (もういちど読みたい)
販売元: 音楽之友社

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ヘルベルト・フォン・ホリヤンの本日も満員御礼!
販売元: ヤマハミュージックメディア

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堀俊輔氏の指揮する、「オラトリオ東京」の演奏会に行き、この本を知りました。非常にかっこよく、迫力ある演奏にすっかり圧倒された私は、勢いで(笑)この本を購入したのですが、読んでびっくり! あのりりしいお姿の堀さんが、こんなにユーモラスで、くだけていて、親しみやすい人物だったとは! 現在の演奏活動についてはもちろん、学生時代の苦労や、なぜかお気に入りのレストランの解説まで載っていて(笑)本当に内容もりだくさんです。笑ったり、しみじみしたり、ふだん近寄りかたい雰囲気の「クラシック」の世界の人が、ぐっと身近になった気がしました。クラシック、とっつきにくいとお思いの方も、この本から入ってみてはいかがでしょうか?




ヘルベルト・フォン・カラヤン(上)
販売元: 白水社

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第2章「日曜日の子供」の冒頭。(19頁)
「モーツァルトは、ヘルベルト・フォン・カラヤンの生まれ故郷ザルツブルグに生まれた」
       ウィーンの笑い話

こんなことを人に言わせるなんて、やっぱり彼は「帝王」なのか−−−と思いたくなる。
他の音楽家とのかかわりも交えて、ナチス台頭の時代背景の中で彼がどのように自分の人生と音楽を捉え、発展させていったのか。その人物像がさまざま角度から描かれており、新発見の面白さもあって、私にとっては「ゆっくり楽しみながら読みたい」一冊である。




ヘルベルト・フォン・カラヤン(下)
販売元: 白水社

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第2章「日曜日の子供」の冒頭。(19頁)
「モーツァルトは、ヘルベルト・フォン・カラヤンの生まれ故郷ザルツブルグに生まれた」
       ウィーンの笑い話

こんなことを人に言わせるなんて、やっぱり彼は「帝王」なのか−−−と思いたくなる。
他の音楽家とのかかわりも交えて、ナチス台頭の時代背景の中で彼がどのように自分の人生と音楽を捉え、発展させていったのか。その人物像がさまざま角度から描かれており、新発見の面白さもあって、私にとっては「ゆっくり楽しみながら読みたい」一冊である。


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