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和書 492240 (319)



ベートーヴェン全集〈第8巻〉われ信ず!―1819‐1822年
販売元: 講談社

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ベートーヴェン闘いの軌跡―弦楽四重奏が語るその生涯
販売元: 音楽之友社

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ベートーヴェン大事典
販売元: 平凡社

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ベートーヴェンの遺髪
販売元: 白水社

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この邦訳を読む気になったきっかけは、主に2つある。クラシック音楽中、ベー
トーベンの作品を幼少から最も愛していたこと。もう1つは、「鉛中毒が死因だ
った」ことが(シンクロトロンを利用した)この遺髪の微量元素分析によって明
らかになったことだ。天才の死因ばかりではなく、聴覚の喪失、持病になった激
しい頭痛、肝臓障害、癇癪もちの性格なども鉛中毒でおおかた説明がつくように
なった。もっとも、一体どんな経路で鉛中毒になったのかについては、ワイング
ラス説、公害魚説、温泉説など諸烽ェあり、まだ謎が完全に解けていないようだが。

遺髪が、この天才作曲家の死後、親友である有名な音楽家の子孫の手から、戦争中
にナチスによる迫害を逃れようとするユダヤ人難民に一夜の隠れ宿を提供したデン
マークのある良心的な市民の家族に、感謝の印として委譲されたという「くだり」は、
なかんずく印象深いものだった。彼の名曲「第9」や「運命」を聞きながら、この
本を読むと、臨場感に溢れ感銘度がさらに倍加するだろう。

この本を読んで思い出したのは、水俣病の原因(水銀中毒)がやはり頭髪の分析に
よって、明白になった事実である。驚くなかれ、天才の遺髪分析が、なんと豪州に
住むある(難聴の)炭坑夫の命を救うことになる。この原書を読んでいたベートー
ベンの愛好家が、作曲家の病状が自分自身のそれにそっくりであることに気づいた。
案の定、彼は鉛中毒だった。






ベートーヴェンの日記
販売元: 岩波書店

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ベートーヴェンの美学―音楽の時間構造
販売元: 勁草書房

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こんな面白い本なのに誰も言及しないのが不思議なくらい。豊富な哲学知識と読譜力がないと読めないためか。でも、音楽作品の分析ってかなり好き勝手な読みができるから、著者の根本的な見解についていけない人には無理なのかもしれない。それにしても、音楽を時間の問題だけで語るなんてもう旧いんだろうな。ベルグソン以来の悪弊だし。最初は面白かったが、今になってみるとちょっとなって思う。
しかし、訳者の「解説」がすごい。博覧強記というか勉強家というか、芸術から哲学、科学と縦横無尽。それだけでも役に立つ。




ベートーヴェンのヴァイオリン作品―演奏家と聴衆のために
販売元: 音楽之友社

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ベートーヴェン研究
販売元: 春秋社

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モーツァルト (ペンギン評伝双書)
販売元: 岩波書店

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 モーツァルトの伝記はあまりにもたくさんあって、当然重なる部分も多くって、「あーこのこともう知ってるわい」と感じることも頻繁にある。その点、本書は切り口がひと味変わっていてけっこう新鮮に読めた。それは著者が文化史を専門とする人だからに他ならない。たとえば第三章においては当時の音楽家のパトロン=システムについていくつかの例がひかれており、何でモーツァルトが定職を持たずに自転車操業状態を続けていたのかが解説してある。あるいは後半において、当時の「音楽」というものがどういった形で「消費」されていたか、その最も大きな商品である「オペラ」の成立にはどんな条件が必要とされたかなどの記述もあり、「へええ、へええ」と楽しめた。
 しかしそれもこれもモーツァルトという人が短くも破天荒な人生を生き、究極的に美しい作品群を残したからこそ、その背景にちりばめられた要素に興味が惹かれるのでしょうね。




歴史としての音―ヨーロッパ中近世の音のコスモロジー (ポテンティア叢書)
販売元: 柏書房

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