和書 492250 (118)
遊―喜多川歌麿〈2〉
販売元: ダイナミックセラーズ
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鳥―恋川笑山
販売元: ダイナミックセラーズ
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波―葛飾北斎 (江戸浮世絵)
販売元: ダイナミックセラーズ
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風―歌川国芳 (江戸浮世絵)
販売元: ダイナミックセラーズ
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江戸浮世絵を読む (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房
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この本が絶版なんてもったいない。浮世絵は人気ないかなあ。そう思わせるほどの良書であった。
それほど細かい説明はないものの、簡潔に浮世絵の魅力を伝えている。
単に「何を描いたか」という主題の問題だけではなく、
「どのような時代背景があったか」「製作、流通はどのようになっていたか」という、
まさに時代の寵児である浮世絵の生成、発展の歴史を紐解いている。
私はこの本を読む前に著者が編者にもなっている『浮世絵の鑑賞基礎知識』を読んでいるので理解が早かった。
こちらのほうが詳細だから当然のことではある。
だが値段が圧倒的に違うのでこういう本は市販しておいて欲しいところだ。
新書なので図版はモノクロだから、これを入門書としてカラー版の図版を見ていくとよい。
ちなみに図版という意味では『浮世絵の鑑賞基礎知識』も少し弱い。
理論はこの2冊で押さえてあとはカラー図版が豊富な書籍を求めると完璧だろう。
浮世絵は江戸社会と共に発展し、明治期に社会体制が変わると共に消えていった。
現代に通じるようなプロデュースがあり、絵師や彫師などの高度な分業体制が整っていた。
日本国内では芸術というよりは庶民の娯楽として機能した浮世絵も、
明治期に海外に流出するとたちまち「ジャポニズム」となって欧米の芸術家たちの度肝を抜いた。
平板な構図、輪郭線のある描写はフランスの印象派を中心に
ヨーロッパの新しい絵画の理論的基礎となったのは言うまでもない。
浮世絵自体は廃れてしまったものの、さらに進化を遂げた西洋絵画はその後日本に逆輸入され、
多くの日本人画家が学ぶことになる。
絵画のグローバリズムはすでに浮世絵の西洋への伝播から活発化していたのだろう。
江戸艶本(えほん)へようこそ
販売元: 河出書房新社
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江戸艶本を探せ―江戸艶本へようこそ・続
販売元: 河出書房新社
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江戸歌舞伎 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店
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江戸歌舞伎図鑑―芝居で見る江戸時代
販売元: 芙蓉書房出版
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江戸歌舞伎と女たち (角川選書)
販売元: 角川書店
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