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和書 492250 (133)



王羲之 蘭亭序 (木耳社手帖シリーズ)
販売元: 木耳社

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王羲之 蘭亭叙・十七帖 (書聖名品選集 (2))
販売元: マール社

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王羲之 六朝貴族の世界 (清水新書 (017))
販売元: 清水書院

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 「王右軍」こと王羲之は、今を遡ること1600年もの昔に中国で活躍した文人政治家です。後世「書聖」と称せられたように、「蘭亭序」をはじめとする彼の書は中国最高の文化遺産の一つに数えられています。
 さて、この王羲之、名門「琅邪王氏」の出身です。書家として名高いこともあり、何となく「浮世離れした坊ちゃん芸術家」というイメージを持っていましたが、こうした理解は如何にもアサハカでした。彼の一生の間には、異民族侵攻による西晋の滅亡、漢民族の江南大移住と東晋政権の樹立、王敦の反乱、桓温による北伐と簒奪などの大騒動が目白押しです。中国社会は大揺れに揺れ、中華文明自体の存立が危ぶまれるような大変な時代でした。
 そうした中、東晋草創の元勲たる王導を伯父(正確には父の従兄)に持ち、また一大軍閥の領袖たるチ鑒を岳父とする王羲之は、好むと好まざるとに関わらず、官途の中、政治の激動に呑み込まれていかざるを得ないのでした。こうした激しい世相・境遇を背景に、文化人たる彼は何を信条とし、また何を心の支えとしたのでしょうか。
 本書は、高名な六朝史家の吉川博士が、この王羲之の生涯を題材に、彼が生きた東晋初期の政治・社会・文化の状況を活き活きと描き出すものです。内容的に深いものを感じさせますが、語り口はあくまでも平易であり、読み物としても大変面白い出来だと思います。
 いまひとつマイナーで、しかも些か取っ付きにくい感がある魏晋南北朝史ですが、本書は、この時代の大まかな特徴や、特に南朝系社会の成り立ちを理解していく上で、格好の入門書になるのではないでしょうか。




王羲之論考
販売元: 東方出版

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王献之 (1)
販売元: 天来書院

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王献之 (2)
販売元: 天来書院

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王氏一門書集
販売元: 天来書院

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王鐸行草詩巻
販売元: 清雅堂

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王鐸草書唐詩巻
販売元: 清雅堂

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王鐸草書帖―擬山園帖本
販売元: 清雅堂

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