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和書 492252 (16)



8時だョ!全員集合の作り方―笑いを生み出すテレビ美術
販売元: 双葉社

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 1969年10月4日~1985年9月28日、土曜日の午後8時に生放送で放映された、最高視聴率50%超を記録したバラエティ番組『8時だョ!全員集合』の美術デザインを担当した山田満郎氏による回想録。
 『全員集合』の魅力の第一は、前半の大掛かりなセットを利用したコントだったと思う。

 ドリフのリーダーいかりや長介が、プロデューサーの居作昌果が、どんな奇抜なアイディアを出して、無理難題な仕掛けを要求して来ても、決して「それはできません」と拒むことなく、それ以上のものを作り上げたのが、セットデザイナーの山田満郎だ。
 彼なくしては、『全員集合』はなかったかも知れない。

 その、芸術品ともいえるコントセットの数数を、山田自身が残した豊富な写真と図面とともに、解説している本。
 まさに、『全員集合』の舞台裏、作り方、だ。
 見ていて楽しいし、記憶もよみがえる。山田氏のアイディアの創出に、感心もさせられた。
 『全員集合』を自分の手の中に残しておきたいという人には、以下の3点とともに、超オススメだ。

 『ザ・ドリフターズ結成40周年記念盤 8時だョ!全員集合 DVD 3枚組』(ポニーキャニオン)
 『だめだこりゃ』いかりや長介(新潮文庫)
 『8時だョ!全員集合伝説』居作昌果(双葉文庫)




8時だョ!全員集合伝説
販売元: 双葉社

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 「8時だよ!全員集合」がスタートした1969年当時,土曜夜8時は,フジテレビ・コント55号の独り勝ちだった。笑いの天才・萩本健一と,どんなツッコミにも対応できる坂上二郎のコンビ。当時のギャグ番組の台本は,「拍手。ドリフ下手から登場。(ドリフのギャグ,よろしくあって)。拍手。ドリフ上手へ退場。」という程度の大雑把なもので,番組の成功・不成功は,すべて芸人の力量のみにかかっていた。
 TBS(筆者はプロデューサー)は,これに対抗して,じっくりギャグを練り上げて笑いをとる番組を作ることにした。それが,「8時だよ!全員集合」だった。
 木曜日,1日かけて翌週のコントの打合せを行う。金曜日は,前週の打ち合わせを基に作成された台本で,ギャグの一つ一つを再点検する。そして,土曜日は朝9時からセットを確認し,本番直前までリハーサルを行う……。

 1982年4月,ギャグ作りに疲れたいかりや長介は,「俺は,もう疲れたよ。コントを考えるのみ,ネタひとつ作るのにも,もう根気が続かない。まかせるから,そっちで何とかやってくれないか」と切り出した。これを受けて,筆者が,メンバー中心でディレクターとコント作りを行う旨発表すると,いかりやは「わかったよ。みんな,俺がいらないって言うんだな」とへそを曲げてしまった。「全員集合」は1985年9月まで続くが,このとき以来コント作りは加藤茶と志村けんが中心になって行うようになった。

《思えばあの1982年が,「8時だヨ!全員集合」の幕を引くべき年だったのかも知れない。》(257頁)

 「全員集合」を見て育った人であれば,あのバカなお笑いが,こんなにも真剣に,身を削る思いで作られてきたのだと驚くこと間違いないと思う。広く読んで欲しい一冊。




90年代美少女読本―ゴクミとりえに続け! (宝島Collection)
販売元: JICC出版局

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94Fantastic Honey―細川ふみえ写真集
販売元: クラリオンソフト

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’97年単館・ミニシアター洋画ベスト10〈’98年版〉 (ムービー・ゴンスペシャル)
販売元: シネマハウス

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99の後藤真希
販売元: ソニー・マガジンズ

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後藤真希のことを心からほれ込んでいる能地祐子さんが書いたというのに惹かれました。
だれよりも後藤真希のありのままを引き出すインタビューにはかねてから定評があります。
この作品もまさに後藤真希そのものが素直に書かれていて、見ていてほほえましくなりました。本当に普通の女の子であることがわかります。
ごっちんの世間から見た誤解を解いてくれるのにふさわしい一冊です。




A2
販売元: 現代書館

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これは、アーレフ(旧オウム)の出家信者や、彼らを巡る人々の話ではなく、彼らを撮影し続けた森達也さんと、森さんと一緒に制作に加わり続けた安岡卓治さんたち、ご自身についての物語だ。

映画として編集する時には、時間的な制約がある以上、どうしても切らなくてはいけないところがある。基本的には映画で見られる場面について、撮影時の著者の「迷い」というか「逡巡」がじんじん伝わってくる内容だ。映像だけではどうしても伝えきれなかったものがあるからこそ、著者は(森さんも安岡さんも)この本を書かずにはいられなかったのだろう。

荒木さんが、住民たちから猛烈な抗議によって移転先の建物に入れず、立ち去らざるを得なくなった出来事は全国ニュースでも流れ、いまもまだ記憶に新しい。あの場面をテレビで見た森達也さんの言葉が、胸をきゅーっと打つ。
あのシーンを経て、さらに彼らを撮り続けた森さんの「姿勢」について、私たちはいまいちど立ち止まって考えてみる必要があると思う。

とにかく、映画と一緒にみることをオススメする。映画を観て、本書を読むうちに、日本で、同じようなことが繰り返されていることに気がつくと思うからだ。




ABBA―『マンマ・ミーア!』への道
販売元: 日之出出版

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70年代のヒーローABBA!しかし、その活躍の裏には壮烈な人間模様があった。この本はABBAが世界ツアーを行い、ついに活動停止になるまでの苦悩、そしてその後の各人の活躍が描かれた「知られざるABBA」の内容がギッシリつまった本である。世界各地で発売され、今回の日本語版発売となった。2002年12月から始まった「マンマ・ミーア!」を観た後に、じっくり読んでもらいたい作品だと思います。




ABC…Yoko Kamon X XYZ…Hajime Sawatari
販売元: ぶんか社

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THE ABYSS
販売元: 角川書店

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