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和書 492252 (310)



らくご小僧
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

  志らくと同世代の僕にとっては、なぜ志らくが“全身落語家”に成りえたのか、というのが以前からの疑問だった。現在40歳前後の人の多くは、小さいころ、すでに落語は遠い存在だったはずなのである。この本を読んでみて、その謎が氷解した。
  まずは両親がギタリスト、長唄の師匠という芸能の血筋だろう。志らくは、歌舞音曲の才には恵まれなかったと語るが、芸で個として生きるという人生におけるスタンス、あるいは父親の落語のレコードを繰り返し聞いたといった環境など、本人の資質だけが今の“全身落語家-立川志らく”を形成している訳ではないことがわかる。一人遊びが好きな想像力たくましい子供だったという述懐は、今の芸風に直結しており、納得させられる。

 もう一点は、後付け的な部分もあるが、“まるで落語のような”エピソードを幼少期から青年期にかけて、数多く持っているということだ。この本自体、そうしたエピソードと落語をリンクさせ、落語を身近なもの、現代にも適応したものとして読者に提示する、という側面を持っており、その意図は充分に達せられていると思う。 志らくは狭い意味での落語に囚われることなく、本、芝居、DJ、映画といったメディアを使って、まさに全身を持って落語を伝えようとする伝道師なのだろう。
  ただし、この本は落語、あるいは志らくに関心がある人だけに向けられたものではない。高校三年生の受験期に“尻尾が生えるという奇病”で入院し、看護婦に淡い恋心をいだくが...という思春期爆笑話で盛り上げた後の、最後のエピソードが秀逸なのである。それは金原亭馬生と、現在の師、立川談志との出会いである。詳述は控えるが、結局、志らくを“全身落語家”足らしめたのは、この2人の偉大な落語家との出会いなのだ。村上龍の「13歳のハローワーク」が話題になっているが、人生の選択を前にした子供たちにとっては、この一片のエピソードの方が、より有意義にも思える。このエピソードひとつで、山田くん星一個余計にやっとくれ、である。




らくご長屋〈1〉わんぱく長屋の寿限無
販売元: ポプラ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

~この本は問題が大きい。古典落語の有名どころが示されているが、その示し方が混乱を呼ぶ。
なんと! 最初にでくる子ほめでほめ損ねた赤ん坊が寿限無となり、その寿限無が父親と一緒にお初天神にでてくる。子供の名前は一貫して寿限無となっている。
これでは、混乱する。第一、寿限無の父親とお初天神の父親が同じ父親であろうはずがない。演じられる場合~~でも、異なって演じられるべき性格である。
それに、子ほめでほめられ損ねた赤ん坊が、そのあとで名前を考えられて寿限無になるとはかなり無茶な設定に思える。
こんな流れで、らくごを示されては困る。 らくごの一つ一つには、それぞれにしっかりした背景や登場人物の性格が設定されている。
それを全く無視して、それをつないで子供に受ける漫画家に絵~~を描かせる、こんな企画には全く感心できない。~




らくご長屋〈2〉どたばた長屋のへんてこ花見
販売元: ポプラ社

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らくご長屋〈3〉もの知り長屋はもの知らず!?
販売元: ポプラ社

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らくご長屋〈4〉お化け長屋のおかしな怪談
販売元: ポプラ社

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らくご長屋〈5〉あわてんぼ長屋は早とちり
販売元: ポプラ社

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らくご長屋〈6〉とんち長屋の知恵くらべ
販売元: ポプラ社

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らくご長屋〈8〉いたずら長屋は引っかけ上手
販売元: ポプラ社

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らくご長屋〈9〉ぐうたら長屋のふまじめ親子
販売元: ポプラ社

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らぶドル Lovely Idol オフィシャルキャラブック (MAGICAL CUTE)
販売元: エンターブレイン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

らぶドルのことが詳しく乗っていて内容も良かった。
ゲームを一緒に買うとさらに詳しいことがわかる。


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