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和書 492274 (89)



季刊〈道〉 (No.154(2007秋号))
販売元: 合気ニュース

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秋号の道が届いた

宇城先生の「気づく、気づかせる(特別編)」が圧巻としか言いようがない。
今まで宇城先生の記事はほとんど目を通しているが、今回の記事は、いつも漠然とした不安を感じている現在の自分に対して語られているのではないかとドキッとするような内容だった。

「今、多くの人が悩んでいるのは心の不安のためなんです、今をどう生きていったらいいかという。今と将来がどう繋がるかが見えていない。それが見えてくると希望が出てくる、希望があるから忍耐、我慢がでてくる。だからヤル気が出てくる。だから十年後に相当な差になる。今、そういう方向への指導に向けてのスタートを切ったところです。」

当たり前のことようだが、悩んでいた自分が馬鹿に見えるくらい楽になった。希望がわいてきた。

同様に、様々な講習会への参加者のレポートから、「今までやって来たことは何だったのだろう。」と大きなショックを受けたことが良くわかるが、それがマイナスに作用するではなく、逆にそのことで、”DNAのスイッチ”が入り、大きなエネルギーと希望になっていることがわかる。

世界はその価値に気づき走り始めたようだ、母国である日本は気づき走りはじめているのか?
季刊道にはこれからも宇城先生の活躍を連載し、日本人のDNAのスイッチを入れるために強く発信しつづけて欲しい。






季刊合気ニュース (No.138(2003秋号))
販売元: 合気ニュース

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季刊合気ニュース (No.140(2004春号))
販売元: 合気ニュース

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季刊合気ニュース (No.141(2004夏号))
販売元: 合気ニュース

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期間限定 長州力 (Fighting paperback series)
販売元: アミューズブックス

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季刊〈道〉 (No.145(2005夏号))
販売元: 合気ニュース

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季刊〈道〉 (No.146(2005秋号))
販売元: 合気ニュース

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季刊〈道〉 (No.147(2006冬号))
販売元: 合気ニュース

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毎号面白く読んでいるが、今回もなかなか楽しませてもらった。
 最初の、特集「現代に息づく千三百年の心と技」は取材対象に対する筆者の思いが伝わってくるいい内容だったと思う。伊勢神宮でこのような伝統が大和・奈良時代から綿々と現代まで続いていることは初めて知った。20年毎に行われそれが62回続いているという歴史をまさに縦に横断するがごとくの時間的スケールは圧倒的でさえある。この伝統を支えている技とそれをおこなう人間の心は、受け継がれることの大切さを教えてくれる。
 武道家である宇城氏とバイオリニスト川畠成道氏の対談「音楽と武の競演」は読み応えがあった。特に後半から最後のところは、宇城氏と川畠氏がまるで武道をしているかのようなやり取りで圧巻だった。バイオリンと空手という異空間が、止揚されて同じ空間になっているような印象を受けた。古来より言われている「一芸は万芸に通ず」という言葉のとおりの世界があった。
 また、ビジョントレーナー田村氏と宇城氏による「眼」についての対談も面白かった。見えるとは何か、を考えさせてくれた。外の眼、内の眼についての田村氏の考え方や、宇城氏による例えとしての物差しの目盛りの細かさが持つ意味と、それが時空間における「間」につながっていくところの話は、実に示唆的で興味深い。実際の日常の場面でいろいろな応用ができるのではと感じる。このような「眼」の認識を持っているだけでも心構えが違ってくる気がする。
 この「道」という雑誌は、今の日本人にとって大切なもの、受け継がれるべきものは何か、などを読む人に気づかせるためのヒントを与えてくれる。次号以降も期待したい。





季刊〈道〉 (No.148(2006春号))
販売元: 合気ニュース

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 今号は女性のそれぞれの言葉に「道」が感じられた。澤田花江なぎなた範士。なぎなた暦70余年。90歳。「身体で覚えるようにならんことには本物にならない。ただそこまでやれると言うことは難しいよ。道になるまでには時間がかかります。」「これからまだまだ私は役目がいっぱいある。次の時代をつくらなくちゃ行けない。・・・だからがんばっていかなくちゃ、自分一人の身体じゃないんだと思わなくちゃいけないんだ。」など、責任感のあるそして長い修行の中から生まれた言葉には誰にも真似できない説得力がある。そして味のある言葉である。写真に見える背筋のまっすぐさは、それらを実証しているかのようであった。
 料理家、辰巳芳子x宇城憲治の対談記事は食の世界の道を垣間見ることが出来た。とにかく言葉がいい。「私は武芸者ではないですが、弓を引いて、的に当てるように言葉を捜して、これ以外には表現しようがないという言葉で書くんです。一言一句、とても気をつけて書いています。ひきしぼって書いている。だから気をつけて読んでくだされば必ずおできになると思う。」という言葉に料理家としての一人の武芸者が現れている。
 「あのかゆみを覚えたときに、やはり次の世代を背負う子供たちに、悪いとわかっているものを知らん顔をして食べさせるというのはね、これは不誠実だと。」と大豆100粒運動で日本の食を地道に改善しようとしている辰巳さんからは、言葉の持つ力のようなものを感じている。次の後編も楽しみである。





季刊〈道〉 (No.149(2006夏号))
販売元: 合気ニュース

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 今号は五月女師範と宇城師範の対談において五月女先生の言った「日本の敗戦は今なんだ」の言葉が重い。「今回の訪問は非常にショックでした。家の造りから生活の仕方、全部崩れている。家庭がない。衣食住がない。親がどう躾ていいかわからない。だから今こそ私が感じるのは、『日本の敗戦は今なんだ』ということです。ただ負けたんじゃない。精神的に負けたんだ。」と。日本を長い期間はなれているがゆえに、そしてもちろん武道という道の先導者でもある先生であるがゆえに、今の日本の姿を敏感にそしてありのままに観た発言にまったく頷いてしまう。武道がこの崩れた日本をそして世界を救う道しるべになるのだろうか。武道が今心有る師によって引き継がれている意味はここにあるのではないか。大げさではなくそう感じたしだい。それは難しいことではなく、「日常では気が利くとか、相手のへの思いやりなど、瞬発力そのものですよね。稽古で瞬発力がない人は気が利かない。全部日常とつながっていますよね」と宇城先生の言うがごとく、日常そのものであるのだろう。
 ちょうどこの道を読んだ次の日、日本の伝統の大相撲の露鵬ー千代大海戦で勝敗決定後に起きたにらみ合いと前代未聞のカメラマンへの暴行事件があり、露鵬は3日間の出場停止となった。「”礼に始まり礼に終わる”国技大相撲においてもその乱れは甚だしく・・・」と本号で嘆いていた木暮浩明氏の嘆きは、悲しくも証明された。土俵下で露鵬が示した敵意をあからさまにした睨み付ける眼の奥に今の日本人の崩れた姿が映っているような気がした。
 このような世において、崩れた道を修復すべく、文武に学び未来を拓くという「道」の果たす役割は大きいと思わずにいられない。



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