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和書 492280 (303)



アニメDVD&LD大全集―アニメ・TV特撮作品・データ総覧〈2000年度版〉
販売元: メタモル出版

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アニメと思春期のこころ
販売元: 創元社

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この作者は心理学の専門家であり、ユング派の分析家である。
その視点からアニメ作品の内容分析、そしてそれに共感する思春期の子どもたちの分析は、なかなか興味深くよく考え込まれたものであったように思えた。
はじめの1章やその後のエヴァンゲリオンのあたりまでは、心理臨床家の立場からの評論であり興味深く読めたのであるが、その後は作者の嗜好が暴走し、アニメ論へと展開、そして心理学へ戻りと何を軸にしているのかよくわからなくなってしまった。
最後まで読むと、アニメ論として読む方が正しいのかもしれないと思われたが、出版元を考えると本来は心理学系の人を対象にした企画であることは間違いなさそうである。
心理学の本として読むのであれば、斜め読みをお勧めする。
まともに読もうと考えていると、秋葉系の人にアレルギーがある人は間違いなくアナフィラキシーショックを起こしますのでご注意下さい。




アニメ・特撮・SF・映画メディア読本―ジャンルムービーへの招待
販売元: 青心社

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 SFやアニメでも脇に置かれているようなものを、ごたまぜに語った本。後半は、年表その他の資料集。前半にしても、ネットで探せば出てくるような資料とトリヴィアルネタの寄せ集めっぽく、著者が自分の言葉で語っているところは少ない。
 だが、おもしろい。なぜかというと、項目の採り上げ方に抜群のセンスがある。ハマーだのタツノコだの、スティーヴン・キングだのを、ジャンルを越えて、手塚や宮崎やディズニーとまったく同列に並べてしまうことによって、メディアにおけるクリエイティヴな情熱に、ジャンルも優劣も無いことを見せつける。世間的に、当たる、はずれるは、時の運だが、マイナーと思われるようなものでも、しっかりと作られているなら、根強いファンが掘り出し、楽しむもの。
 でも、『スター・トレック』がない。円谷を猿まねした東映の『キャプテン・ウルトラ』とともに採り上げてほしかったのに。




アニメ・特撮ヒーロー誕生のとき―ウルトラマン、宇宙戦艦ヤマトから六神合体ゴッドマーズまで
販売元: ネスコ

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アニメの描き方
販売元: グラフィック社

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この手のノウハウ本は
当たり外れがあると思います。

その点、本書は当たりかなという印象を受けました。
実用的な内容が分かりやすく書かれています。

アニメの書き方とありますが、イラストや人物画を描く上でも
参考になると思います。すぐ応用できる例が多いので
使い勝手が良いです。





アニメの詩人ノルシュテイン―音・響き・ことば (ユーラシア・ブックレット)
販売元: 東洋書店

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薄い冊子で、実にあっけなく読み終えてしまう。それでも余韻は長く続く。
名アニメーターの作品、そこから派生して生まれた本の、創作の秘密が明かされているからだ。
宮崎監督の素晴らしいアニメを考えるとき、鈴木氏という名プロデューサーの存在を忘れてはならないことは、宮崎ファンは知っている。
本書を読んでノルシュテインの美しい絵本が続々生まれる理由が一つわかったような気がする。
隠れた名プロデューサーの存在だ。
あとは読んでのお楽しみ。
この小冊子、ノルシュテイン・ファンにとって欠かせないものとなるに違いない。




アニメの世界 (とんぼの本)
販売元: 新潮社

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アニメの未来を知る―ポスト・ジャパニメーション キーワードは「世界観+デジタル」 (電子学園叢書)
販売元: テンブックス

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アニメノベライズの世界
販売元: 洋泉社

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アニメ「評論家」宣言
販売元: 扶桑社

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著者はおそらくフェアな人なのでしょう。
自分の言葉に責任を持とうとしています。

それは本書に収録された『王立宇宙軍 オネアミスの翼』
に関する評論から窺うことができます。


『王立宇宙軍』は、ある異世界のお荷物宇宙軍が、
様々な妨害を乗り越えながら、有人ロケットの打ち上げをする話で、
制作したのは、当時まだアマチュア集団だった『ガイナックス』です。

著者は、『王立』が公開された1987年にアニメは冬の時代に入った、
という前提に立ち、その年はそれまでの「アニメの歴史」が
切断された地点だった、とします。

そうした状況を踏まえ、誰も望まないロケットの打ち上げという行為と、
ガイナックスの映画製作を同一視し、彼らが「歴史」を志向した行為だ、
と解釈しました。

しかし、後になって著者の解釈は「誤り」だったことが判明します。

一つは、1987年からアニメの放送本数が実際には増えていたこと。

もう一つは、『王立』の監督である山賀博之氏が2002年のインタビュー記事で
作中の宇宙軍と自分達を同一視するのは間違いと明言していることです。


ただ、そうであったとしても、一概に「誤り」としていいのでしょうか?

まあ、放送本数はともかく、1987年頃にブームが終焉したという
ファンとしての実感は確かにあったはずです。
そして、監督の発言にしても、たしかに彼らには彼らなりの
現実的な計算があり、作中の人物よりも〈スレて〉いたのかもしれません。

しかし、自分達の実力を存分に発揮し、世間をあっと言わせてやろう
という気持ちがあったのも間違いないはずです。

いわばコミックバンドと言われていたサザンが
『いとしのエリー』で世間に本格派と認知させたように。

「やろうと思えば、こんなもんさ!!」という意識だったに違いありません。
そして実際、後に『エヴァ』を生み出す彼らは「歴史」になったのです。


筆が滑ったとはいえ、著者の評論は本質的には決して誤りではないと思います。



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