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和書 492280 (305)



アニメーション 火垂るの墓
販売元: 新潮社

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アニメーション監督 原恵一
販売元: 晶文社

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本書はクレヨンしんちゃんの『戦国大作戦』が公開された時期までの原監督の姿を捉えたもので、この時点では傑作『河童のクゥと夏休み』については、詳細秘密の次回作として「期待してます」と言われているのみ。
浜野保樹による対談、インタビューがメインで、原恵一ファン、映画ファンが聞きたい事を網羅してくれている良質のインタビューだと思います。
原監督の生まれ、青春、挫折、就職、影響、日常がよく分かります。

スタッフや関係者のエッセイは、目立ったところで、樋口真嗣、マインドゲーム監督の湯浅政明、プロデューサー茂木仁史、ピンポン監督の曽利文彦、劇団☆新感線作家の中島かずき、CMディレクター中島信也のインタビュー、しんちゃんの声優の矢島晶子との対談は読み応えずっしり面白いです。
対談やインタビューで語られる日常時の監督の姿が、逐一作品と直線で繋がっている印象です。
その性格やポリシー、生活様式は「こういう作品をつくる人はかくあろう」と納得するばかり。
通信への姿勢、待ち合わせの時は?、就労態度など、優しき常識人でありながら、常人にあらずの様子。

その他は絵コンテの一部、設定画、アジア旅行の書き込みの多いスケッチ(監督らしい観察眼)、監督作品のポスター、年表、文献、発言のリストなど。

原恵一という異色のアニメーション監督を、小津安二郎や木下恵介の継承とすえる浜野保樹氏の切り口、着眼、語りは大変興味深く、浅い内容ではありません。
「あのすごい映画をつくった人」がどういう人かを知りたい方におすすめ。
人柄や志向性がじっくり炙り出されている本だと思います。




アニメーション日中交流記―持永只仁自伝
販売元: 東方書店

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アニメーションの色職人
販売元: 徳間書店

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端くれながら同じ「色」を仕事とする者として、
仕事に対するプロ意識に共感と尊敬と憧れの気持ちを抱き、
最後まで一気に読みました。
色を使う「職人」。
業界は違えど、カラーリストを目指す方は是非どうぞ。
プロへの道は遠回りも近道もないのですね。




アニメーションの現在―Japanese Animation Horizon
販売元: プチグラパブリッシング

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アニメーションの世界へようこそ―カラー版 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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短編アニメ「頭山」の作者、山村浩二氏のアニメ、絵本についての技術、世界観のバックグラウンドがよく伝わってくる良本である。

「アニメーション」とはいえ、所謂、経産省あたりが尻馬に乗っかろうとしている「アニメ」界とは異なり、お金になりそうにない(笑)短編、芸術アニメーションの世界について、作り手・ファンがどういうバックグラウンドをもっているのかを掴むには最適である。
(ただし、山村氏自身はこの本で商業系、芸術系などと分けることは無意味と書かれているが。)

もちろん、既に作り手である人には山村氏の系譜を知るにも良いし、またビギナーファン?には、新たなる世界の入口を紹介してくれる。

私は薄手・小型の本には限界があり、それなりの役目があるものだと思う。しかし、それは内容も薄いきりで良いということではなく、新たな深く広い世界への誘導があるものが良本と言える。
その点、この本は、山村氏自身の作品・考え方ももちろん、ノルシュテイン、フレデリック・バック、トルンカ、各地の映画祭、堀内誠一「絵本の世界」など、読み手の世界を一気に広げてくれる魅力的なキーワードが盛り込まれている。
「ようこそ」というタイトルがぴったりな内容と言えるだろう。







アニメーションの宝箱 (ラピュタBOOKシリーズ)
販売元: ふゅーじょんぷろだくと

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ジャパニメーションと海外アニメを年代ごとに集め、セルからパペット、クレイなど幅広いジャンルのアニメが分かりやすく解説されています

一作品1~2ページの中に、内容や作者のことまで情報がぎっしり詰まっています
初期の優れたアニメも含め、全作見たくなってしまう衝動に駆られました!




アニメーション美術―背景の基礎から応用まで
販売元: 創芸社

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様々なアニメの背景を描かれてきた小林七郎氏の著書。氏は、懐かしい作品では「あしたのジョー」や「コブラ」や「ルパン三世」等、新しい作品ではポケモン関係などを手がけられた方です。
そのような素晴しい方が書いた背景美術の入門書ですから、素晴しくないはずがありません。特筆すべきはアニメの背景について描かれているという事です。風景画について書かれた本は数え切れないくらいありますが、アニメの背景について描かれた本というのは意外にも少ないのです。
内容は具体的な「ハウツー」というよりは、「考え方」について書かれているかんじです。空気や光の扱い方、デフォルメの必要性、立体感や世界観等、基本的でありながら奥の深い内容になっています。
趣味で絵を描く人よりは、プロになってアニメの背景を描きたいけど基礎もわからないという人に向いているかも知れません。
古い本なので入手は難しいでしょう。ちなみに私は古本屋で見つけました。




アニメーション学入門 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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「残念ながら現在の日本では、以上に示したような意味でのアニメーション『学』は体系づけ
られていない。少なくとも、単行本のような具体的な形では成立していない。理論や歴史、制
作といった各分野における研究者は多くいるのだが、そうした研究者の成果を体系づけるとい
う段階にまでは達していない」(14p)と、本書で筆者はいう。
このことは、アニメときわめて親和性が高い「マンガ」と比べてみれば一目瞭然だろう。日本
では当然ながらマンガ学会が存在し、マンガの形態から構造、技法、概念まで幅広く取り扱わ
れている。もちろん、個々の作家論、作品論も膨大に存在し、日々増殖している。

それに対して、本国のアニメの分野では、マンガのように個々の作家論や作品論に関しては、
すでに専門家以外からも言及があり、批評、評論が膨大になされているが、アニメという概念
に対する言及、「そもそもアニメーションって何よ?」という問いは、あいまいにされたま
ま、やり過ごされてきた感が否めない。日本におけるアニメとは、まず何よりも実践(作品)で
あり、理論(アニメーション学)はおざなりにされてきたのだ。
本書は明日のアニメーション学成立を願って書かれた体系的な本。アニメーションの成立か
ら、アニメーションのジャンル、日本及び諸外国におけるアニメーションの歴史と同時に、何
が今議論されるべきかも押さえられている。
これから、アニメーションで食っていく人、あるいはアニメーションに興味がある人は必読だ
ろう。

ただこの人、変なところで矛盾があって、日本で若いアニメーターが育たないという問題に対
しては、労働条件の厳しさなど、はっきり言えばお金の問題を挙げながらも、それに対して、
アート・アニメーション作家に対しては国家がすべきは資金などの助成ではなく教育であっ
て、作家には資金繰りのため処世術があってしかるべきだいう。

それって後者は好きでつくってんだから、金ぐらい自分で集めろってこと?




戦争と平和 (アニメージュ叢書)
販売元: 徳間書店

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 富野由悠季が911以後の世界をベースに戦争論を語る、対談形式の本。
 時に独善的であり、時に普遍的でもある、人間・富野の思想の一端を、戦争とガンダムという切り口から垣間見ることができる。
 語られる内容の是非はともかく、その洞察力と思想力に「作家・富野」は死んでいないと感じさせられた。
 まだ、富野さんには、ガンダム、イデオンを超える何かを期待できるのではないだろうか?
 また、本編に添えられる注釈が富野マニアの心をくすぐり、それだけでも、この本は楽しめるものとなっている。


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