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和書 492280 (358)



ピエール・パトラン先生 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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15世紀に書かれた作品としては、全体の構成も巧みであり、方言を取り入れた台詞も面白く、近代の喜劇と比較してそれほど見劣りがしないような気さえします。

筋は、商売不振のパトラン先生が、姦策を用いて布施をかすめ取ったまではよかたが、ついにはうすのろの羊飼いから自分も一杯食わされる―つまり、だましたあいつがだまされる、因果はめぐる、といった趣向です。




風姿花伝 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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観阿弥・世阿弥が言うところの芸能における「花」ということに興味があり本書を読んでみたのですが、単に芸能(芸術)における古典ではなく、現代の社会にも通じる記述が随所にあり思わず引き込まれてしまいました。
「花」を極めるためには結局は、なによりも稽古(努力)が第一であり、慢心せず常に謙虚に稽古に精進することだと理解しました。これは単にビジネスだけでなく生き方にも通じることではないでしょうか。

なお原文は当然のことながら古文ですが、
・非常に平易な文で記述されていること
・分量が多くないこと
・章立てが細かいこと
により読み易い本です。
ぜひ一読されることをお勧めします。




戯れに恋はすまじ (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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「レーゼドラマ」について調べていて、具体例として、この「戯れに恋はすまじ」が挙げられていたので、読んでみた。場面転換が多く、実際、この本のままに上演することは難しいだろう。
 かなり、計算されているお話だと思う。テクニック的なことにも触れたいのだがネタバレになるので、ここらで終わろう。




江戸売り声百景 (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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この新書の値打ちは、本文よりも、主として付録のシングルCDにあります。これは著者が舞台で口演した「昔の物売りの声」を収録したものです。

CDの面白さと反対に、本文の140ページ余りのうちで、売り声に関する記述はわずか90ページ分くらいしかなく、さびしい。その他のページは著者の芸歴などの話で、貴重なものではありますが、売り声について知りたい読者にとっては、直接関係がないともいえます。

売り声についての文章をもう少し詳しくしてほしかった。例えば、一つ一つの売り声がそれぞれいつごろのものなのかといった基本的なことが書かれていない。江戸時代の文献から拾ったのか、それとも著者が子どものころに実際に聞いたものかで、話がまったく変わってきます。もっとも、著者はあくまで「芸㡊??として売り声を演じているわけで、売り声の研究者であることを要求するのは筋違いかもしれません。

その一方で、「これは編集者が調べて書き加えたのではないか」と思われるような、不自然に詳しい部分もあったりして、どこまでが著者の肉声なのか、分かりにくい。著者の談話と、編集者が調べたことはきっちり分けて書いてくれたほうが、後世、この本を史料として生かすことにもなるでしょう。

売り声に興味のある読者は、室町京之介『新版 香具師口上集』(創拓社)をお勧めします。これには、大道芸の大家、故・坂野比呂志の1982年の口演が75分のCDとして付けられています。新旧の芸を聴き比べてみるのもおもしろいでしょう。




怪奇俳優の演技手帖 (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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ホラー映画の魅力―ファンダメンタル・ホラー宣言 (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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ホラー映画については、これまで世界各国でいろんな研究や紹介がおこなわれてきた。本書はそんな流れから無縁の、ホラー映画を時代精神全体のなかで分析してみようという気のない狭まい心の持ち主によって書かれたバッタ本か。




魔女ランダ考―演劇的知とはなにか (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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キネマと砲声―日中映画前史 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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ほとんど語られることのない空白の時代を、偏ることなく、丁寧に取り上げている。
手にした時には、これほど多くの内容を網羅しているとは想像だにしなかった。
貴重な本を書いてくれた著者に感謝したい。

欧米映画の影響を受け、戦前の日中両国で同じような試みがなされていたことなど。
取り上げられている映画のいくつかを、見られるものなら見てみたいと思ってしまう。
暗い時代を生きながらも、後の世の人達を驚かせるような良いものを作ろうとした人々の
誇りに拍手を送りたい。良識を保つのがいかに難しい時代であったことか。





歌右衛門の疎開 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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 書名にもなっている歌右衛門の疎開、そして車の中の団十郎、松緑の初飛行など、タイトルを見ただけでは思いつかない、想像だにしなかったエピソードが盛りだくさん。人間味溢れる名優達の素顔に触れることができます。
 もちろん、大向うの人々達への愛情も忘れていません。

 ひとえに、著者への歌舞伎への思いから織りなされているのでしょう。著者の名口調で語りかけてくるようです。 




女形の運命 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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