戻る

前ページ   次ページ

和書 492294 (330)



腹筋ダイエットの基本がわかる健康読本―ポケット図解 (Shuwasystem Health Guide Book)
販売元: 秀和システム

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






シュガーバスター―カロリー神話をぶっ飛ばせ!
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 言わずと知れた全米100万部超の大ヒット作である。また、今大注目の、かまいけ理論(1日1食・夕食のみの糖質ゼロ食でスローエイジング!)の源流でもある。四国宇和島の巨人、現在のガリレオ:釜池豊秋先生はマガジンハウス”Tarzan”(2008.05.14.号)で、1999年にこの本に出会った事が、その後の研究の原点だったと述べておられる。それ程、このご本はエポックメイキングな傑作なのだ。因みに、先生は”Tarzan”の記事の中で、”ヒトは糖質を食べなくても生きて行けるとしても、何故ヒトは糖質を美味しいと思うのでしょうか?”というよくある質問に、こういう答えを用意しておられる。実は新生児は肝臓での糖新生の能力が未熟で、糖を外から(母乳で)摂らないといけない、その名残だと。(事実、母乳には乳糖が含まれている。)大人になっても糖質が恋しいヒトは、いつまで経っても嗜好が赤ん坊のままということかもしれないですねと仰る。と言っても、甘党のヒトのお頭が新生児並みのままで成長していないという意味では決してないので、くれぐれも誤解無きように。あくまで、嗜好のお話である。念のため(笑)。
 
 本著では、インスリン過剰の怖さ、また、それを招く精製炭水化物の過剰摂取の危険性を論理的に余すところ無く描いている。当時の常識であったカロリー神話や脂肪神話をモノの見事にぶった切っているのだ。実に素晴らしい。私に言わせれば、前世紀に既に”ACCORD試験の失敗”(2008.02)を予言しているのである。21世紀の現在でも尚、恥ずかし気もなく、カロリー摂り過ぎだの、脂肪・コレステロールの摂り過ぎだのと、未だに言っている勉強不足な専門家(医師、管理栄養士など)が多い中、前世紀に既にこれだけの理論を確立されていたところにこのご本の意義がある。”グルコース/インスリン=善、脂質/コレステロール/カロリー=悪”という信仰・迷信に凝り固まった勢力から、非論理的・非科学的批判(情緒論、文化論、嗜好論)や誹謗中傷(カルトだとか宗教だとか)そして妨害・抵抗が山のように有ったであろうと予想する。この時代に、(いや、今でもそうであるが、)炭水化物の”悪口”を言うのは、余りにも怖い話である。皆さん、それで商売しておられるのだから。本当に、その勇気に敬服するばかりである(感動)。

 因みに、このご本が世に出た1999年から遡ること実に16年の1983年から、既に我が国では、荒木裕博士(兵庫県加古川市。現在のコペルニクスと私は呼ぶ。)が”糖害理論”を実践されておられると言う厳然たる事実がある。プライオリティーは荒木博士にあり、この事実は日本の誇りであるとさえ言える。この際、是非、荒木博士の著作も併せて読まれることをお奨めする。勿論、釜池先生のご本も必読である。(皆さん、とっくの昔に読んでおられる事と思うが・・・。)私は、荒木、釜池、伊藤裕各先生に江部康二先生を加えた4人を、”京大ゴールデン・カルテット”と呼んでいる。これからの日本を、いや世界をも引っ張って行く方々である。方々を先頭集団とすると、我が国の殆どの医療機関は残念ながら、”3周遅れ”である。カロリー制限食=高炭水化物・低脂肪食しか指導できないからだ。カーボ・カウント(糖質管理食)を指導できる処は”2周遅れ”である。糖質制限を許容、乃至は理解があり、始めようとする処は”1周遅れ”である。悲しい事に、3周遅れの施設ほどその事に気付いていないのが皮肉である。日本の糖尿病患者にはいい迷惑である。2周遅れや1周遅れの処は今の日本では未だ少ないが、此処に来て急速に増えつつあるのは救いである。世界の潮流もあるが、京大ゴールデン・カルテットの影響力がじわじわと世の中に浸透し始めた為と私は考えている。少なくとも日本糖尿病学会の指導力でない事だけは確かである(笑)。

 かまいけ理論や糖害理論そしてメタボ・エイジング理論(脚注)は、私に言わせれば、かの地動説にも匹敵する位の大パラダイム・シフトである。従って、その普及にはまだまだ時間がかかるであろうし、それこそ”存亡に関わる”旧パラダイム勢力からの執拗な抵抗もあろう。”商売上がったり”になるのだから、軋轢・摩擦が有るのは当たり前である。だが、”真理は勝つ”という位で、嘗て地動説がそうであった様に、やがて一般常識となる時代が来るのは間違いない。人々が大きな真実に気付く日が必ずやって来るのだ。それが一体何時なのか?。地動説のように4世紀掛かるのか(コペルニクスの論文発表は16世紀なのに最終的にバチカンが認めたのは20世紀。)。私が生きている間なら嬉しいが(笑)。また、社会システムも大きく変わる必要がある。炭水化物で生計を立てているヒトがこの地球上に何億人単位でいる訳だから。トコトン突き詰めると、”命か、商売か”の究極の選択に行き着くのである。勿論、”そんなに長生きしたくない。別に健康でなくても良い。商売のほうがよっぽど大事。”というヒトがいても全く問題ない。大いに結構。だって、そう言うヒトもいないと、メガファーマも医師会もそれこそ”商売上がったり”になるのだから(笑)。

 一日3食(分割食)を奨めている点や、GI(グリセミック・インデックス)を過大評価している点には大いに異論もある。流石に古臭い処なのかも知れない。しかし、それらを差し引いても、後に、かまいけ理論(かまいけ式食事術、スローエイジング理論)や、更には伊藤理論(メタボ・エイジング理論)に発展していくことを考えれば、星は間違いなく5つ。実に素晴らしいご本である。今は中古品しかないのが惜しいが、食、健康、寿命に関心のある方は是非読みたい名作古典である。


(注)メタボ・エイジング理論: ”食べる”とは、ヒトが生きるため、成長するため、活動するため必須であるが、”食べる”と言う事は、同時に、老いる事であり、病気になる事であり、早死にする事でもあると言う極めて画期的・革命的な概念。蛋白質と脂質は前者(即ち栄養である)、炭水化物は後者の面(即ち燃料に過ぎない)が強い。(炭水化物を)”食べる”度に細胞内・代謝環境は大撹乱の緊急事態で火事場のような大騒ぎである。これが老化、万病、早死につながるのである。(炭水化物を)”食べる”事が、”緊急事態”で、かつ万病や早死につながるのなら、食べる回数は少ない程良く(1日1食)、しかも休む前に(夕食のみ)、そして炭水化物は出来るだけ控えめに(糖質ゼロ食でグルコース・スパイクやインスリン・シグナルが少なければ少ない程良い)と言う事になる。これがまさに釜池先生の言う”スローエイジング”につながるのである。
   
   ACCORD試験の失敗:この2月、米国国立衛生研究所(NIH)が中心になって行っていた糖尿病治療に関する大規模臨床試験:ACCORD試験が途中で急遽中止され、全世界に衝撃が走った。試験の中間解析で、予想に反して厳格管理群が有意に早死にした為、安全倫理委員会から中止勧告が出され、即中止となったのである。この事実は、メタボ・エイジング理論を支持する一つのよい証拠だと私は捉えている。この試験での厳密管理群とは、”インスリン・シグナル過剰群”であると私は考えている。すなわち、糖質摂取を”野放し”にしたままで、インスリン注過多、SU剤過多、グリタゾン過多等で対応管理したものであり、決して厳しく糖質摂取を制限した群ではないのだ。従って、メタボ・エイジング理論からすれば、今回の事実は意外な結果でも何でもなく、至極当たり前の帰結なのだ。
 血糖がある程度高く、尿糖が出ている方(通常管理群)がまだマシだ、という今回の結果を見ていると、インスリン抵抗性とそれによる尿糖出現(=糖を体外に排泄する現象)は一種の適応現象、防衛反応の一つであることがよく解る。老化を促進する過剰なインスリン・シグナルが細胞内へ伝わらないように身体(細胞)が気丈に”抵抗”しているのだ。糖質過剰摂取という悪い環境に身体が必死に適応している状態(インスリン抵抗性、高血糖、尿糖陽性)を無理矢理、封じ込めようとシャカリキになっても、決してロクな事にはならないと今回の結果が我々にいみじくも教えてくれているのだ。インスリン抵抗性が悪いのでなく(むしろ代償機転でありイイモンなのだ)、それを招いている誤った食習慣(糖質過剰頻回摂取=グルコース・スパイク頻回=インスリン・シグナル過剰=動脈硬化加速・老化促進)が悪いのだ。原因治療(糖質摂取制限)を放棄したままで、対症療法(血糖降下)ばかり強化していても、反って悪くするばかりである事を今回の試験は図らずも我々に示してくれた。表面上、表帳簿(血糖、HbA1c)をいくら綺麗に取り繕っても、裏帳簿は汚れるばかりである。体重は増える一方である。いつかサブプライムローンの様に大きく破綻するのである。その原因治療、即ち、厳しく糖質摂取制限した”真の厳格管理群”が将来、設定されれば、その試験は全く違った結果になる筈である。そう、”真の厳格管理群”とは、厳密な血糖管理群(症状管理)の事ではなくて、”厳格な糖質摂取制限群(原因管理)”の事なのだ。糖質摂取制限(量も回数も)という原因療法を実施すれば、高血糖、尿糖はその日から消失し、インスリン抵抗性も日単位で雲散霧消するのである。木を見て森を見ず。風呂の底栓を忘れて、足し水ばかりしていても仕方がない。”マッチポンプの愚”(=糖質を好き放題食べさせて、インスリンをガバガバ打っている図)に早く気付くべきである。
 現在、日本でもJ-DOIT3試験というACCORD試験とよく似た試験が進行中である。私はこの試験の行く末に悲観的にならざるを得ない。この試験を今後も続けるのなら、”厳格管理群とは厳格な糖質摂取制限群の事である”との認識を総ての試験参加者が共有すべきである。現在推奨されている食事療法=カロリー制限食=高炭水化物・低脂肪食は無意味である。グルコース・スパイクもインスリン・シグナル過剰も全く防げない。百害あって一利無し。よくもそんなデタラメを奨めて、平気でいられるモノである。今すぐ食餌指導のやり方を根本的に見直し、糖質摂取制限を強力に指導すべきである。それが出来ないのなら、J-DOIT3もACCORD試験と同じ大失敗を免れないであろう(恐)。逆に、もし、それが出来れば、素晴らしいエビデンスを日本から全世界に初めて発信出来、J-DOIT3は歴史に輝かしい名を残すであろう(嬉)。





美容と作法 (1950年) (主婦之友家庭講座〈第17輯〉)
販売元: 主婦之友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






輪ゴムストレッチ体操―肩こり・腰痛が治る、やせる! (主婦と生活生活シリーズ (330))
販売元: 主婦と生活社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この輪ゴムストレッチ体操は無理なく出来て、効果抜群ですよ!一度試す価値あり。




肌と髪の悩みを解消する100のコツ―シミ 小ジワ 抜け毛 白髪 (主婦の友健康ブックス)
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最近手作りコスメにはまっててたまたまこの本を見つけたのですが、洗顔からマッサージ、ツボ、手作り化粧品など、ユーコ牛山さんとか、高須クリニック院長などの美容界の有名どころが詳しく説明とかしていらっしゃるので納得!!です。
地味な感じの本に見えますが、内容は充実してますよ!!
美容フリークの人には興味のある1冊になると思います。




白雪肌スキンケアBOOK―スベスベ真っ白肌になる! (主婦の友生活シリーズ)
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






新!旬!キレイな髪型500―フェミニン&キュートがおすすめ! (主婦の友生活シリーズ)
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






鈴木その子のやせる本格レシピ―美白とスリムのトキノの調理法、教えます (主婦の友生活シリーズ)
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






絶対素肌美人!簡単手作り黒酢洗顔―お水に黒酢を混ぜて洗顔するだけたった30秒でツルツル肌 (主婦の友生活シリーズ) (主婦の友生活シリーズ)
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

黒酢は飲んで健康に!が常識になっているけど、この本を読むとスキンケアにも充分活躍してくれることがわかります。
肌は弱酸性、しかも黒酢はアミノ酸が多いので肌によいとはわかっていても、刺激の強い酢を肌に使うのは・・・と思っていませんか。この本では効果的かつ簡単に使う方法と体験談も載っているので安心して挑戦できます。
私も肌とリンスに使い始めました。




絶対似合う!キレイが見つかる髪型500 (主婦の友生活シリーズ)
販売元: 主婦の友社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ