和書 492308 (24)
染と織の歴史手帖―「きもの」と「きれ」をもっと深く知るために
販売元： PHP研究所
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
前半「日本人が纏ってきたもの」では日本に関わりの深い絹、木綿、自然布（科布、藤布、芭蕉布など）について。著者が現地を訪ね、布に携わる人と直接会って話したこと・感じたことがベースなので、紀行文のように楽しく読める。
自然布については同著者の編集によるムック「日本の自然布」にさらに詳しい。
後半「裂の図典」では法隆寺から大正時代までのデザイン性に富んだ布が紹介されている。
しかもオールカラー。紙質が良いから布の凹凸感も感じられる。ありがたい。
これまで和服の本で名前を目にしたことがあるがどんなものだろう？と思っていた「有名なきもの」の姿を目にできるのが嬉しい。
地下鉄南北線の溜池山王駅のホーム。壁全てに「日本のデザイン」の巨大広告がありますが、菜の花の図案は「遠山に菜の花文様肩衣」と名のついた狂言装束からとったらしいです。
大正着物 20’s KIMONO
販売元： ビー・エヌ・エヌ新社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
版社/著者からの内容紹介には、
「クリエイティブな活動のアイデアソースとして役立てるだけでなく、WEBデザイン、グラフィックデザイン、デスクトップパターンなどに幅広くご利用いただけます。」
…と、ありますが、どのようなレベルのものを求めるかで、本書の価値は人それぞれ異なるものと思います。
私の場合は、残念ながら、比較的値の張る割りには、本書の内容は充実しているようには思えませんでした。
こちらの図書は、CDROM付きのシリーズものとして販売されているとの事ですので、事前にそちらの内容も、もうちょっとチェックしてから買えば良かったな…と、後悔しました。
写真集としては、値段の割りに少し分量が少ないように感じられますし、素材集としても、う〜ん、イマイチ。
掲載の写真もROM収録のデーターも、着物という性質上仕方がないのですが、影があったり、しわが寄っている箇所があったりなどして、正直この程度の素材であるならば、自前の手持ちのアンティーク着物をデジカメ撮影&保存で事が足りた…と思うのは、アンティーク着物同好者のワガママ、先入観が為でしょうか？
ホームページ作成の際の素材用にと、本書を購入したものの、首を捻って、ただ今、加工方法を考案中です。
結構、加工に時間が掛かりそうですね。
ご参考までに。
玉緒の「着物」の喜び
販売元： 光文社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
著名人の着物にまつわる本を読み漁ってきましたが
この本、ホントにおもしろかったです。なぜこの人が
TVなどで多くの方から支持されているかがにじみ出ている本です。
最初に一枚、着姿の写真が出てくるだけで、写真はありませんが
歌舞伎役者の家のご出身なので基本は押さえていらっしゃいながら
ご自身の着物自慢が少なく、この年代の方と言っては失礼ですが、
着物に対する考え方がとても柔軟で、現代の若い方の少し乱れた着方もOKとお考えの
懐の広さ。
「着物姿は後姿と残り香が大事。前は顔があるから」と言うくだりに
大いに感銘を受けました。私も着物姿にも合う香水選びに夢中です。
気楽に読める本なので、小説家の方の着物本より私はこちらがオススメです。
読後感もとてもいいですよ。
檀流きものみち
販売元： 世界文化社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
一気に読み終えた。「きもの美人になりたくて‥｣という壇ふみさんの飾り気のない、率直な人柄あふれる文章が心地よかった。「きものよ、あんたはエライ！｣「きものよ、あんたが愛しい！｣と「きものみち｣をいく壇さんに共感できる一冊である。
初めて買うきもの (知恵の森文庫)
販売元： 光文社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
これから着物を買う人にとっては、ぜひ手元に置いておきたい一冊だと思います。着物は高いものという印象がありましたが、この本を読んで、高い着物も安く見えてしまうことがあったり、物によっては高く見えることもあるということ。また着物の選び方から買い方、柄や素材まで細かく説明されているので、着物に対してとても身近に感じられると思います。写真も多く掲載されているので、見て楽しむこともできます。そして好江さんの人柄が感じられる文章で、すらすらと読むことができ飽きません。大変よかったです。
![]()
茶席のきもの―装いと着付けの手引き
販売元： 淡交社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
綴織―市嶋千枝子作品集
販売元： 源流社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
定本 着つけと帯結び百科
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
見様見真似で着物を着ていた頃に本書が出版され、購入した。
着付けを習ったことが無くても、本書だけで何とか形にはなったものの、
決して美しい仕上がりにはならなかった。
むしろ冠婚葬祭などのイベントで着付けを願う際の帯結びや、着物と小物の色合わせに、
とても参考になっていた。
美しく着付けるという目的ならば、最近になって多く出版されている「一人でできる」という
謳い文句の着付け本の方が、痒い所に手が届く構成なので遙かに有益だろう。
また、男性や子どもの着付けについては面白いが、必要が無ければ余分な情報にもなりかねないだろう。
しかし、バリエーションに富んだ帯結びや想像を掻き立てる色合わせなどになると、
本書を超えるムック的な役割の書籍に出会えていない。
この意味で、年月を重ねても色あせない着物の魅力を、そのまま教えてくれる本ではないだろうか。
手直し 多崎の羽おりもの―切らずに変えるきものの形
販売元： 美研インターナショナル
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
手結び着つけ―きものの着方と帯結び
販売元： クレオ
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）