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和書 492318 (63)



タイ・ラオス・ベトナム酒紀行! (Ariadne entertainment)
販売元: アリアドネ企画

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チリ・ペルー・ボリビア酒紀行! (Ariadne entertainment)
販売元: アリアドネ企画

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アルコール飲料としての酒類の販売等の在り方〔中間報告〕
販売元: 大蔵財務協会税のしるべ総局

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アルコール辞典
販売元: 診断と治療社

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アルコールのはなし
販売元: 通商産業調査会

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安心して酒が飲める本
販売元: 法研

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酒は飲んでも飲まれるな―ストレス社会を生きるアルコールと健康
販売元: 厚生科学研究所

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酒飲みの医学 (創元医学新書)
販売元: 創元社

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酒飲みの社会学―アルコール・ハラスメントを生む構造
販売元: 素朴社

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酒飲みの社会史―19世紀フランスにおけるアル中とアル中防止運動
販売元: ユニテ

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「古今東西で酒が大衆に安価で行き渡るようになったのは、古代ローマ帝国の時代と産業革命以降の二つの時代しかない。」
意外かもしれないが300年前のヨーロッパには「アル中」はこの世にいなかった。古今東西に「酔っ払い」はいたけれども「酒を呑んで酔っ払いつづけられる」ほどの大量のアルコールはなかった。酒が大衆に安価で行き渡るようになったのは産業革命以降なのである。
日本では元禄時代以後の江戸を中心して大量に関西から酒が輸送されるようになったが、庶民に出回る酒の大半は水で薄められた安価なものが流通していた(古典落語の妾馬:八語郎出世噺)。それでも1700年頃になって灘地方で醸造技術が技術革新によって進歩し、そこからの大量の酒が江戸に海路で運ばれるに至って酒が大衆に安価で行き渡るようになったのである。だから「酒を呑んで酔っ払いつづけている人」の出現は大事件だったのである。当然「このような困った人達は"ビョーキ"に違いない」という考えが生まれ、このような社会の落伍者は何とか指導して矯正しなくてはいけないし、「一般の正常な人をこの恐ろしい悪魔のような害悪から守ろう」という運動が盛り上がった。このような文脈から「慢性アルコール中毒」という考えが発生している。したがって「アル中」というコトバには「おまえは酒で身を滅ぼした落伍者だ」というメッセージが未だに息づいている。だから、世間では「断酒し続けている人」を「アル中」とは言わない。しかしアルコール依存症者はたとえ「断酒し続けていて」もアルコール依存症なのである。


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