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和書 492320 (358)



江戸の性愛術 (新潮選書)
販売元: 新潮社

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大胆かつ直截な題名に惹かれて、頁を繰ると性器図や枕絵のオンパレード。立ち読みもままならず、手っ取り早く購入。中身は江戸文化に精通した元都立深川校長の執筆で、予想に反し、文章にいやらしさが無く、素直に読み切れる。「柳多留」など古川柳の引用や淡々とした筆の中にユーモアもあり、情景を思い浮かべ思わず含み笑いする。体位を想像して無意識の内に、身をひねったりしてしまうので、通勤途上の読書は止めた方が良い。周囲から不審の目で見られること間違いなし。




エドワード・オールビー全集 6
販売元: 早川書房

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エナジースケープ―風水の知は未来の知
販売元: 映像文化センター

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淮南子の思想―老荘的世界 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 老荘思想に関心のある人には必読書だ。
 本書によるとそもそも「老荘」というくくり方は淮南子から生まれたという。老・荘二派の出会いの場となったということか。
 淮南子は戦国時代に流通していた思想全般のほか、神話・説話、天文・地理、処世・政治等を百科全書的に集大成したもので、分類上「雑書」とされる。雑書だが老荘的統一の視座をもつ。これを編集したのが漢の武帝と同時代の親戚である淮南王劉安である。
 劉安は中国南部の半独立的王朝を立てていたが、後に謀反の嫌疑で自殺を強いられ、同地は漢に統一される。本書により淮南子は儒教国教化に抗してまとめられた、戦国の自由思想の最後の光芒の書であることを知る。
 本書前半では編者劉安について昇仙伝説にいたるまで詳細に述べられ、後半は老荘的統一をテーマにした思想編となっている。
 著者は内編を中心とする原「荘子」が淮南の地に持ち込まれ、淮南子を経て老荘的に増幅され、そのメルクマールとして淮南子が位置するとみる。
 淮南子以降、劉安の昇仙伝説に見られるように、老荘思想は神仙思想に傾斜していくように見えるが、淮南子ではまだ道家として 社会に踏みとどまっていると著者は分析する。
方士と道家の結びつきもここから始まるのだろうか。
 老荘思想は儒教に敗北したが、2000年後の今日、個人と自然を重視した老荘思想は世界的レベルで注目されている。そうした視野に立って、幅広い内容を含む老荘的集大成の書としての淮南子を見ると、当時の老荘思想の受け止め方が見えてきて興味深い。
 本書は淮南子の入門書・解説書としてはおそらく唯一の本で、内容的に充実していて、かつ刺激的で、繰り返し読むに耐える最上の書である。




夫たちの憂うつ (NHKおはようジャーナル)
販売元: 日本放送出版協会

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結婚式 幸せを創る儀式 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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近現代の日本における、結婚式の変化の流れについて書いた本。基本的な発想は社会学風で、社会構造や価値規範の変動が儀式(儀礼)の変容とリンクしているようなので、その動き一通り押さえてみましょう、といった趣旨です。衝撃的な主張はありませんが、まあ、手堅い仕事だと思います。
すごくおおざっぱに整理してしまえば、近世のムラぐるみ・イエぐるみのごく厳粛な婚姻の儀礼が、明治以降の様々な試行錯誤をへて、戦後には「神道式」の結婚式の興隆、90年代におけるチャペル・ウェディングの急成長、そして最近はカップルごとにオリジナルなスタイルといった流れです。最も注目されるのは、著者のご専門ということもあり、戦後から現代までの変遷です。「神道式」は、戦後改革(民主化・合理化)と「伝統」(「イエ」や日本的な宗教文化)の間の妥協であり、チャペル(キリスト教の「教会」でないことに注意)でのセレモニーは、個人意識の先鋭化と西洋的なものへのあこがれ、といった背景がどうやらあるようです。納得。
当たり前といえばそれまでなのですが、「現代」は論じる相手として手ごわすぎるので、分析も今一つです。「宗教者」の関与が減ってきており、そもそも結婚式の厳粛さみたいなのが衰えてきており、もはや「宗教(聖なるもの)」が入っていく余地がないのではないか、というような印象ですが、正直、よくわかりません。学問の限界です。




草原と馬とモンゴル人 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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大きく北に向って湾曲する黄河に抱え込まれた一帯、オルドス地域は中国の内蒙古自治区に属する。これとは別にその北側には、かつてソ連の影響下に人民共和国と称したモンゴル国がある。著者はオルドス地域のウーシン旗(部族)に生を受けた中国籍のモンゴル人である。このように、そして著者も言うように、モンゴルと一口に言っても、そのなかにはさまざまな氏族や部族がふくまれている。さらにモンゴル族の営んできた遊牧生活も地域や環境によって、実態は千差万別だという。
中国政府は、農耕は遊牧に対して先進的な生産形態だとするドグマにもとづいてモンゴルの牧草地を耕地に転換する政策を進めた。オルドスには大量の漢民族が移住してモンゴル人を圧倒している。この政策は環境や生態系の劣化にもつながった。
本書の主題はこのようなモンゴルの政治的社会的な変動ではない。それは、いわば人馬一体のモンゴルの生活と文化のありようである。著者は口承や伝承に現れたモンゴル人の馬への愛着を綴り「チンギス・ハーンの二頭の駿馬」という長詩を紹介する。そこには馬が人の感情を持ち、人のように話す独特の世界がある。残念ながら詩のエッセンスを異なった言語を通じて感得することはたやすいことではない。
ここに紹介される幾つかの詩によって伝えられるものはすでに失われた世界であるかのようにみえる。しかしチベットやウイグルなどの自治区における独立運動を知る者は、控え目ながら渦中にあって思索する著者の願望がどこにあるかを推し量らずにいられないだろう。本書を読みながらアメリカ大陸への白人入植者とインディアン諸部族の関係に思いをはせる人もいるだろう。




未婚化の社会学 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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白楽天100選 (NHKライブラリー―漢詩をよむ (129))
販売元: 日本放送出版協会

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白楽天、700年代の中国の詩人なんですが、その詩は、日本においては、源氏物語の文学表現に影響を与え、勉学の神、菅原道真の詩にも引用されたり、和漢朗詠集などにも何首も引用されています。玄宗皇帝と楊貴妃との詩、長恨歌は何度読んでも新鮮な感動があります。歴史などに興味がある人も、ちょっとそれて、こんな詩を読んでみてもいいと思います。星が4なのは、ほかにも白楽天の有名な代表作があったのに、、と思っての4です。百選なので、しょうがないとは思いますが。




国際結婚の正しいすすめ方―新時代の国際交流 (NKビジネス)
販売元: 日本経済通信社

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