しかし、16箇所にも及ぶ誤植(初版はなんと40箇所以上)
と模擬試験プログラムの使いにくさには閉口しました。
まず、この本を買われた方は公式HPで誤植のチェックを
される事を強くお勧めします。
また、模擬試験プログラムがエクスメディアや翔泳社の
物とは違い、間違えた問題に再挑戦するのにもいちいち
模擬試験を最初からやり直さねばならないのも不便でした。
それに、原因不明のエラーが出てプログラムが応答しなくなった
事も何度かありました。他の模試プログラムではこんな事はなか
ったのですが・・・。
それから、書いてある情報も一部古いです。
2002年10月21日からMOUS検定ではヘルプ機能は使えないのに、
堂々と本試験で「ヘルプを使用することも可能」と書いてあります。
しかも、それに対する訂正もありません。(第2版)
それに、模試プログラムの合格基準点が550点とやたら
低く設定されているのもどうかと思います。
この本一冊だけでMOUS検定に挑むのは、とてもお勧め出来ません。
さすがプロ集団が作っただけのことはあり、よく整頓された書籍です。
模擬試験の問題もよく研究してあり(いささか不正確なところまで真似してあります(^^;)、満点もとりに行けます。
6回分も収録されており、このボリュームには圧倒されます。
本試験の詳細な解説も付いています。
しかしながら、残念な点もあります。
終わった後、ファイルやマクロの残骸があることがあります。特にファイルは、必ずと言って良いほど残っています。この模擬試験を終えた後は、不要なファイルやマクロが残っていないか、確認することをお勧めします。
ただし、MOUS試験に対応しきれてないのも事実で、
講師の先生には緑をやったあとに、青か緑を自分で
買ってやれといわれました。(-_-;)
で、模擬試験が6回分ついてるのが青です。
オレンジは3回分だけ。
でも、オレンジが一番新しいので、一番試験の
「いいまわし」にそっくりというのが売りです。
中身としては、青は「試験に受かるためのも」だけ
ではなくて、「実際に理解する」というのが
前提なので、MOUS試験にあまり出ないやつも懇切
丁寧に指導してます。ちなみに、私はパワーポイン㡊??は
オレンジのみで合格しました。ワードは緑のみ。
エクセルだけは苦手だったので青いのを緑の後に
使用しました。
今回、ワード上級はやはり緑だけでは不十分だと思って
青をしています。ちなみにエクセル上級、アクセス一般も
青を使用する予定です。