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和書 492364 (338)



ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集 68)
販売元: 福音館書店

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 海に浮かんだお魚型の飛行機に、ゴムボートでやって来た猫たちが乗り込んで行く場面から絵本は始まる。次のページでは、飛行機の小さな丸窓に、乗り込んだ猫たちの顔がひとつずつ覗いている。飛行機の腹部から何本もの釣り糸が垂れて、いろんな種類の魚を海から釣り上げている。その次のページの飛行機の丸窓に見える猫たちは、皆それぞれ魚を一匹ずつ口元に持っていっている。その猫たちの、嬉しそうな顔と言ったら。目が三日月形に、ニタリと笑っている。猫に眉毛があるのもまたナンセンスだ。
 そんなふうに、猫たちのナンセンスな空の旅は続いていくが、ナンセンスさゆえに、ここで私の拙い文章で説明するのはなかなか困難である。実物を見てもらわなければ、このナンセンスさはうまく伝わらない。
 この「ごろごろ にゃーん」は、半分は自分のため、半分は子供のために買ったのだけれど、乳幼児向けの絵本の多くが鮮やかでわかりやすい色使いであるのに対し、「ごろごろ にゃーん」は黒と青と黄色の三色のペンのみで描かれているので、果たして2歳前の子供の関心を引くだろうかと思った。が、子供に絵本を開いて見せると、すぐに嬉しそうに寄って来て、最後まで飽きずに眺めていた。
絵本の最初と終わり以外は、どのページも、文章はすべて
「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と、ひこうきは とんでいきます」
である。これも子供に受けて、「ごろごろ、にゃーん」と口ずさんでいる。子供だけではない。大人の私もときどき無意識に「ごろごろ にゃーん」と言ってしまっている。語呂がいいし、猫が喉を鳴らす音に引っ掛けて、口に出すと愉快になる言葉である。
長さんは、子供に「与えてやる」のではなくて、子供と対等に絵本を作ってきた。この「ごろごろ にゃーん」を読んだら、それがわかるような気がする。こんな世界を頭の中に持っているのだから、やっぱり長新太さんは、すごい人だと思う。





ごろごろはきらい (ワニタン王のきらいシリーズ)
販売元: 文化出版局

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ごろりんごろんころろろろ (ひさかた絵本傑作集)
販売元: ひさかたチャイルド

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香山さんの「どうぞのいす」が大好きで、3歳だった娘が毎日のように読んでとせがむので、他にもシリーズでないかと検索して買いました。
香山さんのテンポのよい文面と、柿本さんの可愛い絵柄が大好きです。
小難しく考えないで読めて、すんなり「みんなで協力する大切さ」を娘にもわかってもらえました。




ごんぎつね (おはなし名作絵本 1)
販売元: ポプラ社

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ごんぎつねは、中山から少し離れた山に棲むいたずら好きの小ぎつね。ひょうじゅうが取った魚を川の中に逃がし、最後に残ったうなぎを銜えて逃げました。十日ほど経ったある日、ひょうじゅうのおっかあの葬式がありました。ごんぎつねは思いました。ひょうじゅうのおっかあは床についていて、うながが食べたいと言ったに違いない。自分のいたずらのせいで、おっかあはうなぎを食べることなく死んだんだろう。いたずらしなきゃ良かった。それからごんぎつねはくりやまつたけをひょうじゅうの家に、こっそり届けるようになりました・・・。
小さいときにこの話を聞いたときは、昔話の一つだと思っていましたが、昭和時代にかかれたお話だと、子供に読んであげたときに気づきました。心を打つ悲しいお話です。子供は5歳ですが、まだちょっと難しかったかな~という反応でした。もう少し大きくなってから読んだ方が良かったかもしれません。それでも悲しい結末をそれなりに受け止めてくれたようです。
背表紙には、全国学校図書館協議会選定・よい絵本とされています。対象年齢は書かれていませんが、読んであげるとしても、ごんぎつねの心の動きがある程度理解できる5、6歳くらいからでしょうか。




ごんぎつね (てのり文庫―新美南吉童話作品集 (477B005))
販売元: 大日本図書

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ごんぎつね (ほのぼの新美南吉ランド)
販売元: 童心社

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ごんぎつね (ポプラポケット文庫 (352-1))
販売元: ポプラ社

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ごんぎつね (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)
販売元: ポプラ社

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なぜ、兵十さんは良く確かめずに撃ってしまったのか。兵十さんの思い込みが生じさせた悲劇である。しかも、兵十さんの家に葡萄や柿、栗や松茸などを届けた努力も報いられることなく、空しく葬り去られてしまった。確かに、ごんの場合、責められるべき点もある。兵十さんにとってとても大切なうなぎを逃がしてしまったという点だ。それは許すことのできる問題ではない。しかし、その一点で生じた行き違いだか、それにしても余りにも悲しい結末だ。ごんが自分で招いた災難や、自分の蒔いた種で片付けてしまってよいものか。考えさせられる一冊である。




ごんぎつね (名作児童文学紙芝居)
販売元: 鈴木出版

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ごんぎつね (名作絵本ライブラリー)
販売元: ひさかたチャイルド

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