和書 492390 (18)
大人への児童文化の招待〈上〉
販売元: エイデル研究所
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大人への児童文化の招待〈下〉
販売元: エイデル研究所
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大人になるためのステップ―少年社会学序説
販売元: 弘文堂
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大人のための児童文学講座
販売元: 徳間書店
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取り上げている児童文学が主に欧米と日本であって、
なぜ他のアジアの作品はないのかという疑問はありますが、
児童文学を社会情勢とからませて論述しているのが面白かったです。
児童文学に離婚が登場するのはまだそれほど時間がたっていないという興味深い指摘もありました。
ところで『若草物語』で父親の存在が薄いのは原作者ルイーザの意図的な手法だと言います。
女史は自由な女性を描きたかったのですが、当時の社会はそれを拒否していました。
そのため社会に譲歩して四姉妹を家庭=内にとどめる代わりに、
父親を物語からはるか遠くに置いたと筆者は指摘しています。
自由な女性を書きたかったと言う筆者(田中氏)の主張ですが
『第四若草物語』のナン(アニー・ハーディングズ)が女医として
自立していることを言及すれば、さらに説得力を増した思います。
『若草物語』だけではなく、『赤毛のアン』、『人魚の姫』や『モモ』など
古典から現代の児童文学を扱っています。
まだ自分が読んでいない本のことも興味がわくように書かれているので
読書のガイドブックにもなっています。
大人もぞっとする 初版『グリム童話』―ずっと隠されてきた残酷、性愛、狂気、戦慄の世界 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房
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別にぞっとしなかった。
童話の裏に当時の世相が反映されているのが興味深かった。
童話の後にきちんと解説があるのでわかりやすかった。
まあ、日本の『かちかち山』だって残酷だし、こんなものでしょう。
新美南吉童話のなぞ (オピニオン叢書)
販売元: 明治図書出版
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思い出の少年倶楽部時代―なつかしの名作博覧会
販売元: 講談社
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女が素敵な子どもの本―それからのノラたちの選択
販売元: 近代文芸社
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オンリー・コネクト 1―児童文学評論選 1 (1)
販売元: 岩波書店
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オンリー・コネクト 2―児童文学評論選 2 (2)
販売元: 岩波書店
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