戻る

前ページ   次ページ

和書 492400 (57)



お医者さんになろう医学部への化学 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は、かつて駿台化学科講師であった田中茂先生(確か今は慶応工学部の教授のはず)の原稿を、杉本先生と三門先生が補筆した問題集である。田中先生は、医系化学や化学特講を担当されていた実力派の先生だったので、扱っている問題の選定に関しては申し分ない(新しめの話題も取り上げられている)。そのため、本書のレベルの問題が自由自在に出来るようになれば、医学部といえども化学は怖くない。

本書の解説は、田中先生の授業と同じく、かなりハイレベルである。難易度に関しては『化学1・2標準問題精講』や『理系標準問題集 化学』より難しく、『新・理系の化学100選』よりかは易しい。ただ、本書は『新・理系の化学100選』のように化学の全範囲を網羅している訳ではなく、医学部での頻出分野(医学部特有問題)を重点的に扱っているので「網羅的に化学の全分野をさらう」というタイプの問題集ではない。もちろん、解説の内容自体は田中先生が書いてあるだけあって確かに良い。ただし、解説は手取り足取り詳しく書かれているという訳ではない(田中先生が担当されていると思われる箇所は丁寧には単位が書かれていないし、石川正明先生のような解法ではない)ので、少しでも化学に苦手意識がある人や、まだ入試標準レベルが固まっていない人は手を出さない方が懸命である。また、杉本先生が担当されている部分はまだ良いのだが、三門先生が担当されていると思われる部分は、解説がとても雑(単位変換せずに強引に比例式を立てて解説している箇所が結構ある。ただ、それは杉本先生の担当箇所にも言えることではある)。そのため、解説を自分で補充できるぐらいの力がないと、本書をやりこなし切るのは難しい。

受験化学の総仕上げに『新・理系の化学100選』(旧帝大向け)を選ぶか、本書(慶応医などの厄介な私立医向け)を選ぶかは、お好み次第。ただ、本書も『100選』も一冊辺りの負担がかなり大きいので、これらの問題集に取り組む時は、よっぽど化学が得意でない限りは、どちらか一冊に絞って徹底的に取り組んだ方が良い。しかし、本書は、二色刷のせいなのか、それとも駿台側が医学部受験生をターゲットにしているからかどうかはわからないが、内容の割には価格が高い!!それに、あくまで本書は「医学部特有問題(生化学を薄めたような問題)対策」の問題集なので、医学部受験生とはいえども「必ずやらなければいけない」というような問題集では決してない。あくまで、他の科目が仕上がって、化学に時間を割く余裕があれば手を出してみるのも面白いかも、という程度で良いと思う。




お医者さんになろう医学部への化学 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






お医者さんになろう医学部への小論文 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






お医者さんになろう医学部への数学 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この方(前に市谷の医系スーパーで習ったことありますが)の問題集は
問題が質のいいものばかりです。お勧めです。




お医者さんになろう医学部への数学 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

後半部分は別として前半部分の定石50はそれほどレベルは高くなく、理系志望者であれば是非ともみにつけておきたい解法が整理されている。入試は落とす為の試験であるから他人と同じ教材でやっていては振るいにかけられたときに生き残れない。他の人があまりやってなさそうな教材で学習することも選抜試験においては必要である。




お医者さんになろう医学部への物理 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






お医者さんになろう医学部への物理 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






お医者さんになろう医学部への生物 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

現役の医学生です。正直ここまで必要かなというのが印象です。臨床医学の復習に使えたりしちゃうわけだし。ただし、生物の上級者が実力を養成するのには最適かも知れませんね。解説もある程度は良心的ですし。なかなか参考書で扱われない人体生理学が載っているのもいいところです。医学部受験で、対策していないと面食らうところですからね。1つだけ注意して欲しいところは、植物に関する問題があまりないので、こればかりやって対策がおろそかになる事態に注意してくださいということです。試験はバランスよく出題されますからね。




お医者さんになろう医学部への英語 (駿台受験シリーズ)
販売元: 駿台文庫

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は全4章構成になっており、恐らく駿台の授業である『医系英語』・『医系英語論文マルチプレックス』・『医系英語論文』の3つを無理矢理凝縮した構成になっている。そのため、色んな箇所にしわ寄せがきている。

まず、本書のメインである単科医大(東京医科歯科大を中心とした)の英語長文対策であるが、これに関してはパラグラフ・リーディングで解説がなされている。しかし、解説の論理展開が甘く、本文中の情報を十二部に拾い切れていないため、解説の焦点がぼやけている。類書である、河合塾のパラグラフ・リーディングの本の解説の方がよっぽど出来が良い。また、この解説のくだりは駿台の講師陣(船岡・勝田・大原・最首)の実況中継調になっている。だが、4人で解説を語っているため、やはり解説のポイントが全体的にバラバラになってぼやけている。もちろん、紙面の都合もあるのだろうが、せめて長文で1人、文法で1人、医療背景・医療的知識で1人、という風に統一すべきであったのではないか。

また、解説の合間に出てくる最首先生のコラムは割と面白いのだが、量的に少な過ぎるため、中途半端に終わっている。なお、和文英訳や自由英作文の対策の解説もあるのだが、類書と比べると解説が相当甘い。如何にして英訳するか、という事よりも、いきなり完成答案ありきで解説をしているので、書ける力が付くかどうか疑問である(もちろん添削してもらえるのなら、別だが)。巻末付録の医系英単語集も、単なる単語の羅列で終わる事なく、もっと単語毎の解説を充実させた方が良かった。

しかし、全体的に中途半端な本であるという印象はどうしても否め無い。駿台英語科のファンブックの域を出ていない、というのが正直な感想である。




お受験 (文春文庫PLUS)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

子供のお受験、大変なんだろうなぁと思って、とりあえず読んでみた本だ。幼稚園受験、小学校受験、塾、入学後、お受験は得なのかどうか?
といった内容で、インタビューをもとに作られているので、軽い疑似体験が味わえる。
お受験を考える際の一冊目としては、とっつきやすく、内容もよくまとまってる。
ただ、頑張ろうとか、うげーとか、特にこれといった感慨が+でも−でもなかったので、星3つ。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ