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和書 492408 (82)



講談社古語辞典
販売元: 講談社

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四季のことば辞典 (講談社ことばの新書)
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日英対照 実用ことわざ辞典 (講談社ことばの新書)
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ジャンル別編集 最新カタカナ用語「読む見る」事典 (KODANSHA SOPHIA BOOKS)
販売元: 講談社

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百科事典や特定分野の辞典を作るとき、最初の難題が配列だろう。つまり、
*国語辞典のように、項目名の読みの順。(欧文なら表記順)
*百科事典などのように、カテゴリー別。
のどちらにするか、という問題である。

ある語が、どのカテゴリーに属するか判らないことも多いし、複数のカテゴリーに属すこともある。読みの順であれば、そのような問題がおこらない。ところが、読みの順であれば、隣接する項目が何の関係もない項目となり、あるカテゴリーについて広く知識を得たい場合には適さない。
本書の場合、後者のカテゴリー別に配列している。だが、索引もあるので、手間さえ惜しまなければカテゴリーが判らない語であっても引くことができる。

具体的には、大分類が、
*食、衣、住、健康、社会、政治、経済、文化、音楽、自然、科学、技術、交通、スポーツ、人間
で、小分類は、例えば「食」であれば、
*食事/味覚、食材/香辛料/調味料、料理、デザート/菓子、飲み物、食器具ほか
となっている。小分類は充分に細かいので、項目数が数十項目に収まり、全項目に目を通すことも容易だ。

また、カタカナ語辞典の類は、カタカナか欧文で始まる語だけを収録していることも多いが、本書の場合はそうでない語も収録しており、例えば「使い捨てカメラ」や「脱サラ」なども収録されている。ただ、このような語について調べたければ、普通は大きめの国語辞典や現代用語辞典の類を使うのではないか、とも考えられる。

さて、肝心の、立項する語の選択や語釈だが、残念ながら問題があるとしかいえない。例としてコンピューターのカテゴリからピックアップすると、
*「スタティックメモリー」の下の項目が「スタティックRAM」だがどちらも同じものだ。平等に「ダイナミックメモリー」と「ダイナミックRAM」もある。これに気が付かないということは、専門家の校閲を経ていない。(既存の辞書類の切り張り?)
*「ゲートアレイ」のふたつ下が「コアメモリ」である。「バブルメモリ」という項目もある。現代において、一般むけの事典で「コアメモリ」や「バブルメモリ」という項目が必要なのか、疑問を感じる。また、電気というカテゴリがあるのだから、「ゲートアレイ」はそちらに分類すべきだろう。
*COBOLは、
 コボル(COBOL)[common business oriented language]
と表記されているが、ALGOLは、
 アルゴル[Algorithmic Oriented Language]
である。 後者が一般に「ALGOL」と書かれることは判らない。英単語の頭文字の扱いもバラバラ。表記の規則を決めておくべきだろう。ちなみに索引の対象となる欧文は欧文略語だけなので、COBOLでもALGOLでも引けない。(英文の頭文字から出来た語だが、独立した語であって、略語ではないため、それはそれで正しいのだが)

コンピュータのカテゴリではないが、「スモック」がないようだ。幼児を育ててたり、洋画を専門とする社員はいないのだろうか。「コンサイスカタカナ語〜」でも、「角川外来語〜」でも、小さく薄いアテネ文庫でも載っている。メモリ関連を整理すれば「スモック」を立てるスペースくらいは作れるだろう。

図版の量が豊富だと書かれているが、実際はカテゴリによる。ファッションや動植物など、確かに豊富なカテゴリもあるのだが、例えば料理の図版はパスタ1枚だけ。民族や地理、神話は図版なし。かなり恣意的としかいえない。

結論としては、講談社はちゃんとした辞書も数多く手がけているが、本書はそのような編集者が携わったとは考えづらい。カテゴリ別のカタカナ語辞典はあまりなく、その点では評価できるのだが、アイデアに内容がついていけていない。あまりオススメできないようだ。
(今現在、誰にでも勧められる一冊を挙げるとすれば、三省堂の「コンサイスカタカナ語辞典」だろうか)




講談社パックス カタカナ語・略語辞典
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講談社パックス 用字用語辞典
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最新カタカナ語辞典 (講談社プラスアルファ文庫)
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知ってなるほどの語源1000―勘違いしている言葉・意外な由来366日 (講談社プラスアルファ文庫)
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実例実用四字熟語800―身近でこんなに使われている (講談社プラスアルファ)
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日本語擬態語辞典 (講談社プラスアルファ文庫)
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日本語を話すとき、知らず知らずのうちに擬態語を使っていることが多い。外国人の夫によくどういう意味か聞かれるためこれを購入。ぱっと目をひく五味太郎の大きい絵で意味は一目瞭然。日本語と英語で説明も付けてある。日本人の私も見て楽しく、外国人にも優しいつくりとなっている。ただ我が家の場合外国人といっても非英語圏の為、とんちんかんな解釈をすることも度々あり、やはり説明は必要だったが・・・。


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