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和書 492408 (139)



辞林21
販売元: 三省堂

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辞林21
販売元: 三省堂

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人物表現辞典
販売元: 筑摩書房

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参考にされている作品が、古いものばかりなので、一般文芸ならともかく、ラノベを書く時の参考には全くなりません。
なのでラノベを書く方にはオススメできません。言葉遣いも古い表現が多くて読み辛いですしね……。




人名実例集 一字名前編
販売元: 文芸社

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スイス (世界歴史紀行)
販売元: 読売新聞社

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最新 カタカナ語新辞典―すぐに役立つ
販売元: あすとろ出版

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スピーチ・手紙に役だつ 四字熟語―困ったときにすぐ引ける
販売元: 家の光協会

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スピーチや文章に使える四字熟語新辞典
販売元: 梧桐書院

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スペイン (世界歴史紀行)
販売元: 読売新聞社

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隋の煬帝(ようだい) (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 煬帝。この人物の評価には大別して二つの評価があるように思います。一つは、煬帝凡人説。本来取り立てて取得のなかった人物が、運命の巡り合わせで統一帝国の帝位をいう重責を与えられてしまったが故に破滅してしまった、というもの。一つは、煬帝天才説。時代を先取りすること唐の太宗に比すべきであり、その余りの先進性が祟って先駆者の悲劇を一身に浴びて破滅してしまった、というもの。この二つです。著者はこの中で前者の立場を採り、煬帝は典型的な南北朝人であり南北朝国家の君主であった事を説いて行くのが本書の要旨となっています。煬帝を徒に悪逆非道な暴君と描く伝記は今ではもう無いでしょうが、煬帝の蛮行は一見しては拭い難いでしょう。その点、著者の批判は煬帝本人より寧ろその時代相、その代表としての父文帝に向かいます。敵性には残忍で、臣下を信用せず、一族を冷遇した文帝の子なれば、煬帝の蛮行も決して不可解でも何でもありません。大体、悪魔が突然舞い降りて国を滅ぼすなどあり得ない。悪魔は作られるものです。名君が人格者であり良き父である、というような事は実に安易な理解で、このような考えが千年ばかり罷り通って来たのかと考えると、歴史を実生活を通じて現実につき合わせて考える人間がどれほど少なかったかを示していると思います。同時代史ともいえる隋書には、しっかり「高祖より起こり、煬帝に成る」とあるというのにです。要するにこれは「現実と空想の区別のつかない」人間がこの世界には圧倒的多数であることを如実に物語っているのではないでしょうか。著者は「人間関係を究明する」事が歴史学の目的と語られているのですが、本書では南北朝という時代から個人を捉えているという自家撞着を孕んでいます。しかし、個人の関係を突き詰めた向こうに社会を見た著者は、逆説的に当時の社会経済の実際に肉迫したのだ、ということができると思います。


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