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和書 492410 (63)



20世紀特派員〈5〉 (扶桑社文庫)
販売元: 扶桑社

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20世紀理科年表 (岩波ジュニア新書 109)
販売元: 岩波書店

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知識も物も今より各段に不足した時代に人類が出した知恵。
天才はどのように考え、推理したのか。その足跡をたどる。




20世紀絵画 モダニズム美術史を問い直す (光文社新書)
販売元: 光文社

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本書の帯に書かれている「『わかる/わからない』『好き/嫌い』だけでは、永遠に『わからない』」という言葉が中心テーマだと言えるでしょう。

私は、年間約30回美術展に行くほど、絵画が大好きですが、それでも現代芸術となると少し躊躇する場合があります。「分からない」という先入観は受け入れる体制に歯止めをかけてしまう状況をもたらします。

もっとも、昔から好きなジャンルはシュルレアリスムで、第2章の11項の「具象という暴力」で取り上げられているダリは、そのジャンルにおいて一番好きな画家で「茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)」などは、その書かれている強烈なイメージとタイトルによって、何が書かれているのかは「分かる」が、その意味するところは「分からない」絵画の典型かもしれません。マグリットの「恥辱」も同様で、具象的形象での観念性の高度化によって芸術性が高められているのがよく分かります。

それ以外にピカソの「ゲルニカ」、ムンクの「叫び」、デ・キリコの「街の神秘と憂鬱」など、20世紀の絵画を俯瞰して眺める際に外せない作品に対しての著者の見解も確かめられ、有用な考え方を得た思いです。

305頁以下は、ナショナリズムと聖像忌避として藤田嗣治「アッツ島玉砕」が取り上げられています。藤田への戦争責任論を問うた問題を果敢に取り上げています。私はこの作品を美術館で対面しています。その悲惨な局面からは、宗教画のような高貴な香りすら漂い、画家の心情と力量が伺える作品でした。不思議なことに、本書の図103には絵が消えています。著作権の関係でしょうか。本文の理解には絵画が必需品ですので惜しいですね。

なお、口絵で取り上げられている旧東ドイツの一連の作品には驚かされました。筆者の「間奏」で書かれたのと同様の印象を持ちましたし、類書にない取り上げ方だったと思います。




20世紀美術 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 わたしには、ピカソの描く女性が綺麗だと思えませんでした。描かれた正面向きの両眼の間には、横向きの鼻。その下には斜めにゆがんだ口。しかも眼も鼻も顔の輪郭からはみだしているではありませんか。こんな絵が何億円単位で売買されているなんて、世の中おかしいのではないか。「ピカソはいい」なんて言っている人は、美術評論家が素晴らしいと言っているから付和雷同しているだけなんじゃないか、と本気で考えていました。

 そんなわたしに、「どうしてピカソはこういう女性像を描いたのか」を教えてくれたのが本書、「20世紀美術」です。ピカソの絵画に対する考え方も分かりました。しかも、その考え方がとても論理的なことに驚きました。

 この本では、ピカソも含め、19世紀後半に活躍したモネやセザンヌ、また、マティス、カンディンスキー、モディリアニ、クレーなど多くの画家が、それぞれどういう考え方を持って、作品の制作にあたっていたかが分かります。今世紀美術の大きな流れもつかめた気がします。今では、ピカソをはじめ、20世紀の芸術家の作品がとても好きになりました。この本には感謝しています。




20世紀美術 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 1940年に生まれ、日本芸術大賞を受賞した画家が、戦後アメリカ抽象表現主義批判=自己批判を通じた現代美術の再生を目指して、1994年に刊行した本。20世紀は、科学技術の爆発によって人間のあり方や限界が問い直されると同時に、還元的情熱がさまざまな行方を模索した時代と言える。世紀前半欧州では、印象派の点描法からフォーヴィズムへの流れや立体派への流れなど、近代に反省を促し、視覚的認識に統一される以前の、輪郭が不分明で未分化な状態を描くことにより、芸術を活性化しようと試みる、アンチ・リアリズム前衛芸術の多様な動きの対立と並存が見られた。とりわけシュール・レアリズムは、認識作用全体への明確な反省意識を持ち、細分化し始めた人間文化のトータルな見直しを掲げ、視覚の中に身体性を回復しようとし、アメリカ現代美術に大きな影響を与えた。戦後米国のニューヨーク派は、欧州の前衛芸術の還元主義を継承しつつ、それを進歩主義の文脈に置き換え、運動が示す場全体のあり方より、その先端部分のみに注目した。その結果、芸術は競ってオリジナリティを追求する中で、過度に単純化され意味や面白みを喪失し、内容が消え形式のみがせり出し、奇抜さや強度(巨大さと崇高さ)のみが重視され、コミュニケーションを拒絶する空無な自己表出の場となり、伝承も困難になり停滞した。著者は抽象表現を、到達した結果としてではなく、表現過程として見直すこと、それが開拓した多様な方法を、可能世界の生成の場、コミュニケーションの場としてのホリゾントにおいて、新たに組み合わせて活用することを提唱する。本書は一定の知識を持った読者を対象としており、私のような素人には理解困難だが、著者の言わんとすること自体は感覚的に分かる気がする。




20世紀言語学入門―現代思想の原点 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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まず、本書を通じて作者が20世紀に大きな発展を遂げた言語学の概要について
書こうとしたことは、素直に評価したい。
幅広いテーマを扱いすぎて、全体がぼやけてしまっている印象は拭えないが…
本書の目的が、言語学の歴史を鳥瞰図的にみることだと考えれば、仕方がないと思う。

しかし、なによりの問題が、筆者の文体である…この人は、ワザと難しい言葉を使っている
のでは?と思うくらいに堅苦しい。しかもいまいち的を得ない表現が多い。
はっきり言って自己満足の域をでない、文章だと思う。

「入門」と謳っているのだから、もっと肩の力を抜いた文章を書いて欲しかった。
新書は、研究者や専攻学生だけでなく、これから言語学の畑に入ってくる人も読むものだ。
その点専門書や論文とは、全く違うものだということを考えなくてはいけない。

言語学の専門用語、哲学的用語の説明が簡単すぎるのも、非常に気になった。
「入門」と呼ぶのにはあまりに拙い内容であると思う。





20世紀音楽 クラシックの運命
販売元: 光文社

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やたらヒンデミットのオペラが好きなのか、筆者は20世紀オペラの解説書を書き
始めていた。ところが、岡田氏の西洋音楽史の新書が売れていることを知り、
出版社と相談して20世紀音楽史の本へと路線を変更。誰でも知っているマーラー、
さらに、興味を持ち始めたシュニトケやグバイドゥリーナなどの一般的情報で前後
を書き足してできあがったごった煮状態の本と想像する(音楽史上ヒンデミットの
オペラをやたら詳しく書く意味は薄い)。

音楽史的な流れを説明するのに苦労したようで、特に戦後の60年代〜70年代の前衛
の停滞と戦前派、折衷派の共存、80年代以降のポストモダンとIRCAM、東欧系前衛
の活躍、90年以降のスペクトル楽派の興隆といった流れや、戦前で言えば新ウィー
ン楽派と新古典主義の色分け、20世紀において重要な地位を占めるアメリカ楽壇の
ほぼ無視や、パリのミュージック・コンクレートの祖ピエール・アンリの完全無視、
ブライアン・イーノ、デヴィット・ボウイといったロックからの影響の無視など、
20世紀の芸術史を語る上で物足りない。

また個別の曲の解説は総じておおざっぱすぎて、多用される「わかる」とか「わか
らない」という単純な尺度は芸術の専門家らしからぬ感がある。シュトックハウ
ゼン、ブーレーズ、ノーノ、クセナキスといった「わかりにくい」作曲家の作品解
説はグリフィス著の「現代音楽小史」と比べて、この程度?といった感じ。もち
ろん日本の作曲家もまったくないあたり、筆者が毛嫌いしているだけでは??

より本格的な20世紀音楽史を総括した解説書がいずれ、誰かの手(長木、片山ら?)
により登場することを期待したい。




20代、自分に自信をつける心理学―明日からのあなたを変える“強い自分”のつくり方 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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 国分氏はインテリながら苦労人だと私は感じています。その苦労
がにじみ出ている分、非常に説得力をもった内容が多くあります。
知識と経験の融合が説得力を増す事を、文面から感じる事ができる。
そんな楽しみ方もこの本では味わえます。
 ただ☆4になっているのが、私が一番感銘した部分がタイトルの
部分だったのですが、それが皆さんに必ず当てはまる事などありえない
からです。重要なエッセンスが多数語られているので、それがHIT
する人とそうでもない人に分かれるだろう為、あえて☆を一つ減らし
ました。文章も難しくないので、一読する方がこのレビューを読む
より必ず為になると個人的に思います。




20代からの「生きるヒント」―男について、女について (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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20代からの気のきいた「マナー」がわかる本 (王様文庫)
販売元: 三笠書房

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