戻る

前ページ   次ページ

和書 492410 (393)



中国ビジネス とんでも事件簿 (PHP新書 542)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

前半はビジネスマンの珍妙な三流事件を切り口に話題を提供しており、話のとっかかりとしてはユニークでおもしろいですね。
後半からは、ビジネス上の契約などといった法的案件について、中国と日本の文化の違いにより解釈や取扱いが異なることを事例と共に力説しています。
専門的な法的解釈や説明が入り、幾分難しさやとっつきにくさを感じるところがあります。
近隣国で距離は近くても、歴史ある大陸の多民族国家と島国の単一国家の根回し的な考え方の相違が顕著だということです。
現在、日本は契約の取り交わしに対して甘いように思いますし、競争社会の中で契約成立よりも先に巨大市場に立つことを優先しているようなきらいがあるようです。
そういった慣習に一石を投じたものとして読んでいくと関心が増すことでしょう。
新書なので、詳しい論述展開はありませんが、各所のエッセンスを読み砕くことで十分役に立つ内容だと思います。
ただ、著者が日中を補間するニッチな弁護士だと言わんばかりの宣伝も入っているようにも感じますが、今後とも中国市場を見据えた場合、そういった方々の協力なしでは済まされないように思いますし、日中間の問題解決のため大いに活躍していただけることを期待しています。




ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書 543)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ハイエクの生涯、その徹底した自由主義的主張、現在でも語り草となっている経済学の重鎮、ケインズとの論争まで詳細に記しているのは非常によい。全体としては非常に良書だと思うのだが、これほどまでに現代日本社会で『格差の拡大』が騒がれているときに、あろうことか池田氏は本書の中で『もし格差が広がっているのだとしても、一体どうしろというのだろうか』とまさかのブン投げ宣言をしている。これは非常によろしくない、と一個人の視点から思う。知識のある人間が困っている人間に対して『どうしようも出来ない』と言うのでは、一体なんのために学者になったのかわからないではないか。自ら得た知識で貧困にあえぐ人々を何とかしようと思わないのか? というわけで星は三つとしておく。現在日本で進行する新自由主義を批判的に見るための視点を養うもよし、単にハイエクに対しての理解を深めるために読むのもよし、と言う風に突き放して読めるならいいが、池田氏の主張が出すぎているのはやはりマイナスポイントであろう。




ひらめきの導火線 (PHP新書 544)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ある時、茂木氏の生トークを聞く機会があり、大きなテーマのひとつが「ひらめき」。
観客への説明、質疑応答で茂木氏が何度か強調し、僕の印象に強く残っているいくつかの表現が、この本にありました。
 「ひらめきを生む力は、(誰でも)鍛えることができる」
 「どんなに小さくても、そのひらめきを重ねていけば、大きな成果を得られる」
 「みつかるまで探すことには意味がある、わかるまで探す」
疑問やテーマに貴賎も大小もなく、自分なりに常に考え続けること、それこそが誰にとってもひらめきを生む源になると。
それは精神論や根性論ではなく、脳科学から正当であるとのことですが、
前頭前野の高次脳機能活動と側頭葉の短期・中期記憶“在庫”との関係など抜きにして、
皆さんにも、あることをずっと悩み考え続けていると何かの拍子に“はっと気付いた”、そんな経験がありませんか? 
もし、まだその体験がなければ、この本を読んでチャレンジしてみましょう。
但し、条件があります。基礎的な勉強・知識は必要です。それをスキップしてはいけません。
ノーベル化学賞を受賞した下村教授も同じことをコメントしていましたね。

この本は、自分のような普通な(=非凡でない)人間でも、考え続ければ何かひらめくということを確信させてくれました。




建築家は住宅で何を考えているのか (PHP新書 545) (PHP新書 545) (PHP新書 545)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

現代建築家の建てた住宅建築集の本。カラー面が多く、たくさんの写真を収容している。建築コレクション本というと、よくて数千円、万を超えるものも珍しくないのに、新書とはいえ、よくぞ1000円台前半で収めたという感じ。個人的に住むのはどうかと聞かれると「うーん」という感じだが、どの家も見る分には十分に美しい。とりわけラインの優美さに惹かれる。一番最初に出てくる著者・難波和彦の「箱の家」は、吹き抜けと深い庇を大胆に生かした直線がいい。ほかに紹介されている中で小さい家が良かった。部屋を小分けにしてあえて小ささを強調した家など、小ささを隠すのではなく積極的に楽しもうとする建築家のセンスが光る。そんな中で安藤忠雄の「住吉の長屋」はやはりいい。

装丁はあえてPHPの定形を破っているが、定形よりも美しい。ある程度、住宅建築のトレンドも知ることができた。「建築ってデザイン」と、感じさせてくれる一冊。




本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書では、モノ(ある対象があって、それが五感のすべてで捉えられる、
という定義)から日本の問題を議論をされています。

また、温暖化対策への1兆円の無駄遣いや、
京都議定書や環境問題への指摘も多くあり、
極端な左右に分かれた主張が多い中では、
モノ(モノからデータに置き換えた)ニュートラルに捉えていると思います。

モノからみた「ものの見方」として、
・人類史を、エネルギーと水争奪史と捉える
・少子化はいいこと
・食料自給率は、生産額ベースでは70%、40%はカロリーベース

斬新な議論がたくさんありました。

さいごに、本質を見抜く力を今日から持つことはできないかもしれません。
しかし、毎日の中で、
ニュースは(誰かの)意思を反映した一方的な報道かもしれない、
一般常識こそ疑うべきかもしれない。
こんなことを、心の片隅に持っているだけでも
ずいぶんと違ったものの見方・発想ができるのだ、
ということを、本書を通じて感じました。




ナンバー2が会社をダメにする (PHP新書 547) (PHP新書 547)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)



 権威主義に走ってしまうと企業は暴走します。ナンバー2がナンバー1の
考え方を常識ある所に修正しないと、権威主義に企業が走ってしまい、考え
られない行動を取ってしまいます。
 事故米を食用と使用してしまったり、中国産のウナギを国産として使用して
しまいます。
 権威主義が高まってくるとマキャベリズムに走ってしまい、まさしく「営業利益
拡大のためには、多少の規則違反なら実行してしまう」「工程の効率化のため
には、保安基準に違反しても良い」という傾向になってしまいます。
 残業をおこなっても残業代をつけていない企業の方に是非読んでもらいたい
一冊です。




戦国合戦・15のウラ物語 (PHP新書 548) (PHP新書 548)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ユダヤ人に学ぶ危機管理 (PHP新書 549) (PHP新書 549)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ユダヤ民族の歴史的な足取りを概括した上で、イスラエルにおける危機管理の実態を写真を交えながら解説する。後半は事実の羅列で単調ながら、イスラエル大使館で勤務経験のある筆者ならではのなかなか得られない情報も多くい。日本民族の「甘さ」を痛感する書である。




一九八八年日本経済の行方を読む (PHPビジネスカセット 13)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






一九八八年企業の技術戦略を読む (PHPビジネスカセット 14)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ