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和書 492412 (16)



813 (続) (新潮文庫―ルパン傑作集)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

いろんな意味でルパン観の変わった作品。
ルパンは「世界のルパン」である前に
「フランスのルパン」だったんですね。
ドイツ皇帝を手玉にとり、領土奪還の夢を語るルパンをみて
当時のフランス人は手を叩いて喜んだのでしょうか?
第一次大戦前の不穏な国際情勢の一端がうかがえます。
仏独の仲の悪さは昔からのことですけど。

堀口大学が訳しているのには驚きました。
彼も相当なルパン好きだったと見えます。
なんだか親近感が湧きますね。




86分署物語 名探偵退場 (BIG BOOKS)
販売元: 青樹社

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’89〈上〉 (河出文庫―橋本治コレクション)
販売元: 河出書房新社

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この「89」と言う本は橋本治の最高傑作だと思います。

そりゃあ、最高傑作は人によっては「貧乏は正しい!」かもしれませんし「桃尻娘」かもしれませんし「源氏物語」かもしれませんが、
この「89」が最高傑作だと思うのは、この本の背景に流れる時代、と言うものだと思います

つまり、1989年と言う年は昭和天皇が死んで日本が確実に、大きく変わっていく、そういう年だったんですね
「天皇なんて関係ないや」って言う人がいるけど、89年には手塚治虫も死ぬ。
「漫画なんて関係ないや」って言う人がいるけど、89年には美空ひばりも死ぬ

日本の天皇と歌謡曲の女王と漫画の神様が死に、若い女性のシンボルだった中森明菜は腕を切り、若者のヒーロー的存在だった松田優作も死に、日本の経営のシンボル的な松下幸之助も死に、消費税が導入され、

総理大臣が1年の間に3人もつとめ、自民党が選挙に負け、女の時代ともいうべきマドンナ旋風が起こり、宮崎駿が幼女を4人殺して逮捕され、ベルリンの壁が崩壊し、バブルがはじける

そういう「ひとつの時代の終わり」と言う時に最高の知性を持つ橋本治は何を考えたのか。未来をどのように見ていたのか。一つ一つの出来事の意味と今後を的確に表現してくれている。この本に書かれた文章は現代でも十分通じる内容です。

橋本治はあとがきでこう書いています「この本がどういう本かという事を一言で言うと、『これから先、政治家になろうとする人間がいるんだったら、ここに書いてあることを全部分かって、その上で‘自分が何をするべきか‘がはっきり分かっている人間じゃなきゃ嫌だ!』と言うことを要求する本です」

橋本治の考えを短い文章たちの総まとめで書かれており、読むと頭が何倍か良くなると思います




’89〈下〉 (河出文庫―橋本治コレクション)
販売元: 河出書房新社

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90くんところがったあの頃 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 ほんと90年代は、リアルタイムでした。思い出深いないようでした。




90年代世界はどう動くか (PHPビジネスカセット 40)
販売元: PHP研究所

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99%の誘拐 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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いいですねー。コンピュータ関係を駆使したハイテク誘拐。けっこう前の内容ながら、こういったハイテク機器に関しては、さほど古さを感じさせないです。ハイテク攻撃にあたふたしている警察どもの姿が笑える。権力を打ち負かす主役に乾杯ですよ♪ 親父の無念を胸に刻み込んで・・という浪花節のスタイルがかっこいいですな。やはり犯罪するなら明晰な頭脳は必要ということです。凡人じゃ一発でお縄ですから。




99%の誘拐 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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息をつく間もなくストーリーが展開。
かつて誘拐の被害者だった自分と自分を助けるために
夢を失ってしまった父の無念をはらすため、
主人公はたった一人で、被害者に接触することなしに誘拐を成功させ、
身代金として10億円のダイヤの原石を手に入れる。
しかし、そこにはどろどろした感情や葛藤などの心理描写はまったくなく、
スマート(悪く言えばまったく現実感なく)、かつ、スピーディーに
ひたすら軽く話しは展開します。
感動や感激はないけれど娯楽小説としてはすばらしい。




9巻 忍法聖千姫 山田風太郎忍法帖短編全集 (全12巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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『Y十M』でもファンの目を喜ばせている山風屈指のヒロイン・千姫。
『くノ一忍法帖』のその後にあたる本書では、妖しい美貌を誇る魔女として再登場します。その丁寧に描きこまれた美貌と「お千の知ったことではない、勝手に死ね」と言い放つ高慢さ。そしてその妖艶さの虜となる男たちの倒錯ぶりが見物です。

はじめは理解に苦しむ男たちの行動も、ページをめくるたび違和感がなくなっていき、最後のほうでは自分も姫に悩殺されたいと思わせる山田風太郎の筆致。これこそこの作品最大の「妖しさ」かもしれません。




A2Z (講談社文庫)
販売元: 講談社

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山田詠美の文章が好きで、気づくと夢中になっていつも一気に読んでしまう。
この作品も「詠美節」が全開。
彼女の作品が好きな自分は読んでいて気持ち良かったけれど
同時に少し物足りない気もした。
主人公と夫との関係、恋人との関係、
面白いし納得できる部分もあったけれど、
はたしてここまでシンプルにいくものだろうかと
ちょっと疑問も持ってしまった。



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