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和書 492412 (115)



おらんだ左近 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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おれたちと大砲 (上) (大活字本シリーズ)
販売元: 埼玉福祉会

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おれたちと大砲 (下) (大活字本シリーズ)
販売元: 埼玉福祉会

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おれたちと大砲 (中) (大活字本シリーズ)
販売元: 埼玉福祉会

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おれたちと大砲 (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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おれたちはブルースしか歌わない (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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おれたちはブルースしか歌わない (講談社文庫)
販売元: 講談社

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おれに関する噂 (新潮文庫 つ 4-5)
販売元: 新潮社

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収録作は以下の通り。「蝶」、「おれに関する噂」、「養豚の実際」、「熊の木本線」、「怪奇たたみ男」、「だばだば杉」、「幸福の限界」、「YAH!」、「講演旅行」、「通いの軍隊」、「心臓に悪い」。

タイトル作は突然マスコミが「俺」に関するニュースを流し始めるという話で、マスコミが映し出す実像と虚像を強烈に皮肉って秀逸。「怪奇たたみ男」は、ネズミ男のような題名だが、顔面が畳になってしまった男の悲喜劇を描き哄笑を誘う。「だばだば杉」は家のなかに置くと淫夢を見るという杉を、実際に家に置いた夫婦を巡って起こるブラック・コメディ。「講演旅行」は地方で講演を始めた作家が何時まで経っても東京に戻れない不条理を描いたもので、「城」を思わせるが、作者の実体験も混じっているのかもしれない。「心臓に悪い」は心臓が悪い主人公が、その治療薬を求めて(心臓が悪いのに)アクション・スター並みの活劇を繰り広げるという爆笑談。

そして、ハイライトは「熊の木本線」である。ある地方に行った主人公が地元の人に誘われ宴会に出る。宴席では地元の人がその地の民謡を唄うのだが、何故かわざと歌詞を間違える。調子に乗った主人公も見よう見真似で唄うのだが、何と"正しい歌詞"で唄ってしまうのだ。その民謡に秘められた謎とは...。ナンセンスの極地なのだが、底知れぬ恐怖をも感じさせる傑作で、作者の短編でも一、二を争う出来栄えだと思う。

最近、書店へ行って筒井の本を探しても「自選ホラー傑作選」、「自選ドタバタ傑作選」等しか見つからない(後は「富豪刑事」か)。本作のような、初期・中期の傑作短編集を書棚に並べていて欲しいと思うのは私一人だろうか。




おれの敵がそこにいる (廣済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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おれの死体を探せ (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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