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和書 492412 (121)



お伽草子 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 おなじみの話も多いが、中にはかなり強烈な、子どもには読ませられないような話もあって驚く。
「文正草子」
「鉢かづき」
「物くさ太郎」
「蛤の草紙」
「梵天国」
「さいき」
「浦島太郎」

「酒呑童子」頼光と綱は平然と人の血を飲み、人の肉を食う。「片腕を落とされ、腿の肉をそがれた年の頃十七、八の姫君が、死ぬこともできず息も絶えだえに苦しんでいた」とは、当時の読者にはずいぶん強烈な表現では。
「福冨長者物語」
「あきみち」
「熊野の御本地のそうし」

「三人法師」人を殺されたり、殺したりしたことより、家族を捨てて出家することが上位に置かれている。
「秋夜長物語」美しい稚児に懸想するのが当然のこととして描かれている。




お伽草紙 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 「盲人独笑」がおすすめだ。何がいいと言って、挿入された歌がいい。
 「上もなき 仏の御名をとなえつつ 地獄の種ぞまかぬ日ぞなき」。
 この作品のあとがきのようなところで太宰は、これは、葛原勾当の日記を借りて創作した、ある一時期の自分の姿だ、と書いている。ある一時期とは、いつのことだろうか。
 太宰とキリスト教とのかかわりは、深い。そこで今挙げた歌の「仏」は、キリスト教の「神」に読みかえられないだろうか。そう私は考えた。
 福永収佑氏は『太宰治論―キリスト教と愛と義と』のなかで、太宰はその友人に、「僕はキリストを見た!」と語ったことを紹介している。太宰は、キリストをその目で確かに見た。すると彼の「目から、うろこのようなものが落ち」た。回心したパウロのように。ある一時期の太宰の姿、とはつまり、キリストを見る前の、ある一時期を指すのではないか。太宰はキリストを見る前の自分を「盲人」にたとえたのではないか。――んにゃわきゃ、ないか。 
 




お伽草紙・新釈諸国噺 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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・瘤取り
・浦島さん
・カチカチ山
・舌切雀

本書のベストセリフ

「処女の怒りは辛辣である。殊にも醜悪な魯鈍なものに対しては容赦が無い。」

自分自身は女にモテモテだった太宰だが、
愚鈍なおっさんを善、
綺麗な処女を悪として描いたこんな傑作もあるのだよ。
太宰ファンには若い女が多いと思うが、
おっさんが読んでも感情移入出来る普遍性のある優れた文学が太宰治である。
教科書に載ってる「走れメロス」は精神状態が健全な時に書いた駄作である。
太宰文学は、皮肉やギャグが筒井康隆に似ていると思います。





お伽草紙・新釈諸国噺
販売元: 講談社

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お兄さんは生徒会長様 (FUDGEノベルズ)
販売元: オークラ出版

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お兄さんは生徒会長様 (角川ルビー文庫)
販売元: 角川書店

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私が斑鳩サハラ先生の小説を初めて購入したのがこの作品です。
この作品で、先生の作品にはまりました。
あれからもう10年経とうとしてます。
どこかもどかしくて、でもちょっとうらやましいなぁって思う恋愛です。




お前の名は地獄 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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お前の名は地獄 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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お前の母ちゃんBitch! 【コミックセット】
販売元: 竹書房

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お医者さん―医者と医療のあいだ (中公新書 208)
販売元: 中央公論新社

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